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あわてんぼうのサンタクロース……クリスマス前に出てきたのに [食べ物]

ローストチキン2.jpg 

皆様お久しぶりでございます[exclamation×2]

久々に登場新庄です[わーい(嬉しい顔)]

もうね、決めたのです。

年内はもう更新速度を上げるのは無理だから、来年からリスタートをしっかり切れるようにしようと……

なんか本当に楽しみにしていた方々にはすみません[あせあせ(飛び散る汗)]

年内にしっかりと来年からきっちりやっていけるような生活リズムを構築いたしますのでそれから改めてよろしくお願い致します[わーい(嬉しい顔)]

といいつつ今日はしっかり更新して行きます(笑)

早速ですが今日のタイトルはなんなのかと言いますと、

「あわてんぼうのサンタクロースがクリスマス前に家を出ても現代社会では入国制限が厳しくて結局到着は遅れてしまうのではないか?」 

と言う思いを込めてつけてみました。

ええ、今日の御紹介する料理への自虐です[もうやだ~(悲しい顔)]

そう、今更あの料理を紹介するのです。

今日のお料理は今更ながら、い・ま・さ・ら・ながら「ローストチキン」です。 

あ、これはちなみに全部自作したものではなく既にある程度完成しているものをいただいてアレンジして完成させたものです。

具体的には大きな丸ごとこれが入る鍋の底に網を敷いて、その網とチキンの間にお酒を入れて酒蒸し状態で温めて、軽く塩やらみりんやらで味付けを上乗せしてみました[わーい(嬉しい顔)]

ちなみに中までしっかりと味と香りがしみこんで余分な油が出ているのでとてもお酒にあう一品[ビール]とてもとても、趣味丸出しですね(笑) 

モモの部分を切り取るとこんな感じ

ローストチキン.jpg

うまそうですね[exclamation]

クリスマスには遅すぎるとかそんな事はどうでも良いぐらい美味しそうに見えませんか[exclamation&question]

良くはならないですよね……来年からはちゃんと時期に合わせた記事を書いていくんだオイラ[もうやだ~(悲しい顔)]

まぁそんなわけでここまでやったら今日はもうやりきってやろうという事で雑学だってローストチキンを取り上げちゃいます[ひらめき]

ローストチキンは、基本的に鶏を丸ごと焼いた料理全般を指す肉料理のひとつだと言えます。

オーブンやグリルで焼いたもの、串に刺して焙り焼きにしたもの、専用の焼き機ロースターってヤツでで焼いたものなど調理法としてはさまざまですが丸ごと焼いたら全部なんでもローストチキンです[exclamation×2]

また野外料理用の厚手の鉄鍋であるダッチオーブンと言うのを使って作るのが海外では主流と言うか本格派の証。

蒸し焼きにすると言う調理法であり旨味が逃げにくく、その後しっかりと焼きを入れることで皮の焼けた香味も加わる至高のビールに合う一品だと思います[ビール][わーい(嬉しい顔)]

とは言えやはりオーブンに突っ込んで焼けるのを待つことが多いでしょう。

よく本格的な作り方で紹介されるのは中抜きした鶏に食塩、コショウ、ニンニク、それからローズマリーなんかのハーブを擦り込んで下味をつけ、内部に野菜類や小さく切ったパンなんかを突っ込んで焼くスタッフィングなる方法ですが別にこれをしようとしなかろうとも丸ごと焼いたらローストチキンです。

日本では代表的なクリスマス料理のひとつとして有名ですが別段それようのお料理という訳ではなく、アメリカなんかじゃお祝いの席ので七面鳥のローストがヨーロッパではガチョウのローストが良く使われるのでなんか大きなイベントの時は付き物な豪華なものを代表する程度の料理だと思って間違いないです。

日本でいう「鯛の尾頭付き」みたいなものですね[わーい(嬉しい顔)]

丸ごと焼いているためちょいと食べるのが難しく、ローストチキンを食卓に出すときには基本的に足先の肉の薄い部分にマンシェットと呼ばれるアルミホイルや紙でできたフリフリしたヤツをを巻くことがよくあります。

でもこれ実は「骨付き肉を持った際に手を汚さないために巻く」ためにされていたのではなく、「骨の断面が見えてしまうと見た目が良くない」として、断面を隠すために巻かれたのが始まりなんだそうです。

まぁ手、汚れますしねあんなフリフリ程度では。

フィンガーボールが添えてある方が余程良心的でしょう。

まぁちょっと食べにくいところもあるので外だとちょっと控えたい料理ではありますが、家庭でのお祝いなんかには最適なお料理であると言えますこのローストチキン、大きめなオーブンがないとちょいと作るのがめんどくさいというもの。

しかし我が家はこの問題を大きな鍋で蒸し焼くと言うある意味原点回帰した調理法で製作しています[exclamation] 

ナニソレちょっと詳しくと思った方は来年をお待ち下さい……モチロン冗談です(笑)

ウチでは偶に作ることもありますのでまた何かの機会に作りましたら当家オリジナルのものをご紹介したいと思いますのでお楽しみに[わーい(嬉しい顔)]

最後に恒例だったアレをやって終わります。 

面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。

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押していただくとランキングが上がり、新庄のテンションとやる気が上がります[exclamation]よろしくお願い致します[exclamation×2]

 

新庄純次でした。   

     

  

 

    

  

 


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薩摩揚げなのに天ぷら [食べ物]

さつま.jpg 

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

最近誤字が多いとのご指摘いただきまして反省しております[ふらふら]今まで通りしっかりとプレビューで確認していると言うのにこの体たらく、夏バテとは無縁だと思っていたのですが、エアコンがない部屋での執筆な為、集中力が落ちてるかもしれません[たらーっ(汗)] 

今日から今まで以上に一文字一文字確信させていただいてからアップさせていただきますので今後ともよろしくお願い致します[もうやだ~(悲しい顔)] 

皆様も暑い部屋の中での作業は充分にお気をつけ下さい[あせあせ(飛び散る汗)] 

さて、話は変わりますが今日はちょっと趣向を変えて昨日の晩御飯全体を撮って見た写真にして見ました。

新庄家では大体メインのおかず以外にサラダともう一品と汁物で構成されるのですが和食っぽいときやメインの料理に手がかからないと小鉢とかが増えます。

で、昨日のメインはなんだったのかと言うとコレ

さつまあげ.jpg

近所のスーパーで偶に売りに出されている棒状のさつま揚げです。アップにしたら分かるかなぁと思いましたが全く中身が分かりませんね[バッド(下向き矢印)] 

どれがどれか私にもわからなくなりましたが中身は三種類ありまして「タマネギ」「ごぼう」「いか」がそれぞれ入っていてそれを一口のサイズにするために焼いて4等分にしました。

そう、私がしたのは焼いて切っただけ。メインに恐ろしく手がかからなかったので「インゲンとえのきだけの酢の物」「たけのこの土佐煮」そして「大根の漬物」と「カニカマとワカメのサラダ」に「ジャガイモの味噌汁」と品数だけはそろえてみました(笑) 

そんな感じで晩御飯の写真の紹介も終えたのでいつも通り雑学に入っていきます。

今日はもちろん「さつま揚げ」についてです。

さつまあげは漢字で書くと薩摩揚げ、まぁ呼んで字の如く薩摩藩、今で言う鹿児島県で考案されたお料理です。魚肉のすり身を成型し、油で揚げた日本の伝統料理と言えますね[わーい(嬉しい顔)]

大分類としては魚肉練り製品であり、揚げ物なので「揚げかまぼこ」に分類されます。その為天ぷらとも呼ばれたり、つけ揚げとも呼ばれたりします。

魚肉のすり身に塩・砂糖などで味付けし、形を整えて油で揚げたもので形は様々で四角もあれば丸もありますし、平べったく伸ばしてあるのもあれば、団子状の球形をしている物、適当に千切ったような形のものもあります。

あ、そんなところじゃないですね皆が知りたいことは[あせあせ(飛び散る汗)]

魚のすり身だけでなくゴボウやタマネギなどの野菜、それからイカや海老などの魚介類、ゆで卵なんかの素材を魚のすり身で包み込んだものもあり、その多様性は実に多いといえます。

え?こんなことでもない?ええ、分かっておりますとも私も関東人ですからね(笑)

さつま揚げって天ぷらって言うの[exclamation&question]ってことですよね[人影]?それに関しましてちょっとこれをご覧下さい。 

商品名に注目です。そう「ごぼう天」ですね? まだあります。

コレはもう直球で「天ぷら」って書いてありますね。

コレには天ぷらの歴史にも関ってくるのです。 

「天ぷら」と言う料理が「てんふら」という名称で文献上に初めて登場するのは1669年(寛文9年水戸黄門でおなじみの徳川光圀さんが水戸の藩主をやっている頃です。)に書かれた当時流行ったらしい『食道記』と言う文献です。ただし、この文献不親切で「てんふら」と言う料理を「素材に衣をつけて油で揚げる」という料理法で紹介しています。

何が不親切なのかと言うとどんな衣か書いていないのですね。何かに包んで油を使って揚げると言う料理法は既に精進料理などによって日本で確立されていたため、それまでに存在していた揚げ物である「魚のすり身と言う衣で包んで油で揚げる」料理である薩摩揚げと天ぷらが混同され西日本を中心に古くから起源・語源に混同が見られるのです。

それらの経緯もあり、今でも西日本では魚のすり身を素上げした揚げかまぼこの仲間を天ぷらと言う地域が多いという訳です

ちなみに歴史的には江戸時代までの料理書においては、これらの両方を「てんぷら」と称していたとされていますが、個人のフィーリングで書いているものが多く、文献を調べて書くという料理書なんてこの時代存在していない訳ですからそうもなりますよね[たらーっ(汗)]

当ブログ「大食感」が江戸時代に存在していたらきっと革新的な文献として後世まで語り継がれていたでしょう(笑) 

さつま揚げの話に戻しますが食べ方としてはそのまま、あるいは軽く焼いてショウガ醤油やからし醤油などを付けて食べるのがおつまみには最適です。おでんを初めとする煮物の具にもよく使われますし、西日本では天ぷらのようにうどんの具にもされています。

お酒のおつまみからご飯のおかずまで幅広くご利用いただけるさつま揚げ、是非今晩の一品としていかがでしょうか?

そして最近の恒例のあれをやって今日は終わります。 

面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。

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押すだけで新庄の応援が出来る簡単な応援です(笑)これからも大食感をよろしくお願い致します[わーい(嬉しい顔)]

そして、なんと皆様の応援もあり只今、こちらの人気ブログランキング様の料理(全般)ランキングで4位と5位を行ったり来たりさせていただいております[exclamation×2] これからもよろしくお願い致します。

新庄純次でした。


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夏バテにはコレでしょう!ウナギの蒲焼!! [食べ物]

うなぎ.jpg 

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

最近暑い日が続いておりますね。だんだんと夏バテを起こす人も出てきているのではないでしょうか?

古来より夏バテ対策としてイロイロなものがいいとされていますし、ネットで検索してもかなりの数の食べ物が夏バテ対策料理とか夏バテ対策食べ物として紹介されていますが日本人の夏バテ対策として有名どころはやはりコイツでしょう[exclamation]

そう、うなぎです[exclamation×2] 個人的には白焼きと言う背開きにしたうなぎをタレをつけずに焼いてわさび醤油でいただくのも日本酒にあってバッチリですがやはり王道は蒲焼ですね[わーい(嬉しい顔)]

そしてコレをご飯と共にいただくうな重とかうな丼。コレこそ古来より言われる日本の夏バテ対策料理ですよね[exclamation&question]

こいつの料理は素人ではまず出来ません。目打ちして背開きするのも蒲焼にするのも蒲焼のタレを作るのにもプロの熟練の技がなければどれほど美味しいうなぎの蒲焼は作ることが出来ず、勿体無い料理が出来てしまいます[もうやだ~(悲しい顔)]

暑くて夏バテして食欲がないって言ってるのに、夏バテ対策に美味しくないものを無理して食べるなんて愚の骨頂[exclamation]とある地上最強の生物の言葉を借りるなら、良い素材を素人調理で台無しにするなぞ

「その愚行、上等な料理に蜂蜜をぶちまけるが如くぅ[exclamation×2][exclamation×2][exclamation×2][exclamation×2]

ただでさえ高い食材でもありますので蒲焼を作るなんて私ではおこがましいのです。目打ちと背開きは習いましたので、白焼きにするなら私でも辛うじて出来るのですが蒲焼、うな重、うな丼となってくるとレベルが足りませんね[ふらふら]

さて、そんなやたらとリスペクトされたうなぎさんの雑学を今日はご紹介します。もちろん土用の丑の日に合わせて今日は夏ばての対策としての良い一面にスポットを当てたご紹介をさせていただきますよ[exclamation&question] 

夏バテ対策を語るのであれば当然夏ばてのメカニズムを知らなければなりません。とは言っても今日のメインではないので今回は簡単に紹介します。

日本の高温多湿な暑さで体温調節に困り、自律神経がやられ代謝機能が悪くなります。

そこに追い討ちをかけるように自律神経がつかさどる消化器官の働きが弱り、代謝機能が更にやられ栄養補給が滞ります。

栄養が滞ると代謝機能は更に悪くなり、体全体の調子がおかしくなり、自律神経は更に失調していきます。

コレが夏バテのメカニズムです。 

なので夏ばてを食い止めるための防衛線は全部で3段階あるといえます。

①自律神経の弱るのを抑える

②消化器官が弱るのを抑える

③栄養補給を欠かさないようにする

となるわけですが、うなぎの蒲焼はこの②と③に効果を発揮します。 

②に関しての効果としてうなぎと言う食べ物は豊富なタンパク質、ビタミンA、ビタミンB1、B2、D、E、さらにはカルシウム、鉄分と体に必要な栄養素がこれでもかというほど含まれている優秀な食べ物です。

脂っこいイメージが多いと思いますがうなぎの油は肉とは違ってなんと植物性の油と同じ不飽和脂肪酸であり、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含んでいることが判明し、脂っこいイメージとは裏腹に、意外なほど体に優しい食材といえます。

高タンパク質でありながら、脂肪が不飽和脂肪酸である事、そして代謝機能に欠かせないビタミン類を多く含んでいる事が挙げられ消化器官の弱りに対してかなりの効果を持っています。

他にも色々とうなぎを食べることによって

がん予防、ボケ予防、動脈硬化予防、眼精疲労緩和、風邪予防、美肌、骨粗鬆症予防

などの効果がありますが今回は夏バテに対する問題を取り扱っていますので深くは触れません。一応太字にしてみましたが(笑)

③に関しては言わずもがな、食欲をそそるアノ匂い。夏バテで空腹を感じないという原因は大きく分けて二つあり、満腹中枢が信号を出してしまっている場合と胃腸が弱って「働きたくないでゴザル」状態になっているかのどちらかです。

満腹中枢が大した食事も取っていないのに刺激されてしまう原因は暑くてのどが乾いた時に水分だけを取りすぎる所謂「水っ腹」と言われている状態か、味の濃すぎる飲み物やアイスなどを食べたことによる誤認によるものですのでこちらはどうにも出来ません。

しかし消化器官が弱って「働きたくないでゴザル」と言っている時に対してはウナギの蒲焼は効果を発揮します。

どういう原理かと言うと匂いによる味覚刺激想起の効果です。

難しく言ってみましたが簡単に言えば良い匂いをかぐと何か食べたくなるあれです。

「働きたくないでゴザル」な消化器官と言えども胃に物は入っていないので空腹を実は感じはするのです。ただそれ以上に気持ち悪さや不快感を感じてしまっているので、良い匂いで「働きたくないでゴザル」な消化器官を働きたくさせてやります。

肉や揚げ物に比べて消化器官にも優しいので意外と食べきることがうなぎはでき、栄養補給もコレでバッチリです。

もちろんかなりの糖分を含んでいるのでコレばかり食べていたら体に悪いですし、消化器官にやさしい油と言ってもかなりの油を含んでいる事も事実ですので本当に胃炎や腸炎を起こしているレベルで弱った体には良くないです。

今ぐらいならば酷い夏バテで「何もしたくないでゴザル」状態になっている人も少ないと思いますし夏バテ対策にうなぎの蒲焼、うな重、うな丼。是非試してみて下さい[わーい(嬉しい顔)]

 

そして無言で宣伝する私(笑)

ちなみに「夏バテ」と「夏ばて」と両方使ってあるのはわざとです。どっちで調べても大食感が出てくるようにしてみました[人影] 

新庄純次でした。 


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豪華なアノ料理 [食べ物]

天丼.jpg 

皆様こんばんは[やや欠け月] 

書きかけで居眠りしてデータが消え更新が遅れた新庄でございます。

今日は昨日の記事

チラシ寿司ってなんだ!?~昔の思い出~

でご紹介したお店の天丼の写真を乗せて見ました[わーい(嬉しい顔)] 

美味しそうでしょ[exclamation]ボリュームも凄いんですよ[exclamation×2]そして何より豪華でしょ[exclamation&question]

乗っているてんぷらは「車えび」「キス」「穴子」「ししとう」「えのき」「舞茸」「かぼちゃ」「大葉」です。

もちろんお分かりいただけると思いますがこの車えび、とにかくでかいです[どんっ(衝撃)] 更に言うならコレだけのてんぷらが乗っているので当然この丼もでかいです[どんっ(衝撃)]女性や年配の方にはコレを食べきるのは辛いかもしれませんね[あせあせ(飛び散る汗)]

しかもこの乗っているエビの頭、なんと低温でじっくり挙げた後に二度揚げで高温でからっと揚げてあるそうでさくさくと美味しくいただけました[exclamation] いやぁこだわって作られた一品、¥1000ちょっとでこれが食べられるとは実にお安いですね[exclamation×2]

もう店の回し者みたいになっても言いと思って思いっきり宣伝してみました(笑)

そして今日はそんな天丼についての雑学をご紹介いたします[グッド(上向き矢印)] 

正式名称は「天麩羅丼(てんぷらどんぶり)」と言いまして当然、どんぶりに盛ったご飯の上に天麩羅が乗った丼物料理です。天ぷら専門店や蕎麦屋のメニューなんかでしか昔は見かけませんでしたが今では和食料理屋とかファミレスなんかでも見かけるメジャーな料理ですね。今ではこの天丼を専門に扱う「天丼専門店」なんてものもありますし、デリバリーの丼専門店なんかでも必ずあるようなお料理でございますです[ぴかぴか(新しい)]

明治時代ぐらいまではもともと蕎麦屋の丼物メニューの中では、「天せいろ」を超える最も高価な料理として扱われており、お金持ち、と言うか小金持ちになったら食べたいというような料理だったそうです。

今で言う焼肉食いに行こうZE☆ぐらいの感覚だったのでしょう。

そんな天丼の歴史は「三定(さんさだ)」と言う浅草にある老舗の天ぷら料理のお店で作られたことにより始まります。このお店、なんと創業は1837年(天保8年天保の大飢饉が起こって起きた大塩平八郎の乱のあった年)、現存する最古に近い天ぷら屋さんです。

現在でもこの店のウリはごま油をたっぷり使った油で揚げた天ぷらで、このお店の天丼の定番は、海老・白身・かき揚げの天ぷらを使ったものです。

天丼は江戸時代から食べられてきた寿司と並ぶ江戸の庶民に親しまれていた料理であり、今では色々な種類があります。

丼飯に天ぷらを乗せ甘辛いタレをかけたり、天ぷらを天つゆにつけ乗せる。そんな簡単な料理だからこそ様々なバリエーションが今では地方によって乗る具も使われるタレの味も調理法も独自性があり、タレをかけずに天ぷらを軽く煮付けて乗せたり、味付けが塩であったり、各自の好みで別にタレをかける天丼もあります。

海老・いか・穴子・キスなどの魚介類の天ぷら数種にししとう・かぼちゃ・さつまいもなどの野菜天を数種添えることが多いこの天丼ですが、主となる天ぷらの種類によって「海老天丼」のように呼ばれたりするものから特定の具や調理法で名前が変わるものもあります。 

例えば精進天丼や野菜天丼と言ったら野菜の天ぷら(精進揚げ)のみを使用した天丼。穴子天丼と言ったら穴子の天ぷらを一本丸ごと使用した穴子が丼からはみ出す場合が多い天丼。かき揚げだけを乗せたかき揚げ丼。
 
ちょっと変わったところだと、たぬき丼と言う揚げ玉や小さなイカや海老を団扇状に揚げた天ぷらを使った天丼。天玉丼とか天とじ丼とよばれる天ぷらを親子丼のように、甘辛いタレで煮て卵でとじたものなんかもあります。
 
様々なバリエーションがあるこの天丼、使う天ぷらによって当然値段が左右される訳ですし、ごく稀にこんな天ぷらあったんだ、と思わせるような天丼もあります。私が今まで見た中でも変わったものと言うとエビはエビでも伊勢エビの天ぷらだけが乗っているやつとか、ひたすらカラフルなパプリカとピーマンを中心とした野菜天のみで作られた天丼なんかだいぶ印象に残ってますね[わーい(嬉しい顔)]
 
まぁ結論としては美味しかったら何が乗ってたっていいですよね(笑)アイスや饅頭の天ぷらが乗ったものなんかがあったらさすがにどうかと思いますが肉類の天ぷらが乗っていたり茸類のてんぷらだけで出来たものなんかもそれはそれで美味しいものです。
 
今晩のメニューに冷蔵庫の中身をランダムに天ぷらにした闇天丼とかいかがでしょうか?(笑) 
 
 
最後になりましたが明日はちゃんといつもの時間に更新しますのでコレからも応援して下さい[たらーっ(汗)]
 
 
新庄純次でした。 

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チラシ寿司ってなんだ!?~昔の思い出~ [食べ物]

海鮮丼.jpg 

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

最近自作料理ばかりだなぁと思っていたので今日はお店に行って写真を撮って来てみました[わーい(嬉しい顔)]

で、もちろん食べて来ましたよ(笑)

行ってきたお店は神奈川県にある戸塚駅というところの近くで

「うお三昧きじま」

と言うお店です。

前から行きたいなぁとは思っていたのですが今回は旅行で出費したついでにやってしまえと行って来てみました。

名物はスルメイカの姿造りだそうなんですが、私はあんまりイカの刺身が好きじゃないので遠慮しました[ふらふら]

でも透明度の高いイカの刺身が食べられるというのは中々駅近くにしては珍しいんじゃないかと思いますので頼んでおけばよかったかなぁとちょっと後悔しています[たらーっ(汗)] 

まぁあんまり書いてもお店の回し者みたいになるのでお店の紹介に関してはこのぐらいにして今日はチラシ寿司というモノに関しての雑学の紹介です。

私は子供の頃チラシ寿司という寿司は魚が入っていない寿司だと思っていました。混ぜるだけのこんなのを

使った混ぜご飯の酢飯バージョンだと思っていましたからね。他の人でも似た様な経験をした方いるんじゃないでしょうか?え、私だけかな[exclamation&question] 

とにかくあのピンクの「でんぶ」とか「しいたけ」の煮たやつとか「金糸卵」が乗ってるアレがチラシ寿司だと思っていたわけなんですが、初めておすし屋さんに入りメニューを見るとそこには私の知っているチラシ寿司とは似ても似つかない豪華なチラシ寿司と言うモノの写真があるではないですか[exclamation×2] 

一緒に行った子に思わず言いましたからね私 

「ねぇねぇ、コレチラシ寿司らしいよ[exclamation]凄くねぇ[exclamation&question]」 

って、そしたら返ってきた反応は

「へ?そう?普通じゃない?」 

あれ?なんかチガクナイかコレは?

と思ったんですがとりあえず押し切りましたね。

な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何を言ってるのかわからなかった……頭がどうにかなっていた……催眠術だとか超スピードだとか、んなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……[がく~(落胆した顔)]

「あんたはあのフランス人か[exclamation&question]」 

って、笑ってくれてよかった、ジョジョネタが通じる子で本当に良かった。と私はその時心から感謝しましたね[もうやだ~(悲しい顔)] 

まぁ勢いでごまかしてなんとかしたってだけの話なのですがね(笑)

で帰って調べましたとも、「私の知っているチラシ寿司はチラシ寿司じゃないだと[どんっ(衝撃)]ど、どうなっていやがるんだ[exclamation&question]」 ってブツブツ言いながら……

するとウィキペディア先生は私に教えてくれました

ちらし寿司(散らしずし)は、器に入れた寿司飯(酢飯)の上に具を散らせて作る寿司の一種である。「ちらし寿司」の語源は、寿司飯(酢飯)の上に様々な具を「散らし(ちらし)」て作る事であり、単に「ちらし」と呼ばれる事もある[1]。添えられる汁物は通常は吸い物であるが、味噌汁の場合もある。雛祭りなど、祝い事の際に食べられる事も多い[2]

本項目ではちらし寿司と別種の、寿司飯に具を混ぜ込む「五目ちらし」・「五目寿司」・「混ぜ寿司」・「ばら寿司」・「ばらちらし」・についても扱う。 」出典wikipedia

そして気がついたのです、

「そういえばスーパーとかで売ってるやつには五目チラシって書いてあったような気がする」

そして更に読み勧めてみると

地域によっては、この細かく切った魚介類、野菜などの具を寿司飯に混ぜ混んだ料理を指して「ちらし寿司」と呼ぶ事があるが、そうした地域では前述の生魚を使用するちらし寿司が存在しないかメジャーとはなっていない。また、地域によっては混ぜ寿司の上に具をちらした料理もある。生物(なまもの)を使わず、様々な具材を細かく切ったものを酢飯に乗せた寿司あるいは混ぜ込んだ寿司を好む地域がある。」 出典wikipedia

あれ?私港が近い海産物を好む横浜生まれの横浜……育ちじゃないけど中学まではずっと横浜にいたはずなのだがおかしいな[ふらふら]

まぁようするにアレもチラシ寿司といえばチラシ寿司だけどって感じのものだったと人様とデートで寿司屋に行くぐらいになってから知った訳ですよ私は……。

まぁ今となっては笑い話ですけど当時は暫く羞恥心でどうにかなりそうでしたね[あせあせ(飛び散る汗)]

まぁ、そんな話は置いておいてこの写真も実は全く見えませんが下に酢飯が入っています。チラシ寿司といえばチラシ寿司な訳です。どっちかというと山盛り寿司って感じですが細かいことを気にしてはいけません。美味しかったらいいじゃないですか[exclamation]

書いていて思ったのですがチラシ寿司でまだまだ記事が書けそうなので今度作ったらまた小出しで御紹介しますのでお楽しみに[わーい(嬉しい顔)]

新庄純次でした。


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続・夏っぽい寿司ネタ [食べ物]

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

昨日、記事数が30を越えたので登録するランキングサイトをこのたび増やさせていただきました[exclamation]記事上部に設置した「人気ブログランキング様」に続いて、記事の横に設置した「にほんブログ村様」がそうです。

もし私の記事がお気に召しましたらそれらのバナーをクリックして下さると嬉しいです。皆様がバナーをクリックしていただく、ランキング内で上の方にこの「大食漢」が上っていく、より多くの人に見ていただく機会が増える、見た人の何かの為になる。

そうなることが新庄にとって、とても喜ばしいです。書くこと自体も楽しいのですが、誰だってどうせなら書いたものを人からいいものだと思われたいものですもの(笑)

という事で少々自分のブログの事をお話しさせていただきました。読んでくれた方ありがとうございます。

さて本題、と言うか昨日の続きに入っていこうと思います。

という事で本日ご紹介する料理はコチラ[exclamation×2]

あなごさより.jpg

「穴子」と「さより」の握りです[exclamation]そう、正に昨日の続きですね(笑)

昨日の記事でご紹介したように江戸前寿司は握り寿司と言う意味から東京湾で取れる魚介を使った寿司と言う意味になって言ったわけですが、穴子の握りはそんな江戸前の寿司の代表的なものの一つです。

「ふ~ぐたく~ん」のセリフと若本さんの声で知られるあの人、アナゴさんの名前の基になったこの魚、見た目はうつぼみたいなヤツで浅い海の砂泥底に生息しているので底びき網なんかにかかります。ただ、生ではあまり食べられませんタンパク系に微弱な毒があるので加熱したほうが安心です。

……何だかとっても美味しくなさそうな説明になってしまいましたのでやり直します[たらーっ(汗)]

見た目はうなぎのようで、実際うなぎの仲間です。鱗がないと言う特徴はありますが淡白な身といい、甘辛い味付けが合うことといい似たような調理法で美味しくいただける子です。

うなぎよりも油が少なく、あっさりとしているので「てんぷら」にするのも有名な調理法ですね。蒲焼と言うものも存在しますが油のノリからコチラの調理法ではうなぎに軍配が上がります。

江戸前が本場物とされ、現在でも東京湾岸各地が漁場となっていますが実は割りとどこでも取れる魚です。江戸前のもの以外で言うと瀬戸内海のものが関西では有名ですかね。

春でも夏でも秋でも冬でも取れるので意外と知られていないのですが旬の時期は夏で今ぐらいからがオススメの食材です。

お、ちょっと美味しそうになってきましたね(笑)

江戸前の寿司では写真のように明らかにシャリからはみ出るように大きなネタを乗せるのが一般的です。一本握りと言う名前で見たことがあるかもしれませんね。今では大体シャリと同じぐらいの大きさになっている事が多いですね。

乗せられるネタはちょっと甘めに煮られており、白身の魚ですが茶色くなっていて、その上に更に茶色いたれが塗られている事が多く、醤油を使わなくても美味しくいただけることが多いですね。

今では「海苔」でシャリにまいてありますが、昔はかんぴょうを使っていました。かんぴょうがすし屋で使われる名残としてかんぴょう巻きがある訳ですね。コレはこれで当時から人気の巻物だったようですが(笑)

穴子の寿司と言うと他にも「穴子巻き」と言う煮た穴子を使った巻物もあります。キュウリを一緒に入れて巻いてある事が多いので「アナキュウ」と言う商品名で見たことがある方もいるかもしれません。

この穴子の握りの最大の売りは煮る事によって入った味と食感です。淡白な身に絶妙な甘辛さと皮のちょっとした弾力、これらがシャリとマッチして他の寿司ネタとは一味違う味を提供してくれます。

最近うなぎの握りなんてものもありますが私は値段と味を考えて穴子の方が上だと思いますね。うなぎは蒲焼で丼とか重とかが一番であります[exclamation]あ、でも私個人は白焼きをつまみに飲む日本酒が……。

とんでもなく話しがそれていきそうなので戻します[あせあせ(飛び散る汗)]という事で次はもう一品の「サヨリ」についての話に入っていきます。

コレも江戸前寿司のネタとして結構古くから親しまれた光物の一つです。見た目は特徴的で、なんと言うか……ダーツのダートみたいな見た目をしています。下顎だけシュインとしてます。地方によってはクチナガとも呼ばれます。

全体的に白っぽいというか青白いのですが、捌くと腹の中に黒い膜があり、真っ白な見た目に反して中は真っ黒で俗に「見かけによらず腹黒い人」の代名詞にもなったりしますが最近の人はあんまり使わないですかね?[ふらふら]

春から秋にかけてちょっと長めに獲られますが、旬は3月から5月あたりで、春の初物が一番美味しい時期ですが、漁獲量の兼ね合いで夏ぐらいが一番安く多く食べられています。生でも火を通してでも色々な料理で食べられますが春の初物の刺身としての価値は白身の高級魚の一種とされています。

刺身や寿司など火を通さないで食べるときは、たて塩をして持ち味である甘みが引き立てることが殆どでこいつも醤油をつけないでいただくという食べ方をされることがあります。

揚げ物にしても塩焼きにしても身が淡白なので美味しいのですが、やはり生で食べたほうが美味しいと感じるのは私が日本人だからなのでしょうね[ぴかぴか(新しい)]

という事で昨日今日と続けて書かせていただいたこの時期にオススメの寿司達いかがだったでしょうか[exclamation&question]あ、穴子はちょっとフライング気味だったかもしれませんが気にしないで下さい。

やはりたまには生魚が食べたくなるというもの、どうせなら食べたいと思ったときに美味しいものを食べたいという物でしょう。これからも時折旬の生魚を乗せたいと思いますのでよろしくお願い致します。

それでは新庄純次でした。
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最近自作料理が続いていたので……。 [食べ物]

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

ほぼ日刊と表現しても過言ではない私のブログの更新ですが早いものでもう今日で1月、記事数がこれで30件になりました[exclamation]私のブログをご覧になってくださった方、誠にありがとうございます[もうやだ~(悲しい顔)]


そこで今までどんな記事を書いていたかなぁと過去の更新のを見直してみたところ、いやー、ご指摘いただいたように長いですね一件の記事が[たらーっ(汗)]コレ呼んでたらちょっとした暇つぶしの域を超えそう……。

もう少し手短に本当に暇つぶしですむぐらいの文章量をこれからも心がけていきますのでどうぞよろしくお願い致します。

そしてもう一つ気が付いたのですが最近自分の記事が自作料理ばっかりだったので本日は原点に立ち返り、美味しいものを御紹介と言う形にしようと思いコチラをご用意いたしました[exclamation]

という事で本日ご紹介するのはコチラ[exclamation×2]
しらす.jpg

「生しらす」と「桜海老」の軍艦巻きです[exclamation]もう一度言っておきますが自作料理ではないです、電話をすると私のために職人が握って家まで持ってきてくれるという実に便利なシステム、出前寿司と言うヤツですね。

他にもご紹介したかったネタはあるんですが絶対に長くなってしまうのでそちらは明日にでもという事で(笑)という事で、まず今日はお寿司について、それから生しらすと生桜海老についてちょっと触れていきたいと思います。

寿司と言ったらどんなものか日本人なら説明は要らないでしょう。海外の方でさえも「Sushi」と言ったら伝わるぐらいですからね。寿司とだけ言われたら握りずしを中心とした寿司屋で提供される寿司を連想するでしょう。

所謂、江戸前寿司と言うヤツですね。太巻きとか押し寿司、ちらし寿司、稲荷寿司なんかも、もちろん寿司ですがまずこっちが浮かぶ人は少ないと思います。

寿司の歴史は約千年ぐらいあると言われていますがコレはあくまで大きな意味での寿司であり、「なれ鮨」から含めたもので、江戸前寿司の歴史は江戸時代からです。

「寿司」の語源は江戸時代中期に編まれた『日本釈名』と言う文献によると、その味が酸っぱいから「酸し(すし)」であるという説が有力ですが、なにぶん千年前の話でハッキリした事は分かりません。一応言っておきますが誤字ではありませんこの文字での表記です。

またその際「酸し」が「寿司」と言う表記になったのは、京都で朝廷へ献上することを考慮し、好字を使った当て字で使われるようになったからで、関東方面で「鮨」、関西方面では「鮓」の字が使われるのは、その当時の京都以外の人々はこの字を使っていたからだそうです。

なので「寿司」「鮨」「鮓」の字はどれも正しいと言えますね。関東の「鮨」は魚肉の塩辛である「うおびしお」を本来指す言葉であり、「鮓」は魚の切り身を酒粕・味噌などに漬けた食品「つけうお」を指す言葉だったそうですが今では「すし」と言う字として用いられていますね。

話を戻しますと、多くのにとにとってイメージされる「寿司」である江戸前寿司は元々「江戸っ子の間で食べられる寿司」意味合いとしては江戸風な寿司というもので握り寿司指す言葉だったのですが、この握り寿司が一般的なものになると東京湾の魚介、江戸の前の海で取れる魚を使用した寿司、あるいは明治の始めくらいまでの技法を中心とした寿司を指す物と言う解釈もされるようになりました。

この江戸前寿司を考案したのは両国(今の東京都墨田区です)で「與兵衛鮓(よへいずし)」を営んでいた華屋與兵衛(はなやよへい)と言う人です。

聞いたことありませんか和食のチェーンレストランでこの名前?それもそのはず、このチェーン店はこの方の名前にあやかってつけられているからです。あ、このままでは話がそれる(笑)

「松之鮨(まつのずし)」を営んでいた堺屋松五郎と言う人と言う説もありますが、このチェーン展開した和食レストランで大々的に與兵衛さんが打ち出されているので、與兵衛説の方が若干知名度としては高く優勢ですね。

もともと屋台で立ち食いする料理で、握り寿司が誕生、流行していた江戸時代では入店して職人に任せた注文「適当に握ってくれ!」をして小腹を満たせば即勘定を済まして退店するというのが江戸っ子の食事マナー、所謂「粋」な行動とされていたそうで、高級日本料理として座ってゆっくりと味わうのは戦後から生まれた文化だそうです。

ここまではあくまで握り寿司の紹介でしたが、写真を載せたお料理である「軍艦巻き」は、イクラなどの小さなものや、ウニのようにやわらかくて握りにくいものをネタにできないかと昭和16年に銀座のすし屋「久兵衛」で考案されたものと言われています。

と簡単な寿司について説明したので今回の写真のネタに行きましょう[グッド(上向き矢印)]

「しらす」とはそもそも体に色素がなく白い稚魚の総称で、イワシ・イカナゴ・ウナギ・アユ・ニシンなど全ての稚魚を指しています。

と言っても食べられている「しらす」として見ると話は変わり、主にカタクチイワシの稚魚を指し、塩茹でにして干したものがいわゆる「白子干し」として販売されています。

これについて書くと細かくなってしまうので肝心の「生しらす」をクローズアップしますと一部地域の特産品として有名です。本当に新鮮な生きているものをシラウオのように酢醤油など調味料にくぐらせ、そのまま食べる「踊り食い」と呼ばれる食べ方もあります。

この産地として特に有名なのは兵庫県の淡路島と静岡県の静岡市、後は神奈川県の江ノ島ですね。5月・7月・10月と年3回ぐらいに主に「しらす」が取られ、基本的に冬以外は食べられるのですが、生しらすとして提供されるのは夏が多いです。

なにせ鰯の稚魚ですからね本当に弱い子なのです。例え一般的な釜揚げしらすでさえも鮮度が大事で新鮮なものとそうでないものとでは雲泥の差が出ます。有名なところで食べる釜揚げしらすさえスーパーで買ってくるものとは全く違う美味しさがあります。

そしてもう一つ、桜海老です。桜色をしたエビなので桜海老、実に分かりやすいですね。こいつが取れるのは「しらす」よりも更に生でいただくことが少ないでしょう。

日本国内の水揚げ量の100%は静岡県の駿河湾産で、主要な漁期は4月から6月までと10月から12月の年二回。しかも数日間しか生かしておけないという弱さ、当然鮮度も落ちやすく、駄目になることもすくなくないです。近年になりやっと静岡以外でも食べられるようになりましたが一般的ではないですね。

干したものには独特の食感と味わいがあり、お好み焼きやかき揚げなどに使われますね。また干したものは軽く炒ると格段に香りが増すのでチャーハンとかにも入っていたりもします。大阪にいたときは良く買っていましたお好み焼き用に。

で・す・が

一般に安価で出回っている干しエビの多くはアキアミなど、別の種で味も数段落ちますし、そもそもエビですらないやつが混じっている事も多いので購入の際は良く見てくださいませ。

それらを生で寿司に使って、更に自分の家で食うというこの贅沢、幸せですね。皆様も現代の進んだ科学に感謝しながら美味しいものを食べて幸せになりましょう。

新庄純次でした。

店員さんが良い人でした。 [食べ物]

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

まず今回は先日の記事について適切でない表現をしたことの謝罪から入らせていただきますので、そういったことに興味の無い方、初めてご覧になる方は次の太字のところからお読みください。


先日「ついったーというもの」と言う記事を書いたのですが、読んだ友人より

『あのさ、ブログのツイッターの文章さ

②フォロー・フォロワー
フォローとはツイッターを使っている他の人のツイートを自分のリストに登録すること。コレによってその人が何かツイートすると自分の画面に表示されます。

そして自分がフォローした相手にとって自分がフォロワーと言う存在になります。簡単に言うと自分をリストに入れてくれた人の事です。

って書いてあるけどリストって別に機能があるからちょっと誤解されるかも。フォローしてない人でもチェックするとか、フォローしてる人を種類別に管理するとかできる、そんなリストという機能がある・w・』

と言うご指摘を頂きました。私の無知を晒してしまいお目汚し大変申し訳ございません。読んでいる方はそんなこと知っているよと思う方ばかりかもしれませんがここで謝罪をさせていただきたいと思いました。

いきなり謝罪から入ってしまいましたが、本日もしっかりと雑学と料理の記事はしっかりと書かせていただきますのでよろしくお願い致します。


改めましてこんにちは

皆さんファーストフードではどこが一番好きでしょうか?と聞かれてもファーストフードなだけに味だけでは評価できないものがありますね、提供時間はもちろん、近くにある事とか、値段、対応するスタッフの態度そんなものが関係しているので「美味しさ」と言う選考基準はあんまり無いかもしれませんね。

私はそんな選考基準でたまに遠出してでも行くところがあります。時には友人に無茶を言ってあるところまで車でわざわざ連れて行ってもらったこともあります(笑)

それはどこのファーストフード店かというと
本日ご紹介するコチラです[exclamation]

KFC.jpg

KFC、所謂ケンタッキーフライドチキンさんですね。一応言っておきますが回し者ではないです。就労もしていませんし知人が経営陣とかいう事もない事を書いておきます。

他のバーガー系とは全く異なる商品の提供が特徴ですね、なんたって揚げた鶏肉がメインなんですから。似た様なお店が日本でチェーン展開していると言うのは聞いた事ありませんね。

近いところで言うとコンビ二のホットスナックですかね?7ナントカさんの揚げ鳥とか、ファミリーナントカのファミチキとか、ローナントカのLチキとか

まぁそれでもコンビ二のホットスナックだけをお腹一杯になるまで買うことは無いでしょうけどね、私は以前朝御飯にこういったものとエナジードリンクだけというセットで仕事をしてましたけど(笑)

そんなことよりKFCさんですね。今現在は正式名称がKFCとなっていますのでこの記事内では以後コレで統一します。

創業者はご存知カーネル・サンダース氏、設立は1952年で日本に入ってきたのは1970年代の事ですね。以前購入したとき箱に書いてありました(笑)

ケンタッキー州コービンのガソリンスタンドに「サンダースカフェ」というお店をオープンさせたのが始まりでそこで出されていたフライドチキンが現在お店で提供されている物の基だそうです。

この味の決め手となるスパイスの調合率はかなりの厳重な企業機密で、社内でも殆どの人が知らないという事で有名ですが、基本的な調理法はカーネルサンダース考案のころからまったく変わっておらず、60年以上同じ味を維持し続けているそうです。

むしろその事実そのものより60年間情報の漏洩が無かった(一部何が使ってあるかは公開されています。)と言うそのセキュリティ体制の方が私としては驚きです。

直筆で書いたレシピは過去本社から動かされることはなかったのが近年、セキュリティの近代化に伴いレシピも新たな場所へと移動される事がニュース記事になったとか……

中小な企業の上場前の株の情報よりも厳重とか、情報開示請求テロがあったとか、そんな冗談があるこの話し、食べ物の恨みは何とやらってヤツですね……。ちょっと違う気もします(笑)

ちなみに日本では当たり前のように見かけるあのカーネルサンダース人形、他の国に行った時で見たことないなと思っていたら日本が置くようになったのが発祥でその後展開されたお店に関しては海外でも置いてあるという事でした。

店頭だけでなくパッケージに印刷されていたり、道頓堀に投げ込まれたり、最近ではMMDで踊らされていたりと様々な事でお目にかかるこのカーネルさん実はとても苦労をされた方で日本のTVでも以前取り上げられていました。

ガソリンスタンドの支配人と調理師とレジ係を兼ねたカーネルさん。店が繁盛し、規模を拡大していくうちに州の料理への貢献が評価されて、ケンタッキー州の知事から「ケンタッキー・カーネル」の名誉称号を与えられます。

なので実は本名じゃなかったりします。本名の方はあまり知られていませんがハーランド・デーヴィッド・サンダースというそうです。名前が「大佐」って言うから奇抜な名前だなと思ったら称号だったのですね[あせあせ(飛び散る汗)]

しかしその数年後この拡大し150人規模のレストランとなっていたこのお店まさかの家事で全焼します[バッド(下向き矢印)]

ほぼ全財産を失い、途方にくれたこの方を支えたのは地元の開店当初から通っていたファンの方とまさかの州からの援助[exclamation]大佐の名誉称号は伊達ではなかったのですね。

元々本人の経営手腕があり、資本が集まり、既に料理だけでなく本人のファンが多い彼の再出発は3年後同等以上のお店を構えて行われます。

その後も「油を大量に使っているから体に悪い」とか「大量の鶏を品種改良のためだけに惨殺している」とか何と言ういちゃもんのつけ方だそれ[exclamation&question]と言う内容でデモが店舗のまん前で行われたり、建前上健康被害の恐れがあるからと州、果ては国単位で反対されていたりしたこともあったそうです。

しかしそれでもめげずに彼はお店を大きくしましたが今度は新しい道路の開通によって経営危機に直面します。新しい道路の方が使われるようになり客入りが減ってしまえば、どれほど良い物を提供しようと売り上げが伸びなくなるのは誰でもわかること、維持できなくなった店を手放し、負債を返済すると再び手許にはほとんど資金が残りませんでした。

今度彼の危機を救ったのは新道建設の少し前に始めていた世界初のフランチャイズと言う形態を生み出したことでした。自分が任せたいと思った人間(経営者や従業員)にフライドチキンの調理法を教えて歩合を得るという新しいビジネスモデルで生んだお金と手元に残った資金を基にフライドチキンをワゴン車に積んで各地を回りなんと6年でアメリカとカナダで400店舗と言うフランチャイズの契約を取り付けます。

更に10年かけ600店舗を超えるフランチャイズ網を築き上げ、74歳でKFCの権利を売却した後も会社の広告塔として働いたそうです。

そしてその傍ら、孤児院の子供のために毎日アイスクリームを提供したり、肢体不自由児のための基金を作ったり、病院や医学研究、教育、ボーイスカウトなどの活動に資金を提供しているなど、その人柄の良さを伝える話が残っています。

そんな彼が努力し広げたKFC。今では世界各国、極端なところではエジプトのスフィンクスからほど近いところに「ケンタッキースフィンクス前店」というフランチャイズ店まであるほどに多くの方に支持を得ている世界規模のお店になっています。

ちょっと良い話しでしたでしょ?まぁカーネルさんの激動の人生は別としてもチキンは美味しいのでこれからも是非食べに行ってください(笑)

新庄純次でした。
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この子を知っている方はいますか!? [食べ物]

皆様こんにちは[exclamation]

新庄でございます。

今日は自作料理ではなく外で食べて美味しかったものをご紹介です!

実はこれ成人するまで知らなかったのですが、地方料理もしくはご当地グルメというものだそうで始めてみる方もいるかもしれません。と言っても見た目的にも味的にも特別奇抜なものではないので一応はご安心を(笑)

今日御紹介するものはコチラ[exclamation]

サンマーメン.jpg

サンマーメンです[exclamation]

分かると思いますがラーメンです。ちょっと普通に取ると麺が見えないので箸で麺を持ち上げての撮影です。

こいつを良く知っている方は8割ぐらい神奈川県民ですね間違いないく。

書く言う私も神奈川県民でございまして、生まれも育ちも横浜の浜っ子というヤツです。横浜市民は自分達の出身地を聞くと神奈川県とは言わず横浜と答える特徴があるそうです。県民何とかでやっていたそうですのでコレも地方ネタですね(笑)

さてではここでサンマーメンについてご説明させていただきます。

サンマーメンとは中国語の「生碼(サンマー)」生きのよい具材、と言う意味と「三碼(サンマー)」三種類の具材、と言う意味のふたつをかけて着けられた料理名だそうです。

ざっくりとした定義としては細麺を使ったラーメン(横浜では醤油ラーメンが多くてたまに塩ラーメンのものを見ます)の上に、しゃきしゃきするぐらいの歯ごたえが残る炒めたモヤシをメインとしたあんをかけたラーメンです。サンマは入りません。

上に書いたように元々スタンダードな具は3つではモヤシ、ニラ、キクラゲの3つを基本として出来ていますが、大概他にもキャベツが入ったり、にんじんが入ったり、肉が入っていたり、たけのこが入っていたりと具がいっぱい入ってます。サンマは入っていません。大事な事なので二回言ってみました……書いてみました(笑)

たまにお店によっては五目焼きそばみたいなあんかけがかかっていたり、皿うどんに使うようなのあんかけがかかっていたりもしますが、モヤシとニラとキクラゲが入っている事がサンマーメンの一応の基本なのでこれだとモドキになります。

逆に麺よりもはるかに多い炒めたモヤシ「のみ」がラーメンの上にドンと乗っかっているサンマーメンという商品もあります。なんと男らしく、いさぎの良い一品なのでしょう。当然ボリューム満点です。恐らく私がこのお店に行っても次もうこれは頼まないと思いますが。

ちなみにサンマーメンの発祥は横浜です。中華街が南京街と呼ばれていた時代にラーメンが生まれ、ブームが起こった際にスタンダードな支那そばよりももっと中華のテイストを取り入れたものを作ろうとして生まれたものが最初だと言われてます。

横浜市中区伊勢佐木町にある玉泉亭と言うお店がサンマーメン発祥の地として看板を掲げていますがちょっと調べたら横浜中華街の聘珍楼(へいちんろう)と言うお店と言う説もあるそうです。

まぁどちらも横浜にあるので発祥の店は定かでないものの発祥の地は横浜で間違いないようです。ちなみにラーメン発祥の地は東京の浅草です。通の方には有名なことですね。

ラーメンに関しては今度また別の記事にて書かせていただきます。今日は横浜の自慢、もといサンマーメンの記事なので(笑)

このサンマーメン作り方もとっても簡単です。多分神奈川県民の方は実家で作られたものを食べたことがあるかと思います。そうこのサンマーメン神奈川県では普通に家庭料理としても出てきます。

作り方はモヤシ、ニラ、キクラゲで汁気大目の野菜炒めを作って片栗粉でとろみをつけます。

ラーメンを作ってそのうえにさっき作ったあんをかけて完成。

ラーメンは、塩でも醤油でも味噌でもとんこつでもトマトでもかまいません。そこに定義はないのでインスタントのカップラーメンでも袋麺でもかまいません。そばとかうどん、となってくると流石に別物になりそうですね。そして美味しくなさそうです。

具の方も何度も繰り返している3種類の具を入れてあればそれでOK、後は好きなものを入れて自由にカスタムしましょう。

しいたけ、まいたけ、えりんぎ、ごぼうを加えて山の幸尽くし、灰汁がすごい事になりそうですが良い味するかもしれません。

えび、いか、たこ、貝柱を加えて海鮮風、独特の匂いがして、その上良い出汁が出そうです。恐ろしく高価な一品になりそうですがここまできたらふかひれとか入れてしまうのはどうでしょうか?

ありきたりはつまらないと言う方、もう一国コラボに挑戦してみると言うのはどうでしょうか?有名な料理の美味しい国イタリアとかと

トマトラーメンをベースに使い、サラミ、トマト、チーズを具に加え、完成した後にバジルソースをラー油の変わりにたらしてパセリを振ります。

とても美味しくなさそうです[exclamation&question]

ちなみにうちでは嫁のリクエストで上の3つの他にエビ、豚バラ肉、たけのこが入り、彩りのためににんじんが入ります。

今日この記事でサンマーメンについて知った方、知っていたけど詳しくなった方、是非食べに行ってみてください。どのお店で食べてもあんまり外れないメニューです。もしあまり美味しくなかったら別の店に行ってもう一度食べてみてください。それでも美味しくなかったと言う方がもしいましたらこの私の自宅にご招待いたしましょう[exclamation]腕によりをかけて作ります[グッド(上向き矢印)]

ではでは今日はこの辺で、新庄純次でした。
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