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日本人の国民食、ラーメン③ ふくだい ラーメンの具の考察 [ニッポン料理]
皆様こんにちは
一日空けて頭もすっきり切り替え完了した新庄でございます。
さて、結局一日先延ばしになってしまった三日連続ラーメンを食べる生活の最後を締めくくったラーメンを本日はご紹介します
王道な感じでしょう?そうこのラーメンは王道な感じを意識して作りました
スープは先日の失敗したときのものと全く同じ醤油、麺も太くもなく、細くもなく、縮れでもストレートでもない所謂普通の生麺、具もチャーシュー、メンマ、煮卵とよく使われるようなものだけをセレクトして作りました。
これぞ王道です 日本人の国民食ラーメン②で乗せたゲテモノとは違うのですゲテモノとは
今回はちゃんと美味しくできましたよもちろん まぁ王道的なものを作るなら作る私の腕以外に失敗する要因ないんですけどね
やはりスープが旨かったら旨いラーメンにはならないことが身に染みて分かるラーメンだけを晩飯に食べていた3日間でした、良い経験になったと言うものです。今後はしっかりと麺・スープ・具の3つの全ての質を気にして美味しいラーメンを作ろうと思います。トータルクオリティーなんとやらです
後スープを大量に作ってしまったときは誰かにおすそ分けをするか人が一杯来る時にやるかにしようと心に決めました。「ラーメン、コワイ」にならなくて良かったなぁ……
さてそれではラーメンの具の雑学に入っていきます。
地方によっても家庭によっても店によっても殆どばらばらで個性豊かなもので構成されるラーメンの具ですが、共通して言えることはラーメンに合うおいしいものが乗っているという事です。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、不味いものとか合わないものを乗せると全部不味くなるので重要です。辛いのがダメな人は幾らおいしいと言われても坦々麺を美味しく感じれないのです。例え具を全部避けたとしても辛味が残るのでいっそ最初から入れないでくれと言う人もいますでしょう。
私はナッツアレルギーを持っているので更に深刻です。ナッツオイルや炒ったナッツを隠し味に使っているラーメンで過去3回ほど死に掛けました。コレマジです
それでもラーメンを食べる変態な新庄ですが基本ラーメンのスープも自分で作ってやろうと決心したのはこんな事があるからで……
アレ?具の話しじゃなくなってましたね(笑)
まぁ一般的に殆どどこでも入っているもモノの方が100年の歴史の中で実証された旨いしラーメンに合うとされてきた具という事ができるでしょう。
筆頭はチャーシュー、次がメンマ、そして渦巻ナルトですかね。昔は良くノリとかほうれん草が乗っていたものなんですが最近入っていないものの方が多い気がします。
ネットで【ラーメンの具 考察】で検索すると実に約186,000件ものサイトがヒットします。私のブログも今日からその仲間入りです(笑)
結構哲学的に書いてあるものもありますが、この大食感では基本的に雑学ですからね。今回は新庄が考察したラーメンの具をいくつか書かせていただきます。
①チャーシュー
コレは外せませんね。もちろん物によっては乗せないラーメンもありますし、ベジタリアンの方には天敵でしょう。EVAの綾波レイさんの「にんにくラーメンチャーシュー抜き」とか記憶に残る一言ですね。え?そんなことない?……そうですか
まぁそれは置いておいて、ラーメンにはチャーシュー、と言われている割には殆どのお店で乗せられているあの肉は煮豚です。細かい違いは今度別記事で紹介しますが厳密に言うとチャーシュー麺を頼んでチャーシューが乗っているところはあまりありません。
では煮豚の方が会うのかと言うとそんな事はありません。手間と機材の問題です チャーシューはほんのりとした甘みとあの赤茶色がラーメンの味を引き立ててくれます。肉の味もしっかりしており余分な脂が落とされているところも魅力的。むしろラーメンの具だけで満足するのではなく単品で頼んでお酒のつまみにしたいですね
しかし基本的に表面を水飴や蜂蜜でコーティングするチャーシューはラーメンの具としてはイマイチ合わないと言う人もいるかもしれません。煮豚の方が万人に受け入れられやすいかもしれません。
エースパイロットしか乗れない高性能機よりも誰でも乗れる量産型を作ったほうが戦争は勝てるのだ!の原理ですね。
②メンマ
シナチクとも呼びます。まぁ知っていると思いますが原料はたけのこです。こちらもほんのりした甘みとラー油の辛味、ごま油の香りがラーメンを引き立てます。色合いは残念ながら良くないですが緑だったり真っ赤だったらちょっと美味しくなさそうかもしれませんし、この色で正解かもしれません。
先日の記事日本人の国民食ラーメン②で乗せたメンマ風に煮た孟宗竹も良いセン行ってたと思うのですがやはり柔らかさと大きさは大事なポイントのようです。
③マグロの角煮
コレはちょっと珍しいでしょう。三崎名物マグロラーメンと言うものがありましてそれを真似して作ったところ美味しかったです。ならば他の魚も、と煮たり焼いたり揚げたりして色々試したのですがイマイチ……。
強いて言うならカジキマグロの竜田和えはいけました。塩胡椒利かせた炙りサーモンも悪くはなかったですがラーメンの具じゃなくても……むしろお酒のつまみに…… と言う感じでした
④トマト
ちょっと王道から外して締めくくろうかと思います。美味しい分けないと思うでしょ?美味しくないんですよ(笑)十数年前に「入れたら彩りよくなるかなぁ」と思って塩・油して酸味と甘みを抑えた塩茹でトマトの角切りを載せてみたことがあるのですがまぁ合わない事合わない事
トマトラーメンとか販売されているものもありますが私としてはアレはラーメンではないです。伸びきったスープスパもどき、もしくはトマトスープに中華麺を入れたものです。
さて、ざっとこんな感じに紹介してみましたが具についての纏めです。
①酸味の強いもの、水気の多いものは合わない。「トマトは合わない、絶対にだ!」
②魚そのものはあまり合わない
③肉が合う
④野菜も合う
もちろん例外もありますが大体こんな感じでしょう。キムチとかを入れるのが好きな人もいますね。匂いの強いものや色が悪くてもそんなに食べたくなくなるものでもないので比較的具は何でも良い方の料理だとは思いますがどうせなら美味しいもので食べたいですよね。
一番なのは全部手作りして自分の好きなもののせることですね。手間でなければラーメンにはスープと麺だけ、具は自分でトッピングするように別皿に色々盛ると言うのが家族で食べる時に一番美味しい食べ方な気がします。
流石にスープはともかく麺を作れとは言いませんが日本人の国民食ラーメン是非手作りしてみてくださいませ
新庄純次でした。
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