皆様お久しぶりでございます
久々に登場新庄です
いやはや気がついたら一週間ぶりの更新になってしまい、楽しみにしてくれていた方々には申し訳ない事をしてしまいました
先週辺りはちょっと生活に変化が多くて色々と立て込んでいたのでそんな感じでしたが今日からはまた3日に一度は更新するスタイルに戻れると思いますのでまた今後とも「大食感」をよろしくお願い致します
さてそんなわけで実は更新要諦だった牡蠣の料理がまだ一つ残っていたので今日はそれをご紹介します
今日ご紹介する料理は「牡蠣鍋」です
やはり牡蠣の美味しい食べ方と言ったらこれと牡蠣フライは外せませんね
ではまず料理の作り方をご紹介します
①白菜、エノキ、椎茸などのお好みの野菜、豆腐、豚肉お好みの大きさにを切る
②冷凍した牡蠣を流水解凍で溶かす
③鍋に酒、醤油、味噌、キムチの素を入れやや薄めの出汁を作る
かなり煮込んで煮詰めていくのでちょっと薄目ぐらいでスタートして下さい。もちろん作るときもだんだん味を濃くしていくように調整するのが無難です。
④出汁が出来たら強火で一気に加熱し、切った野菜、豆腐、肉をを入れ煮込み野菜がしんなりしたら牡蠣を入れ弱火にして更に加熱
煮詰めすぎて味が濃くなりすぎないように味見しながら水を足してください
⑤牡蠣に火が入り、鍋に牡蠣の出汁がしっかりと出たら完成
まぁ鍋物料理なんて好きなように好きな具を入れて煮込んで好きなだけ食べるのが一番美味しいと新庄は思いますので特に拘らないで参考までにと言った感じです
ちなみに当家はこの鍋の汁を取っておいて次の日にこんな事をして美味しくいただきます
そう、「牡蠣鍋ラーメン」です
これがまた美味しいんですよコレをするために肉やら牡蠣やらの出汁はしっかり目に出して作るといっても過言ではないですね(笑)
そして最近買って見てちょっと色々と使ってみて実験しているオススメがあるので一応紹介いておきます。
一見何の変哲もないキムチの素ですが、いや何の変哲もないキムチの素なんですけどね(笑)
かなり濃い目の塩分と辛味のあるタイプですがその分あのキムチの風味が強いので、他の調味料に混ぜてみたり水で割って使ってみたり本当にキムチをつけてみたりしているところです。
今のところ成功例としては以前の焼き鳥のソースにしたのとこの鍋、それから豚汁の隠し味ですね。
また何か成功したらご紹介したいと思います
さて、そんなところで今日も牡蠣の雑学です
今日は牡蠣の栄養なんかについて注目してみました
牡蠣はグリコーゲンのほか、必須アミノ酸をすべて含むタンパク質やカルシウム、亜鉛などのミネラル類をはじめ、さまざまな栄養素が多量に含まれるため、「海のミルク」と呼ばれます。
基本的には本来火を通さないで食べた方が牡蠣は栄養素を取れるのですがカキフライのような揚げものや、鍋物の具にして食べるほか、新鮮なものは網焼きにしたりして食べた方が無難です
もちろんその理由はまた後で
食用としての歴史は非常に長く、日本だけでなく、アジア圏だけでなく本当に世界中で食べられており、人類皆に親しまれた貝の一つであると言えるでしょう。
一般的に肉や魚介の生食を嫌う欧米食文化圏においても何故かカキだけは例外的に生食文化が発達した食材であると言うのも面白いところですね。
生ガキはフランス料理におけるオードブルとしてとてもポピュラーですし、生ガキがメニューの中心に据えられる新庄の大好き「オイスターバー」と言うやつまであるほどに海外でも積極的に生で食べられている食材です
結構特徴的で貝殻の中身の見た目もさることながら、独特の食感と舌触り、そして味!
基本的に生で食べるなんて凄く嫌がられそうですが何故牡蠣だけは海外でも過去から生で食べられていたのかととても不思議でなりません?
実はどうも古代ローマ時代から珍重され、養殖も行われていたと言うかなり長い養殖の歴史がある食材でもあり、とても簡単に養殖ができるという面も見受けられます。
過去の著名人だとナポレオン、バルザック、ビスマルクなどがカキの愛好家であったことが知られていますね
もちろん生で魚介を食うのがスタンダードな我が国日本でも縄文時代ごろから食用されていたとされ、多くの貝塚から殻が発見されており、ハマグリとかアサリと同じぐらい食べられていたことが分かっています。
室町時代ごろに入ると日本でも養殖が行われるようになったといいますし、関西地方特に大坂では明治時代まで広島から来る「かき船」が船上での行商を行うのが晩秋の風物詩となっていたそうです。
最もコイツら前回の記事でも説明したように多少長く生きられるとは言っても、広島とか東北と言う産地から内陸の例えば長野や滋賀などの消費地まで輸送するのには流石に遠すぎて時間がかかったため、日本ではカキの生食は産地周辺と養殖地周辺以外では一般化せず、もっぱら酢締めや加熱調理で食されていました
そんなわけで日本人が一般的にカキを生で食べるようになったのは実は欧米の食文化が流入した明治時代以降であり、生食文化が欧米から輸入されたと言う珍しい食材です。
牡蠣の種類も少し違ったので海外から来た人たちも日本の牡蠣を喜んで食べたと言う話もそこそこあります。
日本人では武田信玄や頼山陽、歴代の天皇陛下を初めとするお公家さんなどがカキの愛好家であったことが知られていますね。
古くから食べられてきたカキですが、その一方で「中る(あたる)」食材としても知られていて苦手意識のある人も多いでしょう。
そしてそんな牡蠣の食中毒が多い理由は残念な事にこうして広まってきた生で食べること、非加熱状態で食べられる機会が多いことと実は関係しています
現代の日本国内で流通している生食用のカキは、食中毒を極力回避するために生産・流通段階でいくつかの対策がとられ、生食用として販売されるカキには加工基準が設けられ、カキそのものを対象として規格基準が設けられている他、保存基準、表示基準も規定されています。
具体的には、加工基準としては、食品衛生法或いは厚生労働省通知に基づき定期的な貝毒検査の実施と大腸菌群最確数が一定以下の海域で採取されたものであり、それ以外の海域で採取されたものであって、大腸菌群最確数が一定以下の海水、または塩分濃度3%の人工塩水を用い、かつ、当該海水若しくは人工塩水を随時換え、又は殺菌しながら浄化したもののどちらかであることが規定されています。また、規格基準としては、細菌数大腸菌最確数、腸炎ビブリオ最確数も規定されています。これらに加えさらに厳しい指導基準を各生産地域が設けている場合もあり、
ry……
ととにかく細かい規定があるのです
現代において、食中毒症状を引き起こす原因としては貝毒、細菌とノロウイルスがよく知られていますが、どの原因も生育環境に由来するものであり、二枚貝であれば実は同じぐらいのリスクで牡蠣は食べることが出来ます。
では何で中るイメージが強いかと言うと生で食べたがる人が多いのと、なんだか当たりそうなイメージを持って食べられることで体が過剰反応しているという事もあるそうです
十分に加熱することであんぜんにかつ美味しく食べられますのでイマイチ苦手意識のある人は今日紹介した牡蠣鍋なんかから食べてみてはいかがでしょうか?
最後に最近の恒例のアレをやって終わります。
面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。
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新庄純次でした。
2015-12-05 14:23
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共通テーマ:グルメ・料理
こんにちはーおひさしぶりです!牡蠣今の季節は最高ですね。出汁も美味しいでしょうね
by みぃにゃん (2015-12-05 15:06)
>みぃにゃんさん
お久しぶりです!
やはりこの時期は牡蠣ですよね!
ロッキー様にも気持ち的には召し上がっていただきたいです(笑)
by koumuten (2015-12-06 00:16)