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復活の「S」記念 トッピングで「全部」と言ってみたつけめん [ニッポン料理]
皆様こんにちは
新庄でございます。
今日のタイトルからもお分かりいただけるように新庄ついに完全復活いたしました
これからも皆様に喜んでいただける記事をバリバリ書いていこうと思っておりますので今後とも是非ヨロシクお願い致します
そんなわけで今日ご紹介するのはこちら「つけめん」です
まぁ今回は自作料理ではないんですけどね(笑)
新庄にとって一度はやってみたかった「このメニューにできるトッピング全部乗せて下さい」とか言って作ってもらったのがこれです
しかもご丁寧にこれをもってきた時に何をトッピングしてくれているのか全部説明してくれました
愛想はそんなに良くないですが、気配りできるので中々この定員さんはポイントが高いです。
あ、ちなみに大盛りもトッピングの一種とみなしてくれたようで大盛りにしてくれてました(笑)
比較対象物がないので分かりにくいかもしれませんがこのどんぶりかなり大きく、結構な量でしたがスープを割るお出汁もつかいきってめでたく完食ご馳走様でした
いやむしろ
「ごっっつぁぁあん」
で、何でこんなことしたのかと言うとことの経緯は昨日、仕事から帰ってきたときの事、折角元気になったから何かこう、「ぱぁっ」と食べに行こうという思い付きが始まりでした。
時間は日付変更してしまっておりいける場所は限られていましたが、私も嫁もラーメンが好きなので二人で近所のラーメン屋さんに行ってきました。
そこで今まで何度も通っているのに気が付かなかったのですがつけめんと言うメニューを発見したのです
すると専用のトッピングが4種類だけと他のラーメンに比べ少なく「これならアノセリフが言えるんじゃないか?」という事で言ってみました。
「つけめんを一つ、トッピング全部乗せて下さい」
もちろん最高の笑顔だと思える顔で、優しげな口調ながらもさも普通の事を言いましたよ的に店員さんに言ってみました。
すると店員さもさも当たり前の事を繰り返すように
「はい、つけめんトッピング全部」
とても無愛想でこちらに目もあわそうとしないその姿勢は全くの普段どおり
逆にこっちがこれ全部って頼むヤツ多いメニューなのか寧ろトッピング全部載せて完成する料理なのかと驚かされました(笑)
そして出てきたのがこれ、魚介系の濃厚なスープに油で炒めたのかさっと揚げたのかされたネギがトッピングにより増やされた美味しいスープ。
え?っていう量のメンマ、写真だと海苔で見えないですが丼の3分の1を覆うチャーシュー、普通のだと半分しか乗っていない味玉が4倍乗ったつけめんです
もちろん美味しかったですよ
スープも飲めるようにと割る用の出汁もくれたのが嬉しいところ、値段が1,5倍ぐらいになってしまいましたがまぁ満足度を考えるなら妥当なところでしょう。
あ、トッピングなのか基本セットなのかご飯ももらいました(笑)
さて、そんなわけでここからは復活しましたので雑学のコーナーに入りたいと思います今日の雑学はまぁ言うまでもなくつけめんについてです
つけめん、またはつけ麺とは、ざる蕎麦やざるうどんのように麺をつゆにつけて食べるスタイルの麺類で、中華麺を使うことから主にラーメンの一種として扱われる日本発祥の麺料理です。
つまり久々登場ニッポン料理ですね
お店によってはつけそばとか、ザルラーメンなんて名前のお店もありますし、つけめんの専門店という所もあります。
これの登場は極最近で1955年「東池袋大勝軒」 と言うお店で生まれました。
営業で残ってしまった麺を、スープと醤油を湯のみ茶碗に入れ浸して食していた賄食がベースと言われております。
商品化に際し様々な試行錯誤の後、冷やし中華の甘酸っぱさを参考に酢と砂糖でスープを調味し、麺の量は見栄え良くするためラーメンの3割増しにして、メニューの一品「もりそば」として完成させたものが初代つけめんとも言えるものです。
汁別盛りの冷やし中華のようなもので今多く普及しているものとは少し違いますがこれをきっかけとして1970年代後半にはつけ麺ブームが発生し、呼称として「つけめん」「もりそば」「つけそば」のほかに、「中華盛り」などと言う名前でも呼ばれました。
今のような「太麺」「魚介ベース」「濃厚つけだれ」などの特徴を持ったつけめんはなんと2000年になってから登場します。
こちらのタイプのつけめんの初代は埼玉に本店のある「頑者」とかいて「がんじゃ」と言うお店でネットで調べるとサイトが直ぐ見つかるぐらいの有名店です。
このお店が出したつけ面の特徴こそが「太麺」「魚介ベース」「濃厚つけだれ」であり「濃厚魚介豚骨系」と呼ばれるものの走りです。
またコレが一般化してきて王道とも言われるようになると変化球で勝負するお店が現れ、エスニック風のカレー風味、トマトや乳製品を使ったイタリアン風、原点回帰した鶏がら塩ベースや味噌ベースなどのメニューが生み出され、味の多様化が進みました。
ちなみにこれなんと2010年までは中華麺の食べ方の一つというかラーメンの食べ方の一つのブームとして扱われていたのですが
「つけめんはつけめんと言うひとつの料理だ」
と確立するために取材・調査・データ分析を行ったある場所によって一つの確立された料理となりました。
そのとある場所とは新横浜ラーメン博物館です。新庄地元大好きなハマッ子なんでここぞとばかりに宣伝します(笑)
もちろんここには先程触れた「頑者」様の支店も入っており元祖の味を味わうことが出来るようになっており増すので是非一度足を運んでみて下さい
つけめんにはいまだこれが欠かせないという具が決まっておらず、食べ方こそに定義があるのでこれからまだまだ多様化が進むことでしょう。新しい王道となるつけめん開発で一山当てるというのもロマンがあっていいですね(笑)
最後に最近の恒例のアレをやって終わります。
面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。
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新庄純次でした。
コレはサラダなのか?それともパスタ料理なのか? [ニッポン料理]
皆様こんにちは
新庄でございます。
本日のお昼ごはんがコレだったのですが、世間一般でこれはサラダと言う扱いになるのでしょうか?でもメインはスパゲッティで炭水化物主体と思えばパスタ料理になるのでしょうか?
量もあるのでコレ単体でお昼ご飯としましたが謎な所です
過去の記事
で、ご紹介したマカロニサラダはきっちりサラダとして分類されている訳ですがスパゲッティ料理のソースの一種と言われたらそうとも取れますし……悩んだ挙句、カテゴリーは自作料理にとりあえず入れておきました(笑)
あ、そういえばまだ料理名を言っていなかったですね今日の写真はスパサラです。はごろもフーズさんの商品でこんなのがあるのでサラスパかな……
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①スパゲッティを塩を多めに使って茹でる
②きゅうりとタマネギをスライスする
③茹で上がったスパゲッティーを水に晒して常温にする
ちょっと伸び気味になるのを防ぐためにアルデンテより更に速くお湯から出しましょう。
④水をしっかりと切ったスパゲッティーと②を加えて、マヨネーズ・塩・黒胡椒・からしで味と香りをつける。
⑤皿に盛り付けてかにかまぼこをほぐしたものを乗せて完成
お手軽さはかなりのものですがまぁサラダ作るにしてはめんどくさいほうかもしれません。本来ならニンジンを入れてしまえばかにかまぼこで赤い色を足す必要もないのですがないものは仕方ありませんのでこんなことしてみました(笑)
この料理に関してはっきりといえるのはパスタサラダの一種だという事ですね そんな訳で今日の雑学はパスタサラダについてです
もちろん以前に紹介した「マカロニサラダ」もこのパスタサラダお仲間です。まぁのスパゲッティで作ったかマカロニで作ったかの差しかないので当たり前と言えば当たり前ですね
パスタサラダと言う料理は、その名の通りパスタを使って作るサラダの事です。基本は茹で上がったパスタに酢と油、もしくはマヨネーズベースのドレッシングなどで味付けされ冷たいオードブルをいただくのが基本ですが、メインディッシュとして温かいものを食べることもあります。
扱いすら場合によるので、使われる材料は、地域、レストラン、季節や好みによって幅広く、冷たいマカロニをマヨネーズと和えただけのシンプルな正にアメリカンなマカロニサラダから、複数種類のパスタをヴィネグレットソースと混ぜたイタリアンなものもあります。
作りたてを美味しくそのままいただくものばかりでなく、塩や素を利かせた保存食にするためのものもあり、調理に使う材料はもちろんその調味料まで多種多様です。
素材には、野菜類はもちろん、豆などの穀類、チーズ、ナッツ、ハーブ、スパイス、肉、魚介等本当に多様な食材を使いあわせ方も様々。
北アメリカを発祥の料理とするマカロニサラダではブロッコリー、ニンジン、ベビーコーン、キューカンバなどがよく使われますが、イタリアではブラックオリーブ、玉ねぎ、チーズを使ったメインディッシュにするものが主流のようです
基本としてパスタサラダは、季節のオードブルとして春から夏の料理として使われ暖かい時に主に食べるものともともとは捉えられていたそうですが、マカロニサラダの普及と共に1年中食べられるようになったんだそうです。
ではパスタの一種でもあるスパゲッティを使うのはどうなのかと言うと……日本以外では写真のようにパスタサラダとして使うのはメジャーではないです
そう、久しぶりに使うアノ単語「ニッポン料理」の出番ですね(笑)
日本で作られるこのスパゲッティサラダには短めのスパゲッティを使う事が多いです。例えば先程紹介したはごろもフーズさんの最初から短くサラダに使うように作られている「サラスパ」見たいなものですね。
こうなっていった理由は長いままのスパゲッティだとサラダとして食べにくいからとそうなったようで、つまりコイツはパスタ料理としては扱われておらず、サラダの一種とされているという事がこの事から分かります
そう、こいつはメインディッシュなんかじゃなかったのです
あ、もしかして殆どの人はそう思っていました?
でもそれを言っちゃ御仕舞いです 私はコレメインディッシュにもなるものだと本気で思っていましたから
皆様、特にお若い方自分はこう思っていたけどコレってこういう料理だったのかと将来知ることもきっとあるので私を笑った方、他人事と思っていると同じ思いをするかもしれませんよ?
最後に最近の恒例のアレをやって今日は終わります。
面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。
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押すだけで新庄の応援が出来る簡単な応援です(笑)これからも大食感をよろしくお願い致します
そして、なんと皆様の応援もあり只今、こちらの人気ブログランキング様の料理(全般)ランキングで5位をキープさせていただいております これからもよろしくお願い致します。
新庄純次でした。
ナポリたんって書くと印象が違いますよね [ニッポン料理]
皆様こんにちは
新庄でございます。
4日に続いて昨日もまたブログの更新が出来ませんでした 楽しみに見てくださっている方には申し訳なかったです
ところで夏風邪ってバカがひくらしいですよ。誰の事とは申しませんが、どうも湿気と暑さに耐えかねてエアコンつけっぱなしで寝てイッパツで夏風邪をひくものもおりましたので皆様もお気をつけ下さい……
さて、気を取り直していきましょう本日のお料理はスパゲッティなのにイタリアンじゃ内この一品、洋食の定番、ザ・ニッポン料理ことスパゲッティーナポリタンです
先ずは作り方
①スパゲッティーを柔らかめに茹でてバターと和えて温かいままさらに移してラップをする。
こうすることでナポリタンの特徴であるアノ麺を再現します。別に良い、普通のスパゲッティーが良い。と言う方はまだ茹でないで下さい。
②ソーセージを一口大、タマネギをスライス、トマトをダイスカットにする
③塩、胡椒、ケチャップで②を味付けして炒める
普通の固さのスパゲッティーをお望みの方はこの辺でスパゲッティーを茹でましょう。
④炒めているものにスパゲッティーを加えてトマトケチャップを更に加えて味付けする
⑤皿に盛って粉チーズとパセリをかけて完成
当家のナポリタンは嫁の好き嫌いのせいでピーマンが入っておりません。入れる際は②の工程の時に加えて下さい。色合い的にも本来なら入れたいところです。
新庄はナポリタンあんまり好きじゃないので基本当家ではナポリタンは嫁が作る料理です。しかし今回はとある会話をしたことが切欠でブログに乗せるために作らせていただきました(笑)
どんな会話かと言うと
新庄 「明日何食べる?」
嫁 「パスタがいい」
新庄 「味付けは和風?トマト系?クリーム系?」
嫁 「……ナポリ、タン」
新庄 「その言い方だと「ナポリタン」って言う萌えキャラみたいだな」
と、こんな会話をしまして嫁がこんなものまで落書きしてくれました。
さて、当然雑学も「ナポリタン」についてです。
ナポリタンと言う料理は、スパゲッティを柔らかくしてタマネギ、ピーマン等と共にケチャップで炒めた、日本独自の料理です。
ナポリタンの由来は実は諸説ありますが一番有名なのは二つです。
一つはかつてナポリの屋台で出されていたというパスタ料理を日本の洋食料理人が再現したものが、昭和30年頃(アメリカのカリフォルニアにディズニーランドが開園したぐらい)の米以外を食べるのを推進する政府の動きで焼きうどんの調理スタイルを取り入れて大衆化した、と言うもの。
もう一つは同じぐらいの時期に日本に来て生活を始めたイタリア人がどうしてもポモドーロパスタを食べたかったけれども、自身が料理なんて出来なかったので見た目だけでもそれっぽくしようとしてケチャップのみでソースを作ったと言う説があります。
正直どっちもどっちですね前者の方が学術的に認められていて後者の方がうわさと言う形で広がっているようですが普通のスパゲッティーソースと比べ、敢えて変な調理法をしていると言うあたりなんともいえませんね……。
どの道ともかく、ナポリタンが広まったのはバブル期以前の昭和日本であった事は間違いないです。喫茶店、軽食堂、洋食屋さんでの外食などが流行ったこともあり、それらのお店でも広く提供されていた他、家庭的なおそうざいとしてだったりお弁当に添えてあったりで庶民の味として広まるのも早かったそうです。
ナポリタンの最大の特徴としてスパゲッティーの柔らかさがあげられます。そもそもやわらか目に茹でて湯を吸わせ、サラダ油で和えて冷蔵庫で一晩置く。と言うのが公式に作り方に乗っているのでアレは失敗した結果やソフト麺を使った場合、という訳ではなくそういう特徴なのです。
所謂「ねかせた」状態になっているスパゲッティーを客の注文が入ってからケチャップ、具とともにフライパンで炒めつつ再加熱するのがナポリタンの作り方であり、速さはもちろんの事出来上がりが大体同じ味になるという特徴もあります。だってソースじゃなくて味付けは塩胡椒とケチャップなのですから
それと前者の日本人洋食屋さん開発説と共にナポリタンに関して次のようにも言われている事があります。
麺を茹でおいてから再加熱する調理法は、イタリア移民が少ない地域では世界的に行われていることを指摘した上で、提供までの時間短縮の目的であると言う主張です。
しかし本当にナポリの屋台の味を再現したと言うならば、アノ安っぽい味柔らかなパスタの食感とケチャップの味をそのまま味わいたいと言う方が作ったらしいのでそうとも言えない所もあります。
なお後者の場合はこんな事も言われています。
パスタをフライパンに入れてソースとからめ味が広がるようにするのはパスタ調理では一般的なプロセスであって、ナポリタン特有のものではないが、ナポリタンの場合は汁気があるようなソースを使うのではなくて使うのはケチャップ、トマトの水分ぐらいしかないのでここにスパゲッティーの茹で汁を最初は加えて伸ばそうとしていた、そのせいで麺がゆですぎて伸びた状態になったのではないか?と言われています。
どっちにしろちゃんとした料理じゃないんじゃないか?とどっちの説においても言われているって事ですね。なんだかかわいそうになってきました
ちなみにイタリアの港町ナポリにもナポリタンソースと呼ばれるものは存在します。それを絡めたパスタ料理でスパゲティに絡めたものをスパゲティ・アッラ・ナポレターナと呼び、フランス、スイス、ドイツにもほぼ同名の料理があるのです。
しかしこっちのナポリタンソースは、ニンニクの香りを移したオリーブ油であるガーリックオイルを使い、トマトとバジルを煮込み裏ごししたソースをスパゲッティに絡めた料理です。まぁ一般的な「トマトソース」または「ポモドーロソース」という名で呼ばれるモノに分類され、日本のナポリタンとは見た目も味も全く異なります。
なので名前は似ている、と言うか同じなのですがスパゲッティ・アッラ・ナポレターナと日本のナポリタンは全く別系統のものといえます。
ニッポンノ・ナポリターンって書くとイタリア料理みたいですがコレはれっきとした洋食でつまりニッポン料理です。私はあまり好きではないのですが本格イタリアンが流行っても、スパゲッティーが美味しく食べられるのはアルデンテと知れ渡ってもコレまでなくなることなく生き残ってきた料理で人気もあるのでたまには作ってやってみて下さい。
ナポリたん応援してください。
新庄純次でした。
大人も大好きニッポン料理~オムライス~ [ニッポン料理]
皆様こんばんは
新庄でございます。
イヤーいつも見てくださっている方にはこんな時間になってしまってすみませんちょっと朝から色々合って遅れてしまいましたしかし内容だけは落とさないようにしっかりと書いておりますのでそっちはご期待下さい
そしてついにカテゴリーにニッポン料理のカテゴリを追加しました。オムライスを何に分類して良いか分からなかったものでこの際ついでにと言う感じです(笑)
オムライス以前のお料理も近いうちにはこの新カテゴリーに移動したいと思いますのでカテゴリーから探していた人はめんどくさいかもしれませんがご了承下さい
さて、今日のお料理の紹介ですが
もう既に言っちゃいましたね「オムライス」って(笑)
作り方は
① タマネギ・マッシュルーム・トマトをみじん切りにする
トマトはカットトマトの水に缶を使うと簡単です。汁も無駄にそんなにしません。
②鳥肉を3センチ角に切る
胸肉を使いましたが別に何でも構いません。
③フライパンにオリーブオイルを多めに敷いてたまねぎマッシュルーム鳥肉をまず炒める
④鳥肉に火が通ってきたらトマトを汁ごと投入。塩・胡椒・バジル・オレガノ・マジョラム・クミンで香りと味付け
ケチャップ味の単純なものの方が良い方は 塩・胡椒だけの方が良いかも知れません。
⑤トマトソースが出来たらご飯を投入してケチャップをお好みの量を入れて味を調整
⑥チキンライスが完成したらお皿に形を整えて盛る。
⑦卵を溶いて塩・粉チーズ・牛乳を加えて強火で20秒以内にでオムレツを作ります。
これ以上時間をかけると半熟卵じゃなくなりチキンライスの上にオムレツがのったものになってしまうのでご注意下さい。
⑧出来上がった超半熟オムレツをちょっと高めの位置から⑥の上に真ん中に来るように投下して落ちた瞬間広がるようにする
なれないとかなりの確立で失敗します。慣れても10回に1回ぐらいは失敗するので、必ず広いところで周りに人もいない、物も無い状態でやって下さい。
⑨ケチャップで飾り付けて完成
こうして書くと意外と手順が多いもんですね、作ってるとそんなに気にしてませんし時間も掛からないのですが意外なものです
④の工程のスパイスを入れるのがお家にない方もいると思いますのでこんなものをご紹介
ハウス 香りソルト イタリアンハーブミックス(53g) これ1本で イタリアンな食卓 ハーブ調味料... |
「煉瓦亭」のオムライスは、丁度1900年(明治33年パリで万国博覧会やオリンピックがあった年です)に溶き卵に白飯やピーマン、マッシュルームなどの具を混ぜて焼いて、忙しい厨房でも片手で食べられるように賄い料理として作られたのだと言います。
スプーンで食べる訳ですから別に卵で包んだり上からぶっ掛けたりするいつ用はない気もしますね。チャーハンの方が作るのも食べるのも簡単な気がします……。
メニューに載ったのはこれを食べているところをたまたま見たお客様が食べたいと言い出して、「ライスオムレツ」と名付けて出したのがは始まりなんだそうです。
現在もこのお店は営業しており、この「ライスオムレツ」は「元祖オムライス」という肩書きでメニューに残っているそうですが、あんまり皆が思い浮かべるオムレツっぽくは無いです。むしろチキンライスが具の卵焼きと言われたほうがしっくりくるようなものだそうです。もちろんみんなの想像通りの「オムライス」もちゃんとメニューにありますので機会があったら行ってみて下さい
それに対しまして「北極星」のオムライスは、チキンライス……と言うか引きにくをっ使ったケチャップライスを卵で包んだものでほぼ皆さんが想像するものです。
こちらの始まりは1925年(大正14年イタリアでムッソリーニが独裁宣言をした年)に白飯とオムレツを別々に頼んでいた、胃が弱い常連客を見ていた店主の「いつも同じものでは可哀そうだから」という思いから生まれたと言われています。
コレ夏っぽい料理だと私は思っていました [ニッポン料理]
皆様こんにちは
新庄でございます。
ここ二日間はお店の紹介と言う今までと違うスタイルの記事にしていたのですが、今までと同じぐらいの閲覧数で中々皆様にお楽しみいただけたようで正直ホッとしています
これからもたまにはあんな感じで良いお店にいけたらそのお店をご紹介させていただきますので楽しみにしていてください
そして今日はまたいつも通りの自作料理の写真と作り方、そして雑学を紹介する記事でございます。
正にこれぞシンジョースタイル(笑)まだ三ヶ月しかやってないのにいつもも何もないですね、調子に乗りました
気を取り直して写真のお料理のご紹介ですが見たまんまの「ソース焼きそば」です。
私今まで「ソース焼きそば」ってなんか夏っぽい料理だなぁと思っていたのですが普通の人にとってはどうでしょうかね
ソース焼きそばの作り方も一応乗せておきますと
①豚肉・モヤシとシメジを塩・胡椒・醤油で炒める
②余分な水分を捨て炒めたものを皿に移す
③油を多めにしいたフライパンに麺を入れ、酒をかけよく解す
④麺が解れて水分を吸ったら醤油とソース、少量のケチャップで味付けをします
⑤別の皿に移しておいた具と桜海老をフライパンに入れて混ぜ合わせて味を調整します
⑥完成
キャベツもニンジンもたまねぎも使ってないのは家になかったからです。なぜか焼きそばの材料を買ってきてもらったらこの具材だったのです。まぁ「普通は~」とかなんだかんだと言いつつもコレ充分美味しかったですけどね。むしろお酒飲みながらとかだとこっちの方が嬉しいかも(笑)
中々焼きそばを思い通りのソース味にするには腕が要りますし、味付けがめんどくさい人はこんなのを買うと粉末ソースと言う科学の恩恵万歳なコレ一つでソース焼きそばの味を再現できる素敵な粉がついてます。
マルちゃん 焼きそば 3人前 2個 |
【訳あり】ポールスタア 東村山 赤焼そばソース 200ml/ポールスタア/焼きそばソース/税抜1900円... |
日本人の国民食、ラーメン③ ふくだい ラーメンの具の考察 [ニッポン料理]
皆様こんにちは
一日空けて頭もすっきり切り替え完了した新庄でございます。
さて、結局一日先延ばしになってしまった三日連続ラーメンを食べる生活の最後を締めくくったラーメンを本日はご紹介します
王道な感じでしょう?そうこのラーメンは王道な感じを意識して作りました
スープは先日の失敗したときのものと全く同じ醤油、麺も太くもなく、細くもなく、縮れでもストレートでもない所謂普通の生麺、具もチャーシュー、メンマ、煮卵とよく使われるようなものだけをセレクトして作りました。
これぞ王道です 日本人の国民食ラーメン②で乗せたゲテモノとは違うのですゲテモノとは
今回はちゃんと美味しくできましたよもちろん まぁ王道的なものを作るなら作る私の腕以外に失敗する要因ないんですけどね
やはりスープが旨かったら旨いラーメンにはならないことが身に染みて分かるラーメンだけを晩飯に食べていた3日間でした、良い経験になったと言うものです。今後はしっかりと麺・スープ・具の3つの全ての質を気にして美味しいラーメンを作ろうと思います。トータルクオリティーなんとやらです
後スープを大量に作ってしまったときは誰かにおすそ分けをするか人が一杯来る時にやるかにしようと心に決めました。「ラーメン、コワイ」にならなくて良かったなぁ……
さてそれではラーメンの具の雑学に入っていきます。
地方によっても家庭によっても店によっても殆どばらばらで個性豊かなもので構成されるラーメンの具ですが、共通して言えることはラーメンに合うおいしいものが乗っているという事です。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、不味いものとか合わないものを乗せると全部不味くなるので重要です。辛いのがダメな人は幾らおいしいと言われても坦々麺を美味しく感じれないのです。例え具を全部避けたとしても辛味が残るのでいっそ最初から入れないでくれと言う人もいますでしょう。
私はナッツアレルギーを持っているので更に深刻です。ナッツオイルや炒ったナッツを隠し味に使っているラーメンで過去3回ほど死に掛けました。コレマジです
それでもラーメンを食べる変態な新庄ですが基本ラーメンのスープも自分で作ってやろうと決心したのはこんな事があるからで……
アレ?具の話しじゃなくなってましたね(笑)
まぁ一般的に殆どどこでも入っているもモノの方が100年の歴史の中で実証された旨いしラーメンに合うとされてきた具という事ができるでしょう。
筆頭はチャーシュー、次がメンマ、そして渦巻ナルトですかね。昔は良くノリとかほうれん草が乗っていたものなんですが最近入っていないものの方が多い気がします。
ネットで【ラーメンの具 考察】で検索すると実に約186,000件ものサイトがヒットします。私のブログも今日からその仲間入りです(笑)
結構哲学的に書いてあるものもありますが、この大食感では基本的に雑学ですからね。今回は新庄が考察したラーメンの具をいくつか書かせていただきます。
①チャーシュー
コレは外せませんね。もちろん物によっては乗せないラーメンもありますし、ベジタリアンの方には天敵でしょう。EVAの綾波レイさんの「にんにくラーメンチャーシュー抜き」とか記憶に残る一言ですね。え?そんなことない?……そうですか
まぁそれは置いておいて、ラーメンにはチャーシュー、と言われている割には殆どのお店で乗せられているあの肉は煮豚です。細かい違いは今度別記事で紹介しますが厳密に言うとチャーシュー麺を頼んでチャーシューが乗っているところはあまりありません。
では煮豚の方が会うのかと言うとそんな事はありません。手間と機材の問題です チャーシューはほんのりとした甘みとあの赤茶色がラーメンの味を引き立ててくれます。肉の味もしっかりしており余分な脂が落とされているところも魅力的。むしろラーメンの具だけで満足するのではなく単品で頼んでお酒のつまみにしたいですね
しかし基本的に表面を水飴や蜂蜜でコーティングするチャーシューはラーメンの具としてはイマイチ合わないと言う人もいるかもしれません。煮豚の方が万人に受け入れられやすいかもしれません。
エースパイロットしか乗れない高性能機よりも誰でも乗れる量産型を作ったほうが戦争は勝てるのだ!の原理ですね。
②メンマ
シナチクとも呼びます。まぁ知っていると思いますが原料はたけのこです。こちらもほんのりした甘みとラー油の辛味、ごま油の香りがラーメンを引き立てます。色合いは残念ながら良くないですが緑だったり真っ赤だったらちょっと美味しくなさそうかもしれませんし、この色で正解かもしれません。
先日の記事日本人の国民食ラーメン②で乗せたメンマ風に煮た孟宗竹も良いセン行ってたと思うのですがやはり柔らかさと大きさは大事なポイントのようです。
③マグロの角煮
コレはちょっと珍しいでしょう。三崎名物マグロラーメンと言うものがありましてそれを真似して作ったところ美味しかったです。ならば他の魚も、と煮たり焼いたり揚げたりして色々試したのですがイマイチ……。
強いて言うならカジキマグロの竜田和えはいけました。塩胡椒利かせた炙りサーモンも悪くはなかったですがラーメンの具じゃなくても……むしろお酒のつまみに…… と言う感じでした
④トマト
ちょっと王道から外して締めくくろうかと思います。美味しい分けないと思うでしょ?美味しくないんですよ(笑)十数年前に「入れたら彩りよくなるかなぁ」と思って塩・油して酸味と甘みを抑えた塩茹でトマトの角切りを載せてみたことがあるのですがまぁ合わない事合わない事
トマトラーメンとか販売されているものもありますが私としてはアレはラーメンではないです。伸びきったスープスパもどき、もしくはトマトスープに中華麺を入れたものです。
さて、ざっとこんな感じに紹介してみましたが具についての纏めです。
①酸味の強いもの、水気の多いものは合わない。「トマトは合わない、絶対にだ!」
②魚そのものはあまり合わない
③肉が合う
④野菜も合う
もちろん例外もありますが大体こんな感じでしょう。キムチとかを入れるのが好きな人もいますね。匂いの強いものや色が悪くてもそんなに食べたくなくなるものでもないので比較的具は何でも良い方の料理だとは思いますがどうせなら美味しいもので食べたいですよね。
一番なのは全部手作りして自分の好きなもののせることですね。手間でなければラーメンにはスープと麺だけ、具は自分でトッピングするように別皿に色々盛ると言うのが家族で食べる時に一番美味しい食べ方な気がします。
流石にスープはともかく麺を作れとは言いませんが日本人の国民食ラーメン是非手作りしてみてくださいませ
新庄純次でした。
日本人の国民食、ラーメン② [ニッポン料理]
皆様こんにちは大食感のマスコット「G」です。このブログを見てくれている皆様に先ずは最初にコレを言っておきたい
今回は料理に失敗しました申し訳ございません……。
という事ですが本当に情けない話なのですが「G」に免じて許してくださいちなみに出来上がったのがコレ
まぁコンセプトとしては普通ラーメンに使わない具を使ってラーメンを作る。スープがうまかったらなんでもうまいのかを検証する。と言うものだったのですが食べてびっくり、美味しくない不味くはなかったんですがね、美味しくも無いんですよね
何を具にしたのかと言うとインゲン、ソーセージ、孟宗竹のメンマ風に煮た物、ブナピーです。
中々ファンキーでしょう?(笑)もちろん全部食べましたよ?スープまでね
今回のスープは醤油にして醤油ラーメンにしました。麺は思い切って袋麺でやってみましたが……結果は上記したとおり
100年の歴史を持つラーメンの具に使われていない理由を体験させていただきました(苦笑)
結論ラーメンにとってスープも麺もどっちか美味しくなかったら台無し、具もラーメンを台無しにする恐れがある。以上です
今晩もラーメンです。今晩はスタンダードなヤツを作るので明日はご期待ください
という事で切り替えて、今日は昨日の予告どおりラーメンのスープの雑学のお話をさせていただきます。
基本的にラーメンのスープは主に別々に作られる3つの要素から成り立っています。
①ダシ
まずコレがスープの素となります。ダシは複数の素材から取ることが多く、日本で生まれたときの形、ラーメンの原点ともされる醤油ラーメンでは、鶏がらを基本に、野菜と削り節や煮干で味を整えたものが主流です。「昔風」を謳うラーメンも基本的に同様のダシを使用することが多く、鶏と乾燥干物と言う比較的さっぱりとした旨みを提供してくれます。
今では鶏ガラの他に、豚骨、牛骨、などの他の動物系のダシを使う事も多いですし、削り節や煮干以外にも昆布や干し貝柱などの海鮮系のダシなど様々な材料がダシの素材として使用されています。
もちろん使われる野菜も様々で、タマネギ、長ネギ、生姜、にんにくなどの甘みや匂いの強いもの以外にも人参や大根なども使われたりもします。後はうま味調味料とか化学調味料と呼ばれる類のやつですね。複数のダシをしっかりとまとめる時、味を整える時、大変に便利なので今では良く使われています。
豚骨をベースにしたとんこつラーメンは既にラーメンの1ジャンルとなっていますが、ほかに牛骨のみでダシを取っているところや、削り節・煮干し・あごなどの魚介のみをベースにするラーメン屋さんもあります。
一杯¥3,000もする超高いラーメンで動物性ダシに金華ハムやガラじゃなくて丸ごとアヒル一羽、海鮮系のダシに干しアワビや干しナマコやフカヒレを使ったほぼ中国の超高級料理「佛跳牆(ぶっちょうしょう)」のスープに近いものに麺を入れたみたいなものも存在するとか……とんでもない話ですね。最も調べても出てこなかったので今はもうないのかもしれませんが
- ②タレ
- 基本的にこのタレが味の決め手になります。タレを出汁で割ってスープを完成させると言うのが一般的で、「煮返し」や「かえし」とも呼ばれます。和食系の料理店や蕎麦屋さんで働いたことがある人は分かると思いますが、蕎麦汁に使う言葉をそのまま流用してそう呼ばれています。
- 醤油ベースのラーメンが多いのと、蕎麦汁のイメージがあるので液体状のものが想像されがちですが、醤油の場合は液状が多く、味噌の場合はペースト状になっている事が多く、塩の場合は粉末状のものが多いので必ずしも液状ではないのです。
- とは言うもののタレ自体が手を込んで作っている所が多いので色々と混ぜ合わせたり、ねかせたりされていて個人的には全体的に液状と言うかドロっとしたものが多い気がします。
- ③香味油
- コクや旨味を強調するものです。通の方の為に断っておきますが、ここでは広い意味での香味油と言う言葉の方で使っています。
- ラーメンのスープに独特のコクや香りがあるのはスープに溶け出した油が基準となっている事が多く、コレにも拘って作っているところが多いです。基本は豚の背油やラードが多い気がしますが、凝っている所だと「鶏油」と呼ばれる鶏がらや鳥皮を茹でている時に浮かんでくるあの黄色いアレを集めてこの香味油にしたりするところもあります。
- もちろん狭い意味での香味油である、調整油ともいえる植物油やラードなどで具材を低温であげて油に具材の香りを移したものが使われることもあります。ネギ油やマー油というモノが有名です。
- 余談ですがペペロンチーノに使うオリーブオイルにニンニクと唐辛子の味と香りをつけた物も言ってしまえば香味油です。
- 今はあんまり聴かないですが醤油ラーメンのスープに豚の背脂の塊を浮かべる「背脂チャッチャ系」なるものも以前流行ました。自前で本格的なラーメンスープに近いものを作れるようにと結構いろんな種類のものも売られています。
- こんなのとか
ユウキ ネギ油 105g<食品・調味料>ラーメン 炒め物 香味油[mc14sa] |
平釜で焚き上げた風味豊かな鶏油(チキンオイル)800g |
日本人の国民食、ラーメン① [ニッポン料理]
皆様こんにちは
新庄でございます。
今日は日本人なら殆どの人が大好きラーメンをご紹介します
と言うのも最近過去の記事を見返すと「今度~ついて詳しく書きますね」といいつつ書いてない記事が見つかったからですね ちなみに後スパゲッティとステーキが残っておりますので遠くないうちにそれらの料理もまた作ろうと思います
まぁ写真見ていただいたら分かるようにほうれん草とチャーシューだけの何の変哲もない味噌ラーメンです。 寧ろ具が少ないぐらいでしょうが私はこんなもので良いかなと思っている人です。ナルトとかメンマとか卵とかモヤシとかラーメンってよく入ってますけど私はラーメンのスープと麺さえ美味しかったらスープと麺だけでも良いという変態です(笑)
麺は当然買ってきましたがスープは自前……って言うのかな?一応ある程度は自分で作りました。
という事で作り方
①鶏がら、タマネギ、ニンジン、長ネギ、生姜の皮、一回茹でこぼした牛筋(メンブレンと呼ばれるとこ)を大鍋で煮て出汁をとります。
(メンブレンという所はハラミのブロックを解体する時に出る白いのです。別の料理に具として再利用するのですが、後で拾うのめんどくさいから出しパックとかに小分けにして入れます。)
②スープの素が出来上がったら(この時点で6時間はかかってますが……。) 麺を茹でます。
③一杯分のスープの素を別の鍋に入れて味噌とラード、醤油、七味唐辛子でスープを作ります。もちろん味のベースは白味噌です。
④茹でた麺をスープに入れてお好みの具を入れて完成
最大の問題はスープの素を作ることですね。材料自体は普通に買えるし値段もそんなに高くないのですが、いかんせん時間がかかる色んな料理に応用利くので一回作ると暫くは楽ですが、悪くなる前に使いきろうとするので暫くは中華三昧になると言う弊害もあります
大人数に本格的に振舞う時に作るのが一番ですがたまにこういう本格的に料理したくなる不治の病に犯された新庄は思わずたまにヤッチマイマス(笑)
さて、そんな感じで雑学に入っていきますが今回はずばりラーメンについてです
ラーメンとは、中華麺とスープを組み合わせた麺料理全部を指します。漢字表記は拉麺、中華そばおよび支那そば・南京そばとも呼ばれているものもありますが、具がなんであろうと、なにもなかろうとスープに中華麺が入っていたら。ラーメンです
もう皆様ご存知の通り中華料理ではなくこのブログで言うところの「ニッポン料理」です。日本で最初に登場したのは明治時代に開国された港にできた中華街の原型「南京街」の中華料理店が最初で、大正時代には各地に広まっていったとされています。
日本風に仕立てられ独自の発達をし、現在ではカレーライスと並んで「日本人の国民食」と呼ばれるほど人気の食べ物となり、中華料理の本場である中国や台湾では余りメジャーでない中華麺を使った料理として日式拉麺として扱われています。
英語表記は一般的に「チャイニーズヌードル」と呼ばれますが、日本の料理である事を知る「通」の間では「ラーメン」と呼ばれている事もあります。
そのラーメンの歴史は1910年(明治43年、伊藤博文が暗殺された次の年)浅草に初めて日本人経営者が横浜中華街から招いた中国人の料理人を雇って日本人向けに改良した中華料理店「来々軒」を開店したことが始まりです。
そしてその大人気になった主力メニューこそが、当時は南京そば・支那そばなどと呼ばれたラーメンだったのです。この年をわざわざ「ラーメン元年」と命名した人もいて通の間では意外と知られている事なんだそうです。
この店の成功を受けて日本に続々と庶民的な中華料理店が開店し、ラーメンは餃子やシュウマイなどとともに定番メニューとして広まっていきました。
ざっと計算で約100年の歴史がラーメンにはあり、その中でさまざまなアレンジが加えられていき、中国やベトナムなどのアジアを代表する麺料理の国の麺料理とは全く異質な日本独特の麺料理に発展・変化していると専門家の中でも言われています。
このラーメンと言う名前実は語源に諸説ありますが、漢字でよく見る「拉麺」の字に今回は焦点を当てて紹介します。
中国西北部に位置する「蘭州」の麺の一種「拉麺(ランミェン)」が由来で中国語の「拉」とは「引っ張る」という意味で、この「ランミェン」は手で引っ張り伸ばして細長い麺の形にする手打ちの技法で作られることからそう言われたと言います。
この拉麺は麺生地を延ばし何層か折りたたんで包丁で細い麺状に切る「桿麺」とともに日本のラーメンの原型となっていますが、日本では各地にラーメンが広まるまでの期間が2年と恐ろしく早く、製麺機が登場して普及した時期も早かったため、麺の手打ちと言う方法は今では殆ど取られていません。
現在では名称は「ラーメン」「らーめん」と表記されることが多く稀に「中華そば」更に稀に「シナソバ」とも呼ばれますが料理は皆同じものです。
コレは単純に時代とともに南京そば→支那そば→中華そば→ラーメンと呼び名が変わったからです。何で変わったのかは中国をなんと表現するかで変わったからなのですが中華そばが何でラーメンに変わったのかはこれまた諸説あります。
一番面白いのは「チキンラーメン」が広がったからというモノで、日清食品が発売した世界初のインスタント麺が語源となっていると言う説ですね。
まぁ発売された年とラーメンと呼ばれることが多くなった時期が同じでコレ結構信憑性があるのです
さていよいよラーメンと言う料理の味と特徴のポイントについての考察に入っていきます
先ずはなんと言っても麺ですね。詳細に関しては過去の記事「あひょひゃわーラーメン」を見てみてください。
そして同じかそれ以上に大事なのはスープ
コレも麺と同じで殆どのお店で自家製、老舗では秘伝のスープなんていうのもありますね。種類も様々で厳密に言えば同じ味のスープと言うのはチェーン店以外ではまずお目にかかれません。
しかし紹介はしません。なぜならスープ一杯作っちゃったので明日も私がラーメンを食べるからです(笑)という事でスープについての解説はまた明日させていただきますので楽しみにしていてください。
新庄純次でした。
あひょひゃわーラーメン [ニッポン料理]
数百年前の中国の寒村の生活史には、農民が山より湧き出る水を使って麺作りを行ったところ、井戸水を使った麺とは異なる麺が出来たという中華麺誕生の話が載っているそうで中華麺の歴史は古いです。そしてたまたま出来た粉の中華麺の原型が今まで食べていた麺よりも美味しかったので、それ以来この地方の農民はこの水を煮詰めたり固形化し、石かん水として各地に売りに出し、中華麺は中国全土に広まっていったそうです。
日本では、1859年(安政5年、リンカーンがアメリカの大統領になったぐらい)の横浜開港と外国人居留地が誕生して海外の商社等が入って来ると、中国人による中華料理店も次々営業が始まり、日本人の口に合うように直ぐに色々と改変されたり中華料理の素材を使った新しい料理を生み出す形で広まっていき、「支那そば」というラーメンの原型にあたるものの麺として知られるようになりました。
太い細い以外の形状の特徴として、生地を伸ばして切り出したままの角麺、切り出した後に成形して丸くした丸麺、厚みに対して幅広く切り出した平打ち麺や、打ち出した後に特別な加工をしないストレート麺と、手で揉みほぐしたり機械で圧力を掛けたりして、麺に波状の縮れを出した縮れ麺に分けられます。基本は太麺の方が縮れが少なく、細面の方が縮れが強くなっている傾向が多いです。
解説している人が少ない料理を発見!え?魔改造料理なの!? [ニッポン料理]
日本では薄切りの肉などに溶き卵をたっぷりとからませて焼いたステーキっぽいものに卵がくっついてる料理なイメージですが本場でイタリアで重視されている部分は「フリットゥーラ」と言うところ。
つまり大量のバターで揚げると焼くの中間ぐらいの方法で火を通す調理法のこと、つまりこれ、バター焼きじゃねぇですかね 卵どっからきたし
しかも日本では牛肉よりも豚や鶏の胸肉などが用いられることが多く、タラやカジキなどの白身魚や豆腐、ズッキーニなどのピカタもあると言うではないですかもはやこれ違う料理の事なんじゃなの……
なら鳥肉を使い出したアメリカではどうかと調べてみると鶏胸肉をバターで焼く、パセリ、ケッパーを使ったレモンソースにレモンスライスを乗せたチキンピカタが一般的なピカタと……。
やっぱり卵使ってないじゃん
誰だし、卵からめた肉料理をピカタと読んだヤツって感じですね。それは見つからない訳だピカタそのものの情報。しかもどうやら本場イタリアでは、ピカタのような肉の薄い切り身の料理は基本“スカロッピーネ”と呼ぶのが一般的なので、スカロッピーネと呼ばれているケースが多いそうで、そもそも本国での知名度は低いとか
ドイツのバームクーヘンみたいなものですね。あ、バームクーヘンはまた今度ご紹介しますね、コイツも話しのネタが一杯あるんですよ
さて話を戻すと、ここまでみていただいたらわかったと思いますがピカタの歴史を語るにはスカロッピーネの歴史を語らねばなりません。 基本的に肉を薄めに切って小麦粉つけて焼く、その際にバターを使うかどうかは決まっていませんのでここがピカタとの違いになりそうです。このバターをたっぷり使って肉を焼くお料理はイタリアのロンバルディア州の伝統料理の一つ、日本人に分かりやすくに言うとミラノ風と言うヤツで、大穀倉地帯で大酪農地帯と寒い地方という事もあり、栄養価の高い家畜から取れる肉や乳製品をふんだんに使った特徴にもれない一品です。
所謂ソテーと言うヤツに近い発想なのですが、ソテーはフランス語ですし油、主にバター多めで炒める事なんで定義が違う、なのでイタリアでは肉をバター多めで焼く料理を特別視した地方で生まれた言葉がピカタという事になります。
ならば歴史はバターの誕生と同時期、バターの歴史はなんと紀元前にさかのぼりますが、バターは古代ギリシア時代に野蛮人の食べ物と見られたこと、オリーブオイルが普及していたこと、チーズと違い保存性が無いことなどから、西洋では食事に使うという文化が生まれませんでした。
スカンジナビア半島では少なくとも12世紀頃にバターの本格的な輸出が始まって。 となってきますが寒冷地であり、当時のイタリア畜産事業の発展具合を考えると恐らく7世紀終盤から8世紀辺り。日本で言うなら聖徳太子の時代ぐらいからこのピカタの歴史は始まったと見ていいかと思います。
えらく大雑把ですが、ピカタを作ったからブログにあげようとしたら私の知っている情報と本当のところが全く違うと知り、調べようとしたもののちゃんとした資料がネットで見つからなくて本当に今回の記事は難産でした
でも調べた限りではピカタの歴史について触れている事はなかったので日本語の記事では新庄のこの記事がピカタの歴史について触れた初の記事と思うとちょっと不思議な高揚感がありますね(笑)
ちなみにピカタに卵を使い出した日本人の犯人は不明でした……1872年、明治5年に西洋料理のレシピ集『西洋料理指南』と『西洋料理通』と言う本が出版されているのですがこの時点ではピカタが紹介されておらず、それ以降も洋食、当ブログではニッポン料理と読んでいるものについての研究された本も何冊か出ているのですがどこにもピカタが乗っていない
本気で今回の記事はお蔵入りさせようかと思いましたが折角なのでここまでの段階で公開してみることにしました。誰かピカタをバターソテーから卵かけ肉焼きに変えた犯人に心当たりがありましたらこのブログにコメントください。
辛うじて英語なら読めますので英語しかかけない方も大歓迎です お電話コメントお待ちしておりますあ、もちろん犯人の情報以外の他の事についてもコメントお待ちしていますよ(笑)
新庄純次でした。
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