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Piacere~ボンゴレロッソ~ [自作料理:イタリアン]
皆様こんにちは
新庄でございます。
私のブログを以前から見てくださっている方には見覚えがあるでしょうこんなタイトル。そう今日は第5回スパゲッティ料理の記事でございます
タイトルの意味は「始めまして」と言うイタリア語で、こんなボンゴレスパゲッティはあんまり皆様見たことがなかろうなぁと思ったのでこの料理「ボンゴレロッソ」に挨拶をさせてみました(笑)
ちなみに新庄はイタリア語なんて喋れませんし、別に詳しい訳でもないのであしからずご了承くださいませ
私の過去の記事では、
最初にスパゲッティそのものについてBuona sera!を書いて、
次にバジルソースとトマトソースについてBuon giorno!
クリームソースについてはGrazie mille!
ボンゴレスパゲッティことヴォンゴレソースの仲間についてはAlla salute ~ボンゴレスパゲッティ~で書いておりますので良かったらそっちも見てやって下さい
当家の作り方はソースで分類するならオイルソース系です。
さてではまず作り方から行きましょう。
①冷凍していたアサリを凍ったまま大き目のフライパンに入れ、上から白ワインをかけ、蓋をして強火で一気に火を入れる
②別のフライパンでタマネギのみじん切り、ダイスカットのトマト缶をたまねぎがしんなりするまで炒める
③アサリの口が開いたら、②を投入し、バジル、鷹の爪、塩・胡椒で味と香りを付ける
④弱火にして蓋をして、スパゲッティを湯でる
⑤茹で上がったらアサリのフライパンにスパゲッティを投入
⑥火を止めてフライパンの中でしっかりと絡めて完成
とても簡単ですねこれでやっと全開のボンゴレのリベンジが出来た気分です
ちなみに繰り返しになってしまいますが一般的に日本で「ボンゴレ」と言われるヤツが「ヴォンゴレ・ビアンコ」今回ご紹介の「ボンゴレ」は「ヴォンゴレ・ロッソ」と言いまして、見た目の色をそれぞれ冠したヴォンゴレを使ったソースの仲間になります。
このパスタにお勧めの商品はアサリぐらいなのですがそちらは最近の記事
に乗せていますので今回はご紹介いたしません
そっちも見てくれると嬉しいなぁ……
さて、そんな感じでさっさと雑学に入ってまいりましょう(笑)
今日はまだご紹介していないスープに分類されるパスタソースについて触れていきます所謂スープスパと呼ばれているやつですね。
ちなみにコレで私が以前ご紹介した分類は残すところ和風のみになりますので明日はそっちについての記事にさせていただきますね
まぁスープスパ自体和風といえない事もないのですが……
さて、話を戻しましてスパゲッティーのソースの一つとしてスープと言うものを取り上げてはいますがコレ本当は正しくないです。
「な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何を言ったのか分からなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
ああ、すみませんついついやってしまいました
そんなネタはおいておいて実際自分で紹介しておいて何言っているんだこいつと思われるかもしれませんがコレにはちゃんと理由があります。
確かにスパゲッティーと言うものを主役に見るとスープスパと言うヤツはスープをかけたスパゲッティーになる訳ですが、本来であればスープの具の一つとしてパスタが使われていると言う状態のものが一般的だからです。
まぁアレです。DIOと言う人物がジョースター様ご一行に邪悪の化身な化け物と思われているけれども、冷たくて甘いお菓子みたいな名前の忠犬なスタンド使いからは絶対のカリスマを持った主になるのと同じ原理ですね
わ、分かりにくいか、分かりにくいのかコレ
簡単に説明するとスープと言う料理が一つの大きな分野を占めている本面ではそっちに焦点が当てられていますが、日本では蕎麦も、うどんも、ラーメンもどっちかと言うと麺が主役で前面に出ている料理です。
そのためそっちが注目されてスープスパはスパゲッティーが主役とみなされているため「スパゲッティーと言う麺をスープに入れてあるような」料理と認識されているという事です。
まぁ最もイタリアには「パスタ」をスープの具に使うことはあっても「スパゲッティー」を使うと言うのはまずないです。
なぜならソースで和える「パスタ」料理は麺にしっかりとソースが絡み、余計な水分がない状態に仕上がっていなければ「パスタ」料理として不出来とみなされるからです。
スパゲッティーにおいてもこの辺変わりなく基本シャビシャビしたソースと言うのは失敗作扱いです。日本のインスタントソースなんて酷いものだと思われるようですね。
スープに「パスタ」を使うのはミネストラとという料理の仲間で先程挙げたスープの具のひとつとして、「パスタ」を使います。
しかしあくまでコレは「パスタ」の話でスパゲッティーはあくまでソースをからめて食べるものですのでこのスープに入れるという発想がそもそも一般的ではないです。
もちろんスパゲッティーに限らずロングパスタは基本的に殆んどそうしてソースをからめて食べるものでありそういう用途が当たり前の麺です。
日本のように汁につけて食べると言う発想がない。と言うのもあいまってずるずる音を立てるのがマナー違反と言われる訳ですが、そのことを別にしても向こうの人からすると強烈な違和感を感じる料理がスープスパと言う料理なのです。
なのでスープスパあるいはスープパスタがはイタリアではありえないもので、ニッポン料理であり、和風パスタといえない事もないという訳です
スープスパゲティは実は意外と近年出来たジャンルで発売は1985年にハウスさんからされています。もっとも日本人にとってもスパゲッティーを汁につけて食べると言う発想は違和感を起こさせ当時発売しても全く売れ行きはよくなかったそうでとにかくネタ的な、酷い言い方をするとゲテモノである食べ物だったようです。
まぁカップヌードルライスが近いものと思って下さい(笑)
しかしハウスさんはなぜかスープスパをどうしても売りたかったのか3年間ひたすら「スープでスパゲティを食べること」をやたら通してこの商品の宣伝に全力を注ぎやたらと色々なCMを流し、スープスパは
「すたいりっしゅで、とかいてきなたべものだよー」
という事をアピールしまくります。
「皆やってますよ」と言うと日本人は簡単に乗せられるといわれているように3年間もコレを発進し続けたかいあってスープスパは徐々に日本人の中で本当に「スタイリッシュ且つ都会的な食べ物」となっていきます。
海外に向けても販売されだし、販売が決まった時点で「ニューヨークでも人気」とか「外人がびっくりする味」などとまぁそういう言い方もあるよね、と言う宣伝方法で日本国内に発進して更にスープスパを浸透させ今日ではお店のメニューにもある事があるレベルの料理として市民権を獲得しました。
やたらとディスっているように思えるかもしれませんが特に新庄はスープスパに対して思い入れも思うところもありません。
可能な限り細麺であるものを使うとまだちょっとは美味しく食べられますが別にそーめんで良いかなとか、あんまりこの方向でパスタを美味しくする方法を目指さなくても良いかなと思うのも確かですが、味の好みは人それぞれなので別に好きな人がいてもおかしくはないですからありと言えばありだとは思います。
食べもしないで料理を否定するのは少々勿体無いことですので、どんなものか是非一度皆様にも挑戦していただきたいと思いますので、今度機会がありましたら是非一度試してくださいませ
最後に最近の恒例のアレをやって終わります。
面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。
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新庄純次でした。
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