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これはニッポン料理、はっきりわかんだねこれが [ニッポン料理]

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

最近はNICEを押してくださった方と、ランキングサイトに登録した影響とがありましておかげさまでこのブログも一日の総閲覧数が最低100回ほどというブログに成長することが出来ました。

「人気ブログランキング」様の中で一番高い順位は雑学・豆知識カテゴリーの15位、「にほんブログ村」の中で一番高い順位は色々な料理のカテゴリーで3位と身にあまる光栄、どれもこれもひとえに皆様の御陰にございます、本当にありがとうございます[もうやだ~(悲しい顔)]

これからも皆様に楽しんでいただける記事を書き続けていきますのでどうぞこれからもよろしくお願い致します[わーい(嬉しい顔)]

さて、そんな今日の記事ですが、昨日は日本人なのに日本通ではなかったと言う事実を晒してしまったので、今日はその汚名を挽回しようかと今日はしっかりと判断できたニッポン料理をご紹介しようと思いましてわざわざその為に食材を買い、作った一品に関してです。

という事で本日ご紹介する料理はコチラ[exclamation×2]

たこのカルパッチョ.jpg

たこのカルパッチョですね。こだわりポイントはたこの足を切る時に何度も包丁を入れる角度を変えなおしてパッと見ギザギザになるようにして切るところとソース、と言うかドレッシングですね。

作り方は簡単

①たこを切る(切れてるのも売ってます)

②塩・黒胡椒・バジルで軽くした味をたこにつける

③マヨネーズ、レモン汁、お酢、柚子胡椒を混ぜたソースを作る

④野菜たこを盛り付けてソースをかけてオリーブオイルで彩る

⑤完成[ぴかぴか(新しい)]

何でこれがニッポン料理なのかと言うとそもそもカルパッチョって肉料理だからですね。

その定義は生の牛ヒレ肉の薄切りに、チーズやソースなどの調味料をかけた料理こと、と言うもの。

魚のカルパッチョは日本イタリア料理協会会長である落合務シェフ発祥の料理だそうです。この方の画像を調べてみたら恐らく殆どの方が見覚えがあると思います。

数々のTV番組にも出演し、東京銀座にある予約専門レストラン「LA BETTOLA da Ochiai(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ)」のオーナーシェフも勤めている大変有名な方です。

さて、日本での魚介類を使ったカルパッチョについてはご覧の通り、ごくごく最近の話です。では本場のイタリアで生まれたカルパッチョの歴史はと見てみると

一番古い説では15世紀(皆大好き大航海時代)という説と20世紀になってからという説があります。

この二つの理由があるのは料理名である「カルパッチョ」と言う名前に関係しています。まぁはっきり言うとこれ、人の名前です。

どちらの説においてもヴィットーレ・カルパッチョと言う名前のイタリアの画家の方の名前、と言うところまでは一致しているのですが大きな違いとしては

15世紀頃の説は「この画家が好きだった生の牛肉を使う料理が基で、彼の特徴でもある赤色を基調とした作風を、皿に並べられた薄切りの生の牛肉の色彩が連想させるから」と言うものです。

それに対して20世紀頃と言う説ではちょっと話が長いです。

アメリカ人が経営するイタリア・ヴェネツィア市にあるレストラン「Harry’s Bar」のコック、ジュゼッペ・チプリアーニさんが彼の友人の奥様に「牛肉料理を医者に止められてしまったけど何とか食べられないか?」と相談され多野が始まり。

そして彼はある答えとして提供した料理こそが、肉をスライスしてものにマヨネーズをベースにしたドレッシングと野菜の盛り合わせ。

思いっきり牛肉料理ジャン[exclamation&question]と思った人もいると思いますがこれにはちゃんと理由があります。

イタリア語で調理すると言う意味に当たるCottura(コテュラ)は火を通すと言う意味を持っており、友人の奥さんが言った言葉が彼は「火を通した牛肉を食べるなと言われた」と思ったんだとか。

現地人がそんな勘違いするか[exclamation&question]とも思いましたが料理を作った彼がアメリカ人と言うところにこのお話はポイントがあり、それでこんな料理が出来たと言うお話のようです。

そしてその後ヴェネツィアで開催された「ヴィットーレ・カルパッチョ」生誕500年回顧展に因んで、彼の特徴とされる赤を生の牛肉で表し、白いマヨネーズベースのソースでそれをより引き立てた料理としてこの友人の奥さんのために作った料理をその後展開、それが有名になったとする説です。

ね?こっちの説は長いでしょ?(笑)まぁ20世紀の説の方が話しがしっかりとしている分多くの方に知られているというのは間違いないですね。もしかしたら15世紀の説もそもそも、このジュゼッペ・チプリアーニさんが料理を展開するに当たり言い出したことなのかもしれませんしね。

ちなみに日本では殆ど魚介類を使ったカルパッチョが出されますが、イタリアでも元々西洋文化圏では珍しい魚介を食べる習慣を持つ国なので、このニッポン料理、魚介を使ったカルパッチョ大変人気があるとのこと、もし行く機会があれば確認してきたいと思います。

それでは新庄純次でした。

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どうせこれも日本の魔改造料理でしょ? え? 違うの? [ニッポン料理]

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

今更ですがとある記事から、記事をしっかりと書いている反動で私はタグで遊びまくっています。え?記事だって遊んでいる?失礼しました遊んでいるかもしれません[あせあせ(飛び散る汗)]

もし今まで気が付かなかった方がいましたらタグだけ過去の記事を読み直して私の遊び心を堪能してみてください本文である記事とは違って直ぐ終わります(笑)

ああ、そういえばタイトルでも遊んでいる事が多いですね。そんなわけで今日もそんな遊び心溢れるタイトルにしてみました。

日本には「和食」とは別に海外から「ニッポン料理」と呼ばれる類のものがあります。私達には洋食といった方が分かりやすいかもしれませんね。

スパゲッティナポリタンとかオムライス、後はハヤシライスなんかがそうで海外の料理のように見えるけど日本が海外から入ってきた料理をアレンジしたもので海外では何それ?と言った反応を受ける料理たちです。

私のカナダで知り合った方に、「こうした日本で洋食と言われているけど日本にしか存在しない料理を「ニッポン料理」と呼んでいる」と教わりました。なんかすみません。これを区別できると日本通に成れるとか聞きましたが、日本人だって洋食屋さんに行ってメニュー見て、どれが原型そのままの海外の料理でどれが日本オリジナルアレンジか直ぐに判断付く人なんて少ない気がしますね。

かく言う私も直ぐに判断が付く人間ではありません。なので新庄は日本人のくせに日本通ではないようです。とても残念ですね。

そんな私が日本独自のアレンジ料理だと思っていたものが今日の写真。と・い・う事で

本日ご紹介する料理はコチラ[exclamation×2]

マカロニサラダ.jpg

マカロニサラダですね。私の知っている限りでは限りなくシンプルなマカロニサラダを作ったつもりですが皆さんの目にはどうでしょうか?作り方は

①マカロニとニンジンを茹でます

②きゅうりを切ります

③マヨネーズ、からし、胡椒を混ぜたものを作ります

④茹で上がったマカロニとニンジンを冷ましてきゅうりと③を入れて混ぜ、塩・胡椒で味を調えます

⑤完成[ぴかぴか(新しい)]
このマカロニサラダは生まれたのは何とアメリカ、まぁ「ニッポン料理」ではなかったですがイタリア伝統の料理でなかったのは変わりなかったですね。

なので今日はマカロニについての雑学です。……今更ですがイタリア語のタイトルにすればよかったですね(笑)

当然これもパスタの種類の一つ、イタリア語ではマッケローネ、主に複数形にしてマッケローニとよばれます。穴のあいた棒状のものを指し、本場では長いものを茹でる際に適当な長さに折って使います。英語ではマカロニ、穴の開いた棒状の短いパスタのみを指すのが一般的ですが、ニューヨークやフィラデルフィア周辺のイタリア系アメリカ人の方はパスタ全般を指す言葉として使っているそうです。

では日本ではどうかと言うと、短い穴の開いた棒状や貝殻状のもの、意匠を凝らしたものなどのパスタの総称で主に使われます。今は大体の人がスパゲッティーもマカロニもパスタパスタ言いますけどね。

本場イタリアでは大概ソースに絡めたりつけて食べていますね。後はスープの具とか日本でのスパゲッティと殆ど同じ食べ方が多くサラダにはしないようです。私の友人にイタリアに行った時にとある家庭で塩湯でされただけのマカロニを振舞われたときはそれだけで食べたり、サワークリームやミートソースをそれにつけて食べると言う方法でいただくこともあるようで所謂スナック的な扱いもされているみたいですね。

ちなみにそういえば料理名まで知らないな?と思って「イタリア マカロニ」で検索するとクックパッド様が87品の「マカロニサラダ」を「中心」とした料理を教えてくれました。検索の仕方間違えた感全開ですね[exclamation×2]

折角調べた料理もありますが、ご紹介はまた私が作ったときにでもさせていただきますので楽しみに待っていてください[わーい(嬉しい顔)]

さて、では他の国でこのマカロニさんはどんな調理をされるのかと言うと例えばアメリカでは、第3代大統領トーマス・ジェファーソンが初めて作った、「マカロニをおろしたチーズとバターで和えてオーブンで焼いたモノ」が原型と言われるマカロニアンドチーズ。シカゴ周辺の郷土料理?チリコンカーンにマカロニを入れた料理であるチリマック。それからマカロニサラダなんかがあります。日本のマカロニ料理ではマカロニグラタンやマカロニサラダなんかですねやっぱり。

お察しの通り実感している方もいると思いますが日本人は実はあんまりマカロニ食べません。食べる機会としてグラタンかサラダぐらいだからですね。

で、このマカロニサラダについてもうちょっと詳しいことを言うと、今でこそ大体どこでもあるみたいですが主に食べられているのはアメリカ、カナダ、日本、オーストラリアみたいです。

アメリカでは、おろしたニンジンや細かく刻んだ生のタマネギ、セロリなどと合わせ塩と胡椒で味付けされたモノが多く、バーベキュー等の付け合せやちょいとボリュームのあるオードブルとして提供されます。カナダでもほぼ同じものです。当然使うマカロニは英語での分類の「マカロニ」です。

アメリカはアメリカでもハワイでは、マカロニサラダは「マックサラダ」と呼ばれて、付け合せられとして扱われることが多く、材料も形式も味付けも以下で紹介する日本のものに近いです。

日本では皆様おなじみマヨネーズがメインで味をつけます。短冊切りのハム、薄切りのキュウリ、ニンジン、後はキャベツ、リンゴ、缶詰のミカンなどが入っているモノを学校給食で見たことがありますね。だいっ嫌いでしたが……。好みによりウスターソースやしょうゆをかけて食べる人もいますね、私はそのまま食べますが。

この日本式マカロニサラダはパスタサラダといってもいいぐらいの種類のマカロニを使います。詳しい種類はまた紹介しますが、スパゲッティまで使うところに凄みを感じますね[どんっ(衝撃)]

オーストラリアでは、貝殻パスタで作られるパスタサラダが一般的でそれ以外はアメリカ式です。ボリュームも結構有り私の感想としては日本のものよりこれをご飯に出来そうだなと思いましたね。

もっと書きたいのですが、この気持ちはマカロニグラタンでも作った時用にとっておくとしましょう。ちなみに歴史そのものはスパゲッティよりも古く、形状はもっと大きかったものだそうですよ。

新庄純次でした。
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