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昨日の応用の品「カキトマソース」 [自作料理:イタリアン]

かきとま.jpg 

皆様こんにちは[exclamation×2] 

新庄でございます。

昨日の予告通り本日も牡蠣を使ったお料理での更新です[exclamation]

これ以上冷凍しておいてもウチの冷蔵庫では味が落ちそうなので本日夜にパーッと使おうとは思ってますので当家の牡蠣料理祭りは明日まで続きます[わーい(嬉しい顔)]

で今日は何かと言いますと、昨日のお料理の応用と言った感じのスパゲッティーソース「牡蠣とトマトのソースがけ」です[exclamation×2] 

ではまず料理の作り方をご紹介します[exclamation]

①タマネギ・ニンジンをちょっと大きめのみじん切りにする
 
②みじん切りにした野菜を炒め、タマネギが透明になったらトマトを角切りにして加え塩・胡椒で炒める
 
③ケチャップ・塩・胡椒・オレガノ・バジル・ナツメグ・クミン・マジョラムを加え味と香りをつけ、酒を入れて中火でコゲないように煮込む
 
④冷凍していた小エビと牡蠣を流水で解凍しソースに加え、弱火にして水分が飛びすぎていたら水を足し煮込む
 
⑤スパゲッティを茹でオリーブオイルを絡めておく
 
⑥皿にスパゲッティを乗せソースをかけバジルを振って完成[ぴかぴか(新しい)]
  

今回は彩りも「よろしおす[exclamation]グラシアス[exclamation×2]」な感じにできました[わーい(嬉しい顔)]

ちなみ今回は牡蠣エキスをソースに出すよりも牡蠣の中にちょっと残すようにして火をそこまで通さない調理にしてあります、苦手な方は②の段階で入れてしまったほうが良いかもしれません。

新庄は寧ろ生で食べたいぐらいと言う男なのでこんな風に調理することのが多いですけど(笑)

最近はこんなお買い得なものもあるので牡蠣もちょっと身近になりましたね。

 



一個辺りが安い上に比較的大粒と言うのも良いですね[わーい(嬉しい顔)]まぁこうしたやつは生で食えないという人もいますがどの道今のご時勢の牡蠣を生で食う勇気は新庄にはないので同じ事なんです[もうやだ~(悲しい顔)]
 
という訳で今日は牡蠣の雑学をお送りしたいと思います[ひらめき] 
 
牡蠣はウグイスガイ目イタボガキ科に属する二枚貝とカキ目カキ上科に属する種の貝たちの総称です。
 
英語でカキを指す「オイスター(oyster)」は日本語の「牡蠣」よりも更に広い貝の仲間にも適用されており「岩に着生する二枚貝のうち、形がやや不定形で表面が滑らかでないもの」が全部一般的に「オイスター」です。
 
なんじゃそら[exclamation&question][exclamation&question][どんっ(衝撃)][どんっ(衝撃)][どんっ(衝撃)][どんっ(衝撃)]
 
と思った人も多いと思いますので後ほど詳しく話しますね(笑)
 
牡蠣と言う名前の語源は海の岩から「かきおとす」ことから「カキ」と言う名がついたと言われています。
 
漢字の方は……少し私のブログで語るには沿わないのでちょっと割愛です[ふらふら] 
 
この牡蠣と言う貝の仲間は古くから、世界各地の沿岸地域で食用の貝として扱われる他、薬品、化粧品、貝殻は装飾品や時には建材なんかとしても利用されてきました。
 
食用にされるマガキやイワガキなどの大型種が有名ですが食用にされない中型から小型の種も実は意外と多いのです。
 
その牡蠣はどの種類も岩や他の貝の殻など硬質の基盤に着生するのでアサリやハマグリみたいなマルスダレガイよりもちょいと採取が困難な固着動物としても牡蠣は代表的な生物であるとして知られています。
 
そんな固着動物であるため干潮時には水が無い場所に住むことになるケースが多いのでグリコーゲンを多く蓄えている事が多く、実は他の貝と違って水が無い所でも1週間は生きていられる強い子です。
 
あたりやすいとか悪くなりやすいと言うイメージがありますが生きたままで保存がある程度で切るため実は結構鮮度を保つのが簡単。
 
このご時勢に堂々と生食用が大手スーパーでも展開されている要因の一つでもあります。 

先程言ったように牡蠣は着生してからはほとんど動かないため、筋肉が退化し内臓がほとんどを占めており、貝柱よりも圧倒的に俗に言う「尻」の部分が多く、あの牡蠣の独特の風味はそれに起因しています。
 
実は牡蠣に限らず貝の内臓は皆に多様な風味と味がするのですが他の貝類ではその内臓部分に当たるところが少なすぎるため、牡蠣ほどの味わいを感じることがないのだそうです。
 
もちろんそうした生体を持つので基盤に従って成長するため殻の形が一定せず、波の当たり具合などの環境によっても形が変化するため、外見による分類はそうそう困難。
 
このため、未だに分類が混乱しているものも少なからずあり、外見に惑わされない分子系統などを使った分類がなされつつありますがある。 
 
目視で見つけたところで野外であればプロであっても何属かさえも判別できないこともあると言う個性豊かなやつらです。
 
これが牡蠣と言う貝が良く分からない分類をされている理由です[あせあせ(飛び散る汗)]
 
同じ種類でも大きさや形が全く違うこともあれば違う種類で何が違うのか分からん!と言うものまでかなりの数があり、分子系統を調べるとやっと細かいことがわかったと言う背景が牡蠣と言う貝の分類と定義を非常に難しくしています[ふらふら] 
 
で・も
 
私たち殆どの人はこいつらはあくまで食べ物、コイツらで食べることが出来るのはどんな種類かがわかっていればそれで良いですよね(笑)
 
で食べられる牡蠣はどんなのがあるのかと言うと以下のものです。 
 
マガキ属
 
①真牡蠣 マガキ
 
その名の通り最も一般的な種で、日本でカキといえばこいつらの事。
 
冬が旬で広島県、宮城県、岡山県産が有名で美味しいですが、今特に産地が書いてないやつらは大概が韓国からの輸入品です。
 
②岩牡蠣 イワガキ
 
コイツらなんとマガキと対照的に夏が旬であり、「夏ガキ」とも言われます。
 
殻の色が茶色っぽく、マガキに比べて天然モノでも大きいのも特徴で養殖物の中には実に3倍の大きさの差が出るものもあります。
 
漁港を抱えているところなんかでは偶にお目にかかりますし、養殖モノはスーパーなどでも偶に見かけます。 ……まぁ味はもちろん牡蠣です。 
 
③住之江牡蠣 スミノエガキ
 
有明海沿岸で食用にされると言われていますちょいとしたご当地グルメな種類の牡蠣。
 
新庄も見たことないですし食べたこともないです。 
 
イタボガキ属 
 
①板甫牡蠣 イタボガキ
 
かつては多く食用にされ、能登半島や淡路島周辺が有名な産地でしたが、現在は瀬戸内海地方で僅かに市場に出回る程度で絶滅危惧種状態[たらーっ(汗)]
 
食用としてよりも貝殻が最上質の胡粉の原料となる点が重要で、養殖技術開発の努力がなされています。
 
②ヨーロッパヒラガキ
 
ヨーロッパ原産で、イタボガキに似た外観で輪郭が丸く平たい貝。
 
別名ヨーロッパガキ[exclamation]フランスガキ[exclamation×2]
 
とても怒られそうな気配がします……[あせあせ(飛び散る汗)]
 
日本でも宮城県気仙沼市などで僅かに養殖され、高級食材としてフランス料理店などに卸されています。
 
もちろん欧米で主に食べられていた牡蠣はこちらです。
 
……と言っても実は1970年代以降、寄生虫などにより激減[もうやだ~(悲しい顔)]
 
ヨーロッパ地方でも牡蠣はかなりポピュラーで好まれる食材ですのでその多くの需要をまかなうために日本産のマガキを輸入して養殖するようになり、それ以来フランスなどで流通するカキの相当部分は日本由来のマガキであるという現実があるそうです[バッド(下向き矢印)]
 
しかしこの牡蠣による交流のおかげで東日本大震災の津波により宮城県のカキ養殖施設が壊滅状態に陥った時には、フランスのカキ養殖業者達がかつて日本に助けてもらった恩返しとして、養殖施設の復旧を支援してくれたという心温まるエピソードがあります[わーい(嬉しい顔)]
 
とまぁこんな感じで今日の牡蠣雑学は御仕舞いです[ひらめき]
 
明日も書き雑学の続きなのでお楽しみに[グッド(上向き矢印)][るんるん]

最後に最近の恒例のアレをやって終わります。 

面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。

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押していただくとランキングが上がり、新庄のテンションとやる気が上がります[exclamation]よろしくお願い致します[exclamation×2]

 

新庄純次でした。   

     

  

 

   

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Piacere~ボンゴレロッソ~ [自作料理:イタリアン]

ろっそ.jpg 

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

私のブログを以前から見てくださっている方には見覚えがあるでしょうこんなタイトル。そう今日は第5回スパゲッティ料理の記事でございます[exclamation]

タイトルの意味は「始めまして」と言うイタリア語で、こんなボンゴレスパゲッティはあんまり皆様見たことがなかろうなぁと思ったのでこの料理「ボンゴレロッソ」に挨拶をさせてみました(笑)

ちなみに新庄はイタリア語なんて喋れませんし、別に詳しい訳でもないのであしからずご了承くださいませ[たらーっ(汗)]

私の過去の記事では、

最初にスパゲッティそのものについてBuona sera!を書いて、

次にバジルソースとトマトソースについてBuon giorno!

クリームソースについてはGrazie mille!

ボンゴレスパゲッティことヴォンゴレソースの仲間についてはAlla salute ~ボンゴレスパゲッティ~で書いておりますので良かったらそっちも見てやって下さい[グッド(上向き矢印)]

当家の作り方はソースで分類するならオイルソース系です。

さてではまず作り方から行きましょう。 

①冷凍していたアサリを凍ったまま大き目のフライパンに入れ、上から白ワインをかけ、蓋をして強火で一気に火を入れる

②別のフライパンでタマネギのみじん切り、ダイスカットのトマト缶をたまねぎがしんなりするまで炒める

③アサリの口が開いたら、②を投入し、バジル、鷹の爪、塩・胡椒で味と香りを付ける

④弱火にして蓋をして、スパゲッティを湯でる

⑤茹で上がったらアサリのフライパンにスパゲッティを投入

⑥火を止めてフライパンの中でしっかりと絡めて完成[ぴかぴか(新しい)] 

とても簡単ですね[わーい(嬉しい顔)]これでやっと全開のボンゴレのリベンジが出来た気分です[どんっ(衝撃)]

ちなみに繰り返しになってしまいますが一般的に日本で「ボンゴレ」と言われるヤツが「ヴォンゴレ・ビアンコ」今回ご紹介の「ボンゴレ」は「ヴォンゴレ・ロッソ」と言いまして、見た目の色をそれぞれ冠したヴォンゴレを使ったソースの仲間になります。

このパスタにお勧めの商品はアサリぐらいなのですがそちらは最近の記事

シンプル イズ ベスト あさり酒蒸し 

に乗せていますので今回はご紹介いたしません[exclamation]

そっちも見てくれると嬉しいなぁ……[人影]

さて、そんな感じでさっさと雑学に入ってまいりましょう(笑)

今日はまだご紹介していないスープに分類されるパスタソースについて触れていきます[exclamation×2]所謂スープスパと呼ばれているやつですね。

ちなみにコレで私が以前ご紹介した分類は残すところ和風のみになりますので明日はそっちについての記事にさせていただきますね[わーい(嬉しい顔)]

まぁスープスパ自体和風といえない事もないのですが……

さて、話を戻しましてスパゲッティーのソースの一つとしてスープと言うものを取り上げてはいますがコレ本当は正しくないです。

「な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何を言ったのか分からなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」

ああ、すみません[あせあせ(飛び散る汗)]ついついやってしまいました[バッド(下向き矢印)]

そんなネタはおいておいて実際自分で紹介しておいて何言っているんだこいつと思われるかもしれませんがコレにはちゃんと理由があります。

確かにスパゲッティーと言うものを主役に見るとスープスパと言うヤツはスープをかけたスパゲッティーになる訳ですが、本来であればスープの具の一つとしてパスタが使われていると言う状態のものが一般的だからです。

まぁアレです。DIOと言う人物がジョースター様ご一行に邪悪の化身な化け物と思われているけれども、冷たくて甘いお菓子みたいな名前の忠犬なスタンド使いからは絶対のカリスマを持った主になるのと同じ原理ですね[exclamation×2]

わ、分かりにくいか、分かりにくいのかコレ[あせあせ(飛び散る汗)][exclamation&question] 

簡単に説明するとスープと言う料理が一つの大きな分野を占めている本面ではそっちに焦点が当てられていますが、日本では蕎麦も、うどんも、ラーメンもどっちかと言うと麺が主役で前面に出ている料理です。

そのためそっちが注目されてスープスパはスパゲッティーが主役とみなされているため「スパゲッティーと言う麺をスープに入れてあるような」料理と認識されているという事です。

まぁ最もイタリアには「パスタ」をスープの具に使うことはあっても「スパゲッティー」を使うと言うのはまずないです。

なぜならソースで和える「パスタ」料理は麺にしっかりとソースが絡み、余計な水分がない状態に仕上がっていなければ「パスタ」料理として不出来とみなされるからです。

スパゲッティーにおいてもこの辺変わりなく基本シャビシャビしたソースと言うのは失敗作扱いです。日本のインスタントソースなんて酷いものだと思われるようですね。

スープに「パスタ」を使うのはミネストラとという料理の仲間で先程挙げたスープの具のひとつとして、「パスタ」を使います。

しかしあくまでコレは「パスタ」の話でスパゲッティーはあくまでソースをからめて食べるものですのでこのスープに入れるという発想がそもそも一般的ではないです。

もちろんスパゲッティーに限らずロングパスタは基本的に殆んどそうしてソースをからめて食べるものでありそういう用途が当たり前の麺です。

日本のように汁につけて食べると言う発想がない。と言うのもあいまってずるずる音を立てるのがマナー違反と言われる訳ですが、そのことを別にしても向こうの人からすると強烈な違和感を感じる料理がスープスパと言う料理なのです。

なのでスープスパあるいはスープパスタがはイタリアではありえないもので、ニッポン料理であり、和風パスタといえない事もないという訳です[ひらめき]

スープスパゲティは実は意外と近年出来たジャンルで発売は1985年にハウスさんからされています。もっとも日本人にとってもスパゲッティーを汁につけて食べると言う発想は違和感を起こさせ当時発売しても全く売れ行きはよくなかったそうでとにかくネタ的な、酷い言い方をするとゲテモノである食べ物だったようです。

まぁカップヌードルライスが近いものと思って下さい(笑)

しかしハウスさんはなぜかスープスパをどうしても売りたかったのか3年間ひたすら「スープでスパゲティを食べること」をやたら通してこの商品の宣伝に全力を注ぎやたらと色々なCMを流し、スープスパは

「すたいりっしゅで、とかいてきなたべものだよー」

という事をアピールしまくります。

「皆やってますよ」と言うと日本人は簡単に乗せられるといわれているように3年間もコレを発進し続けたかいあってスープスパは徐々に日本人の中で本当に「スタイリッシュ且つ都会的な食べ物」となっていきます。

海外に向けても販売されだし、販売が決まった時点で「ニューヨークでも人気」とか「外人がびっくりする味」などとまぁそういう言い方もあるよね、と言う宣伝方法で日本国内に発進して更にスープスパを浸透させ今日ではお店のメニューにもある事があるレベルの料理として市民権を獲得しました。

やたらとディスっているように思えるかもしれませんが特に新庄はスープスパに対して思い入れも思うところもありません。

可能な限り細麺であるものを使うとまだちょっとは美味しく食べられますが別にそーめんで良いかなとか、あんまりこの方向でパスタを美味しくする方法を目指さなくても良いかなと思うのも確かですが、味の好みは人それぞれなので別に好きな人がいてもおかしくはないですからありと言えばありだとは思います。

食べもしないで料理を否定するのは少々勿体無いことですので、どんなものか是非一度皆様にも挑戦していただきたいと思いますので、今度機会がありましたら是非一度試してくださいませ[わーい(嬉しい顔)]  

最後に最近の恒例のアレをやって終わります。 

面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。

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Alla salute ~ボンゴレスパゲッティ~ [自作料理:イタリアン]

ぼんごれ.jpg

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

夏という事で熱中症の死亡者なども出ている中皆さんお元気でしょうか?いつも私のブログを見てくださっている方に突然乾杯してどうすると言う感じですが「健康のために」と言う意味があると聞いたのでタイトルはこれにしてみました[わーい(嬉しい顔)]

私のブログを以前から見てくださっている方には見覚えがあるでしょうこんなタイトル。そう今日は第四回スパゲッティ料理の記事でございます[exclamation] 

実は最近そう閲覧数はあんまり変わらないのに最新の記事はあまり見てもらえていないという事に気がつきまして何が悪いのかと頭を悩ませております[ふらふら] 

チョイスする料理が悪いのか[たらーっ(汗)]記事の内容が悪いのか[たらーっ(汗)]そもそも一度見てくれた人はあんまり着てくれてなかったのかと悩んだ結果とりあえず前の記事を参考にしようと思いスパゲッティシリーズにでばってもらいました(笑) 

いやー久しぶりですね。結構作っているのに記事にするのはなんと5月19日以来です[たらーっ(汗)]私の過去の記事では、

最初にスパゲッティそのものについてBuona sera!を書いて、

次にバジルソースとトマトソースについてBuon giorno!

クリームソースについてはGrazie mille!で書いておりますので良かったらそっちも見てやって下さい[グッド(上向き矢印)]

さてでは今日は何かと言いますと今回はタイトルにも乗せてみましたが日本でいう所の「ボンゴレ」本場っぽく言うならば「ヴォンゴレ・ビアンコ」です。

当家の作り方はソースで分類するならオイルソース系です。

作り方

①冷凍していたアサリを凍ったまま大き目のフライパンに入れ、上から白ワインをかけ、蓋をして強火で一気に火を入れて貝の口を開ける

②口が開いたらオリーブオイルを入れ、バジル、潰したニンニク、塩胡椒で味と香りを付ける

③弱火にして蓋をして、スパゲッティを湯でる

④茹で上がったら茹で汁を少しアサリのフライパンの方に入れ、軽く伸ばしてからスパゲッティもフライパンに投入

⑤火を止めてフライパンの中でしっかりと絡めて完成[ぴかぴか(新しい)] 

とても簡単ですね[ひらめき] まぁ本格的に作るとなると色々と面倒くさい手順や具材を投入しないといけないのかもしれませんが、家庭で作るなら簡単で美味しいことこそ正義ですからコレでいいのです(笑)

アサリは大き目のものを使って作るのをお勧めします。小さいと食べるのが面倒ですし、味を入れる際に小さいものを使うとしょっぱいぐにっとした何かになって、風味も味わいも楽しめない残念な料理になりがちだからです[もうやだ~(悲しい顔)]

以前の記事アサリバターに色々とアサリについてとお勧めのアサリなんかを乗せてますので興味がありましたらこちらもご覧下さい[わーい(嬉しい顔)]

さて、では雑学に入ってまいりますが「ボンゴレ」と聞くと皆様どんなスパゲッティを想像するでしょうか?殆どの人は写真みたいなお料理かレトルトのものだと

 


こんなお料理を想像するでしょう。しかしこれ正確には「ヴォンゴレ・ビアンコ」というのが正しいのです。なぜならヴォンゴレと言うお料理は実は大きく分けると2種類あるからです。
 
もう一つのボンゴレは「ヴォンゴレ・ロッソ」と言いまして分類するならトマトソースの仲間で見た目もトマトで赤いです。レトルトで言うならこんな感じ
 
 

まぁぱっと見て日本人でコレを「ボンゴレだ」と思う人は少数でしょうね。
 
しかし皆してボンゴレボンゴレと言っていますがボンゴレとは実は材料の名前でイタリア語で「マルスダレガイ科の貝」を指す言葉なのです。ちゃんとした料理名は言うとspaghetti alle vongole(スパゲッティ・アレ・ヴォンゴレ)という事になります。
 
「マルスダレガイ[exclamation&question]なんじゃそりゃ[exclamation&question]
 
と思った方、詳しくは上で紹介したアサリバターの記事を見て下さい(笑)
 
簡単に言うとアサリとかハマグリなんかの貝の仲間全部を指す言葉でこの貝をボンゴラ、複数形でボンゴレとなるわけです。そんなこの貝を使った料理なので「スパゲッティ・アレ・ヴォンゴレ」と分類して個別の料理は「ヴォンゴレ・ナンチャラ」と言う名前の料理名になるわけです。
 
「ビアンコ」は白い、と言う意味があるのでヴォンゴレ・ビアンコは「白いマルスダレガイ科の貝を使ったソースで食べるスパゲッティとなるわけです。ちなみに「ロッソ」は赤いという意味があります[ひらめき] 
 

本場イタリアでは地中海で取れるガリアハマグリというハマグリやヨーロッパアサリと言うアサリを使って作られるわけですがコレがどれも日本のハマグリやアサリに比べて平均的に大きいのです。

なので日本のイタリアンの店で食べるヤツとより若干食べやすいと聞いたことがあります。しかしヨーロッパでも近年では日本から移入されたアサリも多く利用されているのだとかなんとか……わざわざ小さいほうを使ってまでという事は味がいいのでしょうか?

私ヨーロッパアサリやガリアハマグリと言うものを見たことはあっても食べたことがないので断言は出来ませんがそういう事なのかもしれません[たらーっ(汗)]

話を戻しますとヴォンゴレスパゲッティはトマトソースに分類できるヴォンゴレ・ロッソと、オイルソースやスープスパゲッティに分類できるヴォンゴレ・ビアンコに大きく分けられるといいましたが、トマトは使うけれどもを潰していない角切りのものを使用したりするオイルソース形やバジルソースの具の中にヴォンゴレが入ったヤツなんかもあります。

そのためジェノヴェーゼなどのバジリコを使った「ヴォンゴレ・ヴェルデ」(ヴェルデ=緑)とかイカスミを使った「ヴォンゴレ・ネロ」(ネロ=黒)と言う料理も今ではあるんだそうですが、まぁアサリやハマグリですからね。なんに入れても言い出しと具になってくれるでしょう[わーい(嬉しい顔)]

最後に最近の恒例のアレをやって今日は終わります。 

面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。

など思ってくれた方がいらっしゃいましたらこの下にもあります「人気ブログランキング」様のバナーをクリックして下さい。

押すだけで新庄の応援が出来る簡単な応援です(笑)これからも大食感をよろしくお願い致します[わーい(嬉しい顔)]

そして、なんと皆様の応援もあり只今、こちらの人気ブログランキング様の料理(全般)ランキングで5位をキープさせていただいております[exclamation×2] これからもよろしくお願い致します。

新庄純次でした。

 
 

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ミートソースの使い方② [自作料理:イタリアン]

ナストマ.jpg

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

今日は以前ご紹介したのとは違うミートソースの使い方をご紹介です。

写真で見ていただけたら分かると思いますがナスがメインで実はトマトも入っております。

作り方は

①ナス輪切りにしバター、もしくはオリーブオイルで炒め、塩・胡椒で味付けする。

②トマトをナスと同じぐらいの大きさに切る。

③ナスとトマトを耐熱皿に交互に敷き詰め上からミートソースをかけて、その上にチーズをかける。

④オーブン、またはトースターで焼く。

⑤仕上げにバジルをふりかけて完成[ぴかぴか(新しい)]

簡単且つ見た目もイタリアンでしょ?(笑)

ナスとミートソース、そしてチーズの相性は抜群ですし、トマトも火を通すことによってより他の食材に合うようになり美味しくなります。大きな皿でやることでパーティー料理にも早変わり。是非一度お試しくださいませ[わーい(嬉しい顔)]

さて雑学ですが折角入っているのに写真では隠れて見えなくなってしまった可愛そうなトマトさんを取り上げてあげることにしました。

英語でもトマト、南アメリカが原産地でナス科ナス属の植物です。だからナスとの相性がいいんですね。親戚同士みたいなものです。

このトマトさん、最初はナス属の植物から一度は独立してトマト属を旗揚げしましたが研究が進んだ近年、1990年ごろにやっぱりお前はナス属だ!とナス属に戻された過去があります。

日本では夏野菜として有名ですが原産の南アメリカや熱帯地方では一年を通して何度も収穫されるため品種改良もかなり進み、今では実が細長いイタリアントマトや、実が小ぶりで丸っとしたミニトマトを初め果物と同じぐらいの糖度を誇るフルーツトマトやプリーツトマトと言うかぼちゃみたいな形の凸凹したヤツなんかもあります。

日本では生産地として熊本がダントツトップでその中でも塩トマトと呼ばれる塩分の多い土地で育てられたトマトの内、特別に糖度が高いやつがブランドです。

トマトが食べられるようになった歴史は実に長いです。16世紀の大航海時代でメキシコ辺りからヨーロッパへ種を持ち帰ったのが始まりであるとされていますが即食用とはなりませんでした。トマトは有毒植物であるベラドンナに似ていて毒があると思われてしまったのです[たらーっ(汗)]それでも見た目が珍しいからと観賞用に使ってもらっていたのですが、イタリアの貧困層で食べてみた人が出たのだそうです。

勇気ありますよね、毒があるから食べちゃいけないって言われているのにお腹が減って食べるものがないからってそれを食べるなんて[ふらふら]

実際に食べても中毒症状が起こらなかったことから食べる人が増えたものの美味しいものでもなく、せっかくだからおいしくしようと富裕層が研究をスタート、なんと200年にも及ぶ開発を経て現在のトマトになったそうです[exclamation×2]

後はこれがヨーロッパへと広まり、一般的に食用となり、トマトさんはついにアメリカに逆輸入みたいな形で凱旋します。当時アメリカでは輸入の際に果物への関税がなく、野菜には関税が課せられていたため、トマトは果物として輸入業者はアメリカに持ち込んだのですが、使われ方は野菜そのもの。

関税で生まれる利益をめぐって裁判まで起こる騒ぎになったそうですが結局野菜という事で落ち着いたようです。

トマトさんの日本進出はなんと江戸時代、中国経由(ポルトガル経由と言う説もあります。)で長崎に入ってきたそうです。しかしトマト嫌いな方に多いあの「青臭さ」と「口の中に残る皮」が当時の人たちの口には合わず、見た目も真っ赤という事もありあんまり食べてもらえませんでした。

やっと食用として普通に利用されるようになったのは大正で、さらに日本人の味覚にあった品種の育成が盛んになったのは昭和に入ってからという辛い時期をトマトさんはここでも経験します。

今でこそ色々な料理に利用されているトマトさんですが、殆ど一回で美味しいと言ってもらえずなんとかしてやろうと言う一部のファンの手によってに普及するようになったものの未だ各国にトマト嫌い、と言う人がいる意外と不遇の野菜です。

料理方法も多様で栄養価だって高いのに残念な子です。本当はそんな料理法や栄養価にも触れたいのですがこれ以上書くとさすがに長すぎることにそうなので今回は後一つだけ書いて終わります。

日本の岡山県の有名なトマトのブランド「桃太郎」にちなんで岡山には「トマト銀行」なる銀行が存在します。岡山県の人はトマト好きなんだな。と思い調べてみたら生産量でも消費量でも実は日本国内のトップ10にはいっていないのですね……。

新庄純次でした。
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Grazie mille! [自作料理:イタリアン]

皆様こんにちは[exclamation×2]


新庄でございます。

いつも私のブログを見てくださっている方に先ずはお礼からと思ってタイトルでいきなり「ありがとうございます」してみました[わーい(嬉しい顔)]

私のブログを以前から見てくださっている方には見覚えがあるでしょうこんなタイトル。そう今日は第三回スパゲッティ料理の記事でございます[exclamation]

私の過去の記事では、最初にスパゲッティそのものについてBuona sera!を書いて、次にバジルソースとトマトソースについてBuon giorno!で書いたので今日はクリームソースについて書いていきますね。

そんなわけで本日ご紹介するのはコチラ[exclamation×2]

くりーむ.jpg

ほうれん草とチキンのクリームソースでございます[ぴかぴか(新しい)]以前のミートソースでもそうでしたがこれも缶詰アシストで簡単に作れます[exclamation]

と、言うことでまずは作り方[ひらめき]

①たまねぎをスライス、ほうれん草を大体5センチぐらいに、チキンを一口大にカットします。

②たまねぎはそのままフライパンで炒めて、ほうれん草はさっと塩水で湯がきます、さっとですよ?ほうれん草をざるに上げたらフライパンにチキンも投入してやります。中火ぐらいで大丈夫です

③チキンに火が入ったら塩・胡椒して味を調え、缶詰ホワイトソースを投入し生クリーム、牛乳でちょっとゆるくなる程度に伸ばし、固形のコンソメスープの素投入
(ホワイトソースを作るのがメンドクサイと言う方にオススメ!作ったほうが単価は安いっちゃ安いですが[あせあせ(飛び散る汗)]生クリームも牛乳もコーヒーポーションとか水でかまいません。ホワイトソース一缶に固形コンソメスープの素1個)

④ほうれん草とマッシュルーム缶詰を投下
(写真のものはまいたけを使いました。まいたけ使うならほうれん草と一緒に湯がくかたまねぎさんと炒めて下さい。)

⑤蓋をして弱火に変え、全体的に味がなじんできたら隠し味に粉チーズ少々(入れなくても結構です)そして

⑥完成です[ぴかぴか(新しい)]

簡単でしょう?まぁ厳密に言うとクリームソースじゃなくなってるんですけどね[人影]味は保障します。このブログにたまに出てくるチキン野郎さんのお墨付きです(笑)

こんな感じで当家のクリームソース類は完成します。たまに張り切ってホワイトソースから作るときもありますが、嫁がたいした反応してくれないので最近めっきりなくなりました[バッド(下向き矢印)]

このホワイトソースは前回紹介したミートソースと違って、他のイタリアンもどきの料理に使いにくいです。やるとすればグラタンとかドリアかな?

まぁ一回で大量に作って小分けにして冷凍にしているのは同じですね。どうせ当家にはキロ単位でフェデリーニがあるので気が付くとなくなります。

え?フェデリーニってスパゲティーじゃないのかって[exclamation&question]そういう方はBuona sera!を参照(笑)

さて、ではいよいよ皆様お待ちかねスパゲッティソースの雑学に入っていきましょう[exclamation]

厳密には多分クリームソースの紹介で終わる気がします[あせあせ(飛び散る汗)]

そもそもクリームソースって何?と言うとクリームソースは、生クリームを煮詰めて塩・胡椒で味を調えた白いソースを指します。元々肉とか魚とかにかけるやつです。日本ではホワイトソースとも呼ばれますが原型というか、元々は違うものだったのです。

クリームソースに対してホワイトソースはバターと小麦粉を色がつかないように炒め、牛乳を加えて伸ばした白いソースがホワイトソースです。

ちょっとお洒落な店なんかのメニューを見ると他にも結構白っぽいソースがいろいろな名前で見ることも出来るかと思います。ベシャメルソースとかモルネーソースとかまぁこれらは今回置いておきましょう。基本はホワイトソースかクリームソースだと思っていただければいいと思います。

本来であれば基本的に生クリームをベースとするパスタのソースをクリームソースと呼ぶのですが、日本においての認識は大概白くてトロッとしてたらクリームソースと読んでいます。

イタリア料理では生クリームや牛乳を加熱して煮詰めて作ったものを指し、フランス料理のパスタの場合はホワイトソースを伸ばしたものをメインで使うので、日本に入ってきたときに全部一緒[exclamation]としてのでしょうね。

1・2・3・4・5・6・7・8・9・一杯みたいな発想ですね。区別する必要ないないじゃん。まぁごもっともですね。私の紹介したソースなんかは正に合作ですから。

あ、ちなみにクリームソースの代表みたいに言われるカルボナーラなのですがこれ、生クリームもホワイトソースも本来使われないのが基本レシピなのでクリームソースに分類されません。

あれ?でもクリームソースっぽい見た目してるよね?とかお店で食べたときはクリームソースの分類にのっていたよ?とか持った人もいるでしょう。

それは日本における独特の文化だそうです[どんっ(衝撃)]こんなところにも日本の改造が施されていたのです[exclamation]と言っても生クリームを使うのは卵が固まるのを防ぐためなので海外でも使用はして要るところがあるみたいですね。クリームソースとしては扱われないみたいですが……

あ、余談ですが日本ぶろぐ村と言うところのバナーを改造してみました。新庄のサイトに飛びそうなバナーですが、クリックしてもつながるところは今までと同じ日本ぶろぐ村様です(笑)

人気ブログランキング様はそのままの方がかっこよく私のブログの背景にもバッチリだったのでそのままにしました。

以前と変わらずお邪魔にならないようにそれぞれのランキングの小さなバナーを記事の外につけております。

諸注意

記事の中にある広告はGoogleAdSense様のものでランキングとは関係ございません。コチラをクリックすることを示唆する内容は規約違反となるため予めこのような注意をここに書かせていただきます。


それでは新庄純次でした。
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Buon giorno! [自作料理:イタリアン]

皆様こんにちは[exclamation×2]


新庄でございます。

あぁ、いつもの癖で書いたらタイトルといきなり被ってしまいましたね[あせあせ(飛び散る汗)]

恐らく私のブログを以前から見てくださっている方には見覚えがあるでしょうこんなタイトル。そう今日は第二回パスタ料理の記事でございます[exclamation]

前回の記事を見てもらったら分かると思うのですが、スパゲッティのソースについて全く触れていけなかったので今日はそのソースに関する内容の雑学をメインにしてのものになります[わーい(嬉しい顔)]

そんなわけで本日ご紹介するのはコチラ[exclamation×2]

ミートソース.jpg

皆様ご存知ミートソースでございます[ぴかぴか(新しい)]今の人はボロネーゼって言うのですかね[exclamation&question]実は意外と缶詰のアシストを使えば誰でも簡単に作れるのですコレ。

と、言うことでまずはこれの作り方から行きます。

①たまねぎ、にんじん、トマトをみじん切りにします。
(たまねぎ1個に対してにんじん半分トマト半分コレが一人前の大体の目安です。トマトはカットされた水煮を使うと楽です。)

②切った野菜と挽肉をオリーブオイルでたまねぎが透明になるまで痛めつけ、もとい炒め続けます。

③塩、胡椒して味を調えデミグラスソースを投入し赤ワインでちょっとゆるくなる程度に伸ばします。
(デミグラスソースなんてわざわざ作りません、缶詰で十分です。赤ワインも水でかまいません。)

④マッシュルームの缶詰を開けて投入。焦げ付かないように弱火にして時々かき混ぜます。

⑤全体的に味がなじんできたら(たまねぎが判別不可能になったら)ケチャップ、塩、胡椒、マジョラム、オレガノ、セージ、タイムを使って好みの味に調整し、更に少し煮込みます。

完成です。

ちなみにこれ煮ているときにチラッと横を見るとトマト缶、デミソー缶、マッシュ缶と三つのからの缶詰がキッチンの上に転がると言うシュールな光景が見られます。皮肉げな笑みで笑ってやりましょう。

こんな感じで当家のミートソースは完成します。このミートソース、スパゲッティにかけるだけでなく他のイタリアンもどきの料理にも幅広く使えるので、一回で大量に作って小分けにして冷凍にしています。じゃないとコスト的に高くなるので……[たらーっ(汗)]

さて、ではいよいよ皆様お待ちかねスパゲッティソースの雑学に入っていきましょう[exclamation]

前の記事に書きましたが見た目ではっきりと判別できるスパゲッティのソースは大きく分けて5種類。後はそれぞれの発展とか合体したようなヤツとかになりますね。

まず一つ目はオイルソース。オリーブオイルにニンニクや唐辛子の風味を移しただけのごくシンプルなソースで代表的なものはペペロンチーノですね。

究極言うとオリーブオイルと塩、スパイスでスパゲッティを和えたらオイルソースと言えます。多くの場合にんにくが使用され、その次ぐらいに唐辛子が使われます。逆に言うともちろん、にんにくも唐辛子も使わないと言うオイルソースもあります。

ちょっと本格的なものを作ろうとすると、まずフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて炒めちょっと色が入ってきたら唐辛子を入れて焦がさないように炒め、ニンニクと唐辛子の風味をじっくりと油に移してにんにくの香りと唐辛子の辛味が付いたオリーブオイルを作ってコレをベースにします。

コレをやるときの一番の注意点は本当に焦げやすいという事です。ちょっと火が強かったりするとにんにくもですが唐辛子は特にあっという間に焦げます。絶対に、にんにくから先にいためる、火は強くしない、離れないと言う心構えで挑んでください。

ちなみに辛いのが御好きという方は唐辛子を長く炒めれば炒めるほど、入れるときに細かく切れば切るほど辛味の効いたソースになります。逆もまた然りですね、いためる時間を短く切る時に大きめに切ればそんなに辛くなりません。

ニンニクや唐辛子を入れたままソースとして使っても良いですが、見た目が悪くなってしまったら迷わず取りましょう。油も多く吸っていますし何より色合いが良くないです。あくまでオリーブオイルに味と匂いが入っていればそれで十分なのですから。

どうしても見た目もこだわりたいんだと言う方には、別のにんにくと唐辛子をさっと炒め、後で盛り付ける時にそっちを使えば見た目も本格派に見え、しっかりした味と綺麗な見た目を両立できます。


続いてトマトソースの説明に入ります。

ポモドーロという名前で聞いたことがある人もいるかもしれません。トマトソースそのものはイタリア料理の基礎といってもいいものでスパゲッティのソースとしてもかなりの種類があります。

唐辛子を加えてアラビアータ。魚介類を加えてペスカトーレ。アサリを加えれば、ボンゴレ・ロッソ。挽肉とたまねぎとにんじんの微塵切りを加えるとボロネーゼ。この辺までは多くの人が聞いたことがあるでしょう。私でさえ名前を覚えていないものも多数あります(笑)

とあるイタリア料理店で頂いたアンチョビとブラックオリーブがメインになってるプッタネスカというモノが私は一番のオススメです。まぁアンチョビとブラックオリーブという嫌いな人も結構いるものなので万人受けはしなそうですが[バッド(下向き矢印)]

簡単なベースのトマトソースの作り方は微塵切りニンニクとオリーブオイルを入れ弱火でガーリックオイルを作り、ダイスカットぐらいのトマトと水を入れて潰しつつ、ローリエやバジルやらで更に香り付けし、塩、胡椒で味を調えます。

ちなみに水を入れすぎると水分飛ばすのが大変です。ソースと言えるぐらいの量を維持しつつ少しづつ入れましょう。良くケチャップを使いたがる人が多いのですが基本の基本となるものなのでこの段階では入れません。どうしても甘くなってしまいますから応用幅が減るのです[バッド(下向き矢印)]

ベースはコレで完成です。わざわざ生のトマトを使うと面倒くさいので水煮缶詰を使うといいです。缶詰の中に一緒に結構な水煮した時の汁も入っているので水をチョコチョコ入れる必要もありません。この水分が飛んだらと割り切って、気合を入れてじっくりずっと混ぜながら煮込みましょう[exclamation]

冷凍しておくと相当長持ちしますので大量に作って小分けしてもいいかもしれません。そうすると、例えば挽肉とたまねぎ炒めた所にコレを入れてケチャップと塩、胡椒で味付けして簡単ミートソースができます。パンに塗ってチーズをかけて焼いたらちょっと本格的ピザトーストを客人に振舞えます。

作り方を見てもらって分かるようにこのソース、この段階だと具がありませんので作りたいソースに合わせて「この材料はここで投入」「たまねぎを入れるならガーリックソースを作るとき」と途中にやることが増えたりちょっとづつ手順が変わりますのであしからず(笑)

ちなみにミートソースはこのトマトソースの仲間ですが、茹でてあるスパゲッティにベーコン、タマネギ、ピーマン、トマトを具材にトマトケチャップで炒めて作ると言う調理方法で作りますのでナポリタンはこのトマトソース仲間ではありません。コレも日本人の超アレンジ料理です。

何だか既に結構な分量になってしまいましたので今回は以上のオイルソースとトマトソースについてで終わりたいと思います[ふらふら]

次回は残ったソース3つについて書かせていただこうと思っておりますのでそちらもご期待ください[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]

あ、余談ですがブログランキングと言うヤツに登録してみました。もっと多くの人に見てもらえたら嬉しいなと言う私欲と、私のブログがもっと多くの人の何かしらの役にたてるといいなと言う私欲から……あれ?両方私欲ですね(笑)

ともかくお邪魔にならないように小さなバナーをPC用の画面で記事の欄の上下に張ってあります。クリックすると私の順位が上がります(笑)もちろん私以外のブログが沢山ランキングされているので興味がありましたらこちらから入って見てみてくださいませ。

それでは新庄純次でした。
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Buona sera! [自作料理:イタリアン]

タイトルから分かるように・・・・・・分からないかもしれませんが[たらーっ(汗)]

記念すべき第一回目大食感の記事は自作パスタ料理の記事です。
(イタリア語で、こんばんは!と言うタイトルでした[exclamation]

と言っても本日作ったものではないのですが、見栄えの良さそうなのを嫁の写メから見繕っていただきました(笑)

まぁ、所謂スパゲッティのソースを作っただけで、麺まで自作したものではないですが自作料理だとここは開き直ります[exclamation]

先ずは写真を
ぱすた.jpg


シンプルなトマトソースですね。
ベーコン、トマト、たまねぎをみじん切りにしてベースを作ったらコンソメスープでちょっと伸ばして、
オリーブオイルで炒めたエビを入れて味を調えて完成。

だったと思います・・・・・・。

いつの写真かすらうろ覚えですのでその辺はご了承ください。

と、ついでなのでここで一つスパゲッティについての解説を


イタリア本国においてもパスタの中で比較的によく食べられているパスタの一つで、
一説では紀元前から食べられていた。
とか、スパゲッティは中国が伝えた麺の一つ!
とか言われています。諸説あるようですが古くからあるという事だけは間違いないです。

スパゲッティ、と言うのは「ひも」を意味するイタリア語 「スパゴ」に縮小辞のついた形スパゲット の複数形何だそうです。何を言ってるか分からない方は

スパゲッティの語源は紐!

で大丈夫です。

原料はデュラム小麦粉のセモリナというものです。

なんじゃそりゃ[exclamation&question]


ごもっともです。
聞いたことはあるけどー、ぐらいの方も多いと思いましたのでちょっとくら更に説明を
俺はパスタに詳しいぜ!とか、大丈夫問題ない。とか、こまけぇことはいいんだよ!
と言う方は次の太字になるところまで飛ばしてお読みください。


まず、デュラム小麦と言う種類の小麦があります、またはマカロニ小麦とも言われることもあるそうです。
デュラムは、ラテン語で「硬い」という意味があり、マカロニ小麦とも呼ばれている事からお察しの通り、
この小麦は主にパスタを作ることに使うために作られています。
何でも粘り気ないからとかで他の使い道としては他の小麦粉に混ぜるぐらいしかないそうな・・・・・・。
マイナーなとこだとクスクスという料理があるのですが・・・・・・殆ど知らないですよね。
基本専門のものしか作らない昔カタギで頑固な職人のようなヤツです。

セモリナというのは黄色い胚乳の粗粒・・・・・・。ざっくり言うと粗い小麦粉のことですね。

ちなみになんとイタリアでは法律で乾燥パスタはデュラムセモリナ粉と水で作ること。
という義務があるそうです[exclamation&question]
国としての誇りというかこだわりを感じますね。
でその反面、生パスタはフツウコムギの小麦粉を使って作られることが多くなるとか。

ちなみにこのスパゲッティ、実は太さによって名前がちょっと変わります。
基本の太さは2mmで、
少し太い物をスパゲットーニ
少し細い物がスパゲッティーニ
さらに細い物をフェデリーニ
1.2mm未満の物をカペッリーニ

となります。日本の出世魚みたいなものですね。
その国の誇りと大事なものは言葉を知れば分かるとはよく言ったものです。
リングイーネという何と言うか楕円形のもっと太いヤツや
太いと言うかフィットチーネ(正式にはフェットチーヌだったかもしれない)
と呼ばれる平たい「きし麺」みたいなものもあります。


こんなに種類があるという事はもちろん
それぞれの太さで合うソース、と言うかお勧めのソースがそれぞれあります。


当然太いほうが麺に絡みます、ラーメンで言われるのと一緒ですね。ちぢれ麺はないですけど。

ソースの方もざっと
オイルソース
トマトソース
クリームソース
バジルソース
スープ
その他

ぐらいに分けられます。それぞれのソースに関しての御紹介は別の記事にてさせていただこうと思います。
(それぞれ更に細かく書いていくと本当に細かくなってしまいますのでさくっと読めなくなる気がして・・・・・・[バッド(下向き矢印)]
※ちなみにこのソースの分類は私の独断と偏見で作成したものなので人に伝える際はご注意ください。

では簡単にそんなイロイロなパスタとイロイロなソースの一般的に言われるお勧めの組み合わせを御紹介[exclamation]

カッペリーニ(一番細いもの)は主にスープ系にオススメです。個人的には具になっている事が多い気がします。冷たい物を作るの際にもオススメです。

次に細いフェデリーニ、コレにお勧めはバジルソースやオイルソースです。コレはあんまり日本の家庭で作るソースじゃない気もしますが市販の一番細いヤツが大体コレです。大体、太さ14mm湯で時間5分のものですね。

次に細いスパゲッティーニこいつは大概のソースに合います。日本人的には(笑)一番お勧めはトマトソースだと言われています。市販品で言えば長さ16mm湯で時間7分のものです。

そして標準的に一番近いスパゲットーニ、所謂こいつが日本でスパゲッティといわれるヤツです。何のソースでもどうぞ。正直日本人でスパゲッティーニとこいつの区別が付いたら立派なパスタ通を名乗ってもいいと思います。私にはソースとの相性の違いがわかりません。一般的には具があるようなしっかりしたソースがオススメなんだそうです。ミートソースとかペスカトーレですね。

太いリングイネとフィットチーネはクリームソースがオススメされています。そういわれている割にはクリームソースのスパゲッティを外で頼んでもあんまりこの太さのパスタを使っているお店がないからかご家庭でこの太さを購入していると言うのを私は聞きませんねぇ[バッド(下向き矢印)]それでもちょっとでも詳しい方や好きな人には人気だそうです。ちなみに当家ではたまに買います(笑)

以上つらつらと並べてみましたがここではっきりと言っておきます。

どの太さをどのソースで食べても美味しかったら良いんです[exclamation×2]

だって人それぞれですし、わざわざスパゲッティのソースに合わせて太さや形状を選ぶ家庭はあんまりないでしょう。私はカルボナーラにフェデリーニをも使いますし、フィットチーネでアラビアータも作りますが、食えたもんじゃない事はなかったですね。腕がいいので(ドヤッ)嘘です。

スパゲッティというものは基本味がないので、相性云々をあわせるよりもソースがおいしいかどうかの方が比重が高くなるからですね。市販の100円以下のレトルトソース使うよりも上に載せたような手間と金をかけたソースが美味しいのは当然なのです。まぁ金かけたと言っても恐らく二人分で600円ぐらいですが[たらーっ(汗)]

まぁ、それでも基本を知っておくことは発展をさせる上で大事ですから知らないよりはと言ったところですね。
後ちょっとこういう事を知っていると雑学として会話のネタにもなります(笑)
皆様も是非是非挑戦してみてくださいませ。

ちなみに一般で言われる相性を無視したスパゲッティーニを使ったクリームソースはこんな感じです。
クリームパスタ.jpg

美味しそうでしょ?

ではではここまで読んでくださった皆様
Buona notte(ブォナ ノッテ)Arrivederci(アリヴェデルチ) [exclamation]
タグ:料理 雑学
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