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明けまして、おめでとうございます! [ご挨拶]
大食感をご覧の皆様新年、明けましておめでとうございます
新庄でございます
やっぱりお正月といえばこれ、「御節料理」ですよね
え?昨日作らないって言っていたじゃないかって?勿論作っていませんとも、作成撮影は実家でして貰いました
あ、マグロの血合いの時雨煮は新庄作成です(笑)
ウチの実家で作られるおせち料理は定番のものとは結構違うものが入っていてとても美味しいのはもちろんのこと、飽きる前に食べきれるようなものばかりと言うのがありがたいお節料理でして、こういう感じのおせち料理ならば昨今「いらなくねぇ?」なんて言われているおせち料理も若い子達にも受け入れられやすくなると思うのです新庄は
あ、一応お雑煮もチラッと一緒に写させてもらいました。お雑煮は当家では明後日製作予定なので今度そちらで細かく取り上げるとさせていただきまして、今日はおせち料理をクローズアップ
さっきちょっと触れましたが最近の若い子達はやっぱりおせち料理ってあんまり口に合わないという子が多いみたいですね
懐石料理とかなんかの伝統日本食を初め、白ご飯さえあんまり好きじゃないという子が増えた日本ではおせち料理は最早ご馳走ではないようです
新庄の実家のおせち料理は定番のものだと「伊達巻」「かまぼこ」「栗きんとん」「数の子」「煮しめ」なんかが入っていますが甘すぎたり大量すぎたりしないので三が日中食べさせられ続けた記憶はないですね。
やっぱりおせち料理は日本の正月の伝統として残ってもらっていきたいので、新庄的には現代の人にも美味しくいただけるように改良が必要だと思うのですよね
でもやはり伝統は大事ですからね。おせち料理の意味合いをしっかりと押さえた上で改良をしていくためにも今回はそんなおせち料理に込められた意味を雑学として疲労します
おせち料理と言うのは大体大きく分けて
①子孫繁栄を願うもの
②長寿を願うもの
③立身出世を願うもの
④「家」が続くようにと言う願いが込められたもの
に分けられると考えて良いです。
例えば子孫繁栄の願いが込められたものとして「子生(こぶ)」の字をあてて、子孫繁栄を願う昆布、親芋にたくさんの小芋が付くことに由来して、子宝に恵まれますようにという願いが込められている里芋。
魚卵類の中では数の子が特に重用されます
と言うのもこれ、実は「数」の「子」だからとか沢山の卵だから子宝や子供の数に由来していると私も思っていたのですが、これもうちょっとひねった由来をもっています
まず数の子は数の子はニシンの卵です。ニシンを「二親」として考え、子供の卵が多い、たくさんの子が出来るという由来があるそうです
まぁ確かに卵の数だけだったらタラコでもスジコでもとびっこでも一緒ですからね
魚卵は大体子沢山、卵料理は子宝の意味合いが強いものが多いです
子供の反対で今度は自分の親や目上の方に少しでも長生きをしてもらえるようにという事が由来で使われるようになった料理も結構あります。
材料で言うと最近の人はあんまり知らないらしい「ちょろぎ」であれば「長老木」「長老喜」「千代老木」「長呂貴」といったおめでたい漢字が当てられ、長寿を願う縁起物としておせち料理で食べられます。
他には海老、その姿にたとえて腰が曲がるまで長生きしますようにと言う願いが込められて、長寿を祈る食べ物とされた由来があります
先程登場した昆布もまた「養老昆布(よろこぶ)」で不老長寿とお祝いの縁起物ともされます。かなりむりやりですね
出世することに由来したものもまた多いです
例えばこんにゃくを手綱に見立てた手綱こんにゃくは手綱を締めて心を引き締め、己を厳しく戒め戦いに備える心を養うということを意味しているそうです。
最初に大きな芽が出ることから「芽が出る」=「出世する」に由来したくわい。
成長と共に名前が変わる出世魚であることにあやかって、出世を願って食べられことに由来する出世魚の仲間。これに関しては地方色が豊かですがおせち料理に使われる魚としてはブリが一般的に多く続いてコハダが多いです。
他にもレンコンはたくさんの穴があることから将来の見通しがいい、先見性があるという縁起を担いだ食べ物ですし、たけのこも速い成長速度と天に向かって伸びるので、立身出世を願った由来がありおせち料理で使われます。
こうした出世に関るようなものは実はおせち料理の中だと比較的新しい分類の縁起物が多く、古いものでも武家社会のころの名残があるような陣笠椎茸、手綱こんにゃく、楯豆腐なんかです。
武家の時代よりはるか前から続くおせち料理と言うものの中ではまだまだ新参者ですね
もっと新参だと現代に入ってからの営業戦略としてこの出世い由来するものとして評価が鰻上りになるようにとして「うなぎ」なんて単価の高いものも加えて宣伝されてるみたいです。
武家社会の流れで更に増えたのが「家」に由来した縁起物。
この家とは家族仲や家族の人それぞれと言う意味もありますが、一族や一門と言ったものの意味合いもそこには込められております。
例えば根菜を中心とした野菜などを一緒に煮た煮しめには家族が仲良くいっしょに結ばれるという意味に由来したおせち料理ですし、紅白なますは紅白の色は水引を表しており、縁起物としておせち料理に欠かせないものだったそうです。
家の繁栄を華やかさや派手さで飾ることに由来する黄色い料理なんかもそうした意味があります。
例えば「華やかな巻物」と言う意味の伊達巻、沢山の金、転じて金銀財宝、富を得ることを祈願した由来の「栗金団(くりきんとん)」も同じくおせち料理の定番です。
太くて長く根を張るごぼうは家がその土地にしっかりと根を張って安泰に、という願いが込められていますしそれを使った「開きごぼう」は運が開く、新しく始めるという意味が由来だそうです。
まぁこんな感じでおせち料理には結構意味が元々あったような料理が沢山あります。
後昔は中々手に入らなかった甘いものを正月ぐらいは沢山食べさせてあげようという心配りもおせち料理にはあったと聞きます。
そんなことを考えるとおせち料理がお正月に食べられている原点は
「正月と言う新年の始まりぐらい家族みんなで楽しく過ごすため縁起がよくて美味しいもの食べようZE☆」
という事にあると考えられますね
作る人が「めんどくさいな」食べる人が「あきるんだよな」「美味しくないな」ではちょっと勿体無い気もしますのでちょいとばかり皆で喜べるようなおせち料理と言うものにこれからのおせち料理も変わって言って欲しいものです
あ、昨日ご紹介した「くまビール」今日も結局仕事になってしまったので飲めませんでした……
日曜日はお休みを絶対に守り通して明後日こそは絶対に堪能してやろうと思います
最後に今年もまた最後の恒例のアレをやって終わります。
ちょっと良いデザインが出来たので一箇所増やしてみました(笑)
面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。
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新庄純次でした。
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明けましておめでとうございます・:*:・(*´∀`*)・:*:
いつもご訪問ありがとうこざいます|壁|´ω`)ノぬ
今年もよろしくお願いいたします!
by タケサバス (2016-01-01 17:15)
明けましておめでとうございます。美味しい記事を楽しみにしています。今年もよろしくお願いいたします。
by newton (2016-01-01 17:38)
あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願い致します^_^
by アニ (2016-01-01 17:38)
大変勉強になりました。今後は伝統をベースとした、アレンジが
必要そうですね。
今年もよろしくお願いいたします。
by HIDEand爺 (2016-01-01 18:17)
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
by いっぷく (2016-01-01 18:18)
明けましておめでとうございます。
おせち料理、縁起物であり、先人の知恵が詰まった料理ということはよく理解しているのですが・・・。誠に相済みませんとしか申し上げられないのが遺憾であります。
本年もよろしくお願いいたします。
by 讃岐人 (2016-01-01 22:33)
あけましておめでとうございます
昨年はお世話になりました 今年も何卒よろしくお願い致します
by ネオ・アッキー (2016-01-03 04:33)
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します(^^)
by (。・_・。)2k (2016-01-04 01:33)