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大人も大好きニッポン料理~オムライス~ [ニッポン料理]

オムレツ.jpg

皆様こんばんは[やや欠け月] 

新庄でございます。

イヤーいつも見てくださっている方にはこんな時間になってしまってすみません[たらーっ(汗)]ちょっと朝から色々合って遅れてしまいました[ふらふら]しかし内容だけは落とさないようにしっかりと書いておりますのでそっちはご期待下さい[exclamation×2]

そしてついにカテゴリーにニッポン料理のカテゴリを追加しました。オムライスを何に分類して良いか分からなかったものでこの際ついでにと言う感じです(笑)

オムライス以前のお料理も近いうちにはこの新カテゴリーに移動したいと思いますのでカテゴリーから探していた人はめんどくさいかもしれませんがご了承下さい[あせあせ(飛び散る汗)] 

さて、今日のお料理の紹介ですが

もう既に言っちゃいましたね「オムライス」って(笑)

作り方は 

① タマネギ・マッシュルーム・トマトをみじん切りにする

トマトはカットトマトの水に缶を使うと簡単です。汁も無駄にそんなにしません。

②鳥肉を3センチ角に切る

胸肉を使いましたが別に何でも構いません。 

③フライパンにオリーブオイルを多めに敷いてたまねぎマッシュルーム鳥肉をまず炒める

④鳥肉に火が通ってきたらトマトを汁ごと投入。塩・胡椒・バジル・オレガノ・マジョラム・クミンで香りと味付け

ケチャップ味の単純なものの方が良い方は 塩・胡椒だけの方が良いかも知れません。 

⑤トマトソースが出来たらご飯を投入してケチャップをお好みの量を入れて味を調整

⑥チキンライスが完成したらお皿に形を整えて盛る。

⑦卵を溶いて塩・粉チーズ・牛乳を加えて強火で20秒以内にでオムレツを作ります。 

これ以上時間をかけると半熟卵じゃなくなりチキンライスの上にオムレツがのったものになってしまうのでご注意下さい。

⑧出来上がった超半熟オムレツをちょっと高めの位置から⑥の上に真ん中に来るように投下して落ちた瞬間広がるようにする 

なれないとかなりの確立で失敗します。慣れても10回に1回ぐらいは失敗するので、必ず広いところで周りに人もいない、物も無い状態でやって下さい。

⑨ケチャップで飾り付けて完成[ぴかぴか(新しい)] 

こうして書くと意外と手順が多いもんですね、作ってるとそんなに気にしてませんし時間も掛からないのですが意外なものです[ふらふら]

④の工程のスパイスを入れるのがお家にない方もいると思いますのでこんなものをご紹介

 


ちょっと入っているものは違いますがコレを入れるだけでもそれっぽいトマトソースが出来ます。塩味もついていないので変にしょっぱくなったりしないのもポイントです。
 
さて、ではいよいよ雑学に入っていきます。内容はもちろん洋食の定番、このブログではどっちかと言うとニッポン料理代表の「オムライス」についてです。
 
大概の「なんとかライス」と言う名前の料理がニッポン料理であるようにオムライスも日本で生まれた料理です。ケチャップで味付けしただけのチキンライスを使うのが一般家庭でも多いと思いますが、バターライスを使って他のソースをあと掛けするタイプのものもあります。
 
オムレツっぽい卵焼きで包んだご飯だから「オムライス」と言う安直な発想で名前がつけられていますので、なんちゃって英語だと思われていますがこの名称はフランス語のomeletteと英語のriceを組み合わせたなんちゃって英語を超える和製外来語であると言えるでしょう。
 
発祥のお店として色々な洋食屋さんが名乗りを上げているようですが一般的には関東では東京銀座の「煉瓦亭」、も関西では大阪心斎橋の「北極星」が有名です。
 

「煉瓦亭」のオムライスは、丁度1900年(明治33年パリで万国博覧会やオリンピックがあった年です)に溶き卵に白飯やピーマン、マッシュルームなどの具を混ぜて焼いて、忙しい厨房でも片手で食べられるように賄い料理として作られたのだと言います。

スプーンで食べる訳ですから別に卵で包んだり上からぶっ掛けたりするいつ用はない気もしますね。チャーハンの方が作るのも食べるのも簡単な気がします……。 

メニューに載ったのはこれを食べているところをたまたま見たお客様が食べたいと言い出して、「ライスオムレツ」と名付けて出したのがは始まりなんだそうです。

現在もこのお店は営業しており、この「ライスオムレツ」は「元祖オムライス」という肩書きでメニューに残っているそうですが、あんまり皆が思い浮かべるオムレツっぽくは無いです。むしろチキンライスが具の卵焼きと言われたほうがしっくりくるようなものだそうです。もちろんみんなの想像通りの「オムライス」もちゃんとメニューにありますので機会があったら行ってみて下さい[わーい(嬉しい顔)]

それに対しまして「北極星」のオムライスは、チキンライス……と言うか引きにくをっ使ったケチャップライスを卵で包んだものでほぼ皆さんが想像するものです。

こちらの始まりは1925年(大正14年イタリアでムッソリーニが独裁宣言をした年)に白飯とオムレツを別々に頼んでいた、胃が弱い常連客を見ていた店主の「いつも同じものでは可哀そうだから」という思いから生まれたと言われています。

全く持って胃に良さそうな気配は微塵もしないのはどうしてでしょうか?私の想像する胃に優しい料理のイメージが偏っているからですねきっと……。
 
さてそんな感じで色々と改良が加えられバリエーションが増え、今の形になったオムライスですが、オムレツとは何の関係もありません。今も昔も「オムなんちゃら」と名付けられた料理に基本的に共通しているのはオムレツを乗っけている訳ではないという事があげられます。
 
何を言い出したんだコイツ[exclamation&question] と思われるかもしれませんが事実です。
 
オムライスの本家は基本的にうす焼きした卵で肉、野菜、米をケチャップで炒めたものを包んだ料理ですし、オム焼きそばもオムチャーハンも実は全くオムレツ関係ないのです。紛らわしいですね[どんっ(衝撃)]
 
なので実は私の今回御紹介したオムライスは本家オムライスとはちょっと違うバージョンです。
 
このオムレツの作り方は『タンポポ』と言う昔の映画で有名になった作り方で、伊丹十三と言う方が発案し、東京の日本橋にある洋食屋の老舗「たいめいけん」で作り出されたものです。
 
現在もこの老舗洋食店「たいめいけん」は営業しており、「タンポポオムライス(伊丹十三風オムライス)」という名前で店の名物の1つとなっているものです。
 
洋食屋さんであるこの「たいめいけん」ですが、もしかしたら女性の方なんかは「たいめいけん」と言う名前をスイーツで聞いたことがあるという人もいるかもしれません。まぁそれに関してのご紹介は後日の記事でという事で(笑)
 
まぁちょっと話がそれてしまいましたが、作り方も具もどうあれ卵を使ったケチャップ味のご飯物は基本オムライスと名乗っていいようです。うまく出来なくても大丈夫、オムレツを作れなくても大丈夫、最悪ケチャップ味チャーハンに半熟スクランブルエッグをかけたってオムライスです。
 
ケチャップと言う万能調味料は基本同じ味になることが多いのでよほど少なすぎたり多すぎたりしない限りは失敗もしません。しかもスクランブルエッグも簡単。 
 
そんな訳でちょっとイマイチ料理得意と言いきれない人は 
 
「得意料理はオムライスです。自分流のアレンジしたものが特に自慢です」と言い切ってやりましょう。作って食べたらアレンジと言う言葉でごまかせます。
 
「サァ、ミナサン、レッツトライ[exclamation×2]」 
 
新庄純次でした。 
 
 
 

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