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夏はやっぱり冷たいものが欲しくなります。 [おやつ]

アイスとしにょ.jpg 

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

夏っぽいものという事でコレは外せないだろうと思って今回はハーゲンダッツのアイスクリームの記事にしました。

ちなみにこの写真アイスをマスコットに乗せている訳ではないです。

嫁がアイスクリームを買ってきたイメージを忠実に再現した写真はこんな感じになるのです(笑) 

コレだと見た目がなんなので食べるときはこんな感じ

アイス.jpg

涼しげでいいでしょ?まぁ冷凍庫で冷やした透明の皿に丸く盛っただけなんですが[あせあせ(飛び散る汗)]

期間限定のバナナミルクと言うやつを買ってきてみましたが美味しかったです。高いだけはありますねハーゲンダッツのアイスクリーム。最近はより高いゴディバのアイスもコンビ二で売られているのでなんだか昔より安くなった錯覚を覚えるから不思議ですね。

で今回の写真のものは作り方とかはないので、一般的なアイスクリームの作り方と言うヤツを一つご紹介しましょう。 

①60℃ぐらいの温度で卵黄、砂糖、牛乳をトロッとするまで均一に混ぜ合わせてアイスクリームの基を作ります。

(ハンドミキサーでやることをオススメします。ホイッパーでやるならば卵白2つでメレンゲを1分以内で作るぐらいの腕とそれを4倍の時間やる労力を要します。) 

②別のボールで生クリームを7~8分目ぐらいまで泡だて①の常温以下に冷めたものをここに入れて更によく混ぜます。
 
(①は「キンキンに冷えてやがるぜ!」って程冷やさなくていいです。水道水ぐらいの温度で十分です。) 
 
③ここからが大変、マイナス20度で冷やしながら②をひたすらかき混ぜ空気を混ぜていきます。滑らかなものにしようと思えば思うほど空気を大量に入れないといけないのですが、やればやるほど温まるので冷やす温度を下げなければいけません。
 
④攪拌運動により分子が振動して熱を……やってると色々あって温まってきてしまうのでマイナス20度以上になりそうになったら手を止めて温度を下げて、冷えたらまた取り出してを繰り返します。
 
⑤固形化するまでコレが続けられたら完成です、お疲れ様でした[exclamation×2] 
 
ね、多分殆ど誰もやらないでしょう?アイスクリームマシーンがあったらやってみようかと思う人も居るかもしれませんが高いですからね。そのために買うならコンビニやスーパーで買いますね。
 
ちなみにアイスクリームは原液?って言うか最初の所の配合比が大事です。
分量の目安としては卵黄1個に砂糖25g牛乳65ml生クリーム60ml……だったと思います(笑)
 
なにぶん10年前の記憶なので流石に怪しいので
 
「労力に見合わない料理?……だがそれが良い!」 と思ってしまった漢の方などは一応調べてから挑戦してください。確か教わったときはニコ、ロコ、ローって変な呪文で覚えたので間違っていないと思うのですが[たらーっ(汗)]
 
さて、では雑学に入っていきます。ハーゲンダッツは嫁がこれからも買ってきそうなので、今回は先ずはアイスクリームそのものについての雑学をご紹介いたします。
 

アイスクリームは英語でもice creamで同じですね、違うと思ってた人いたでしょ?ジェラートはイタリア語ですしそもそも違うものとして扱うんですぜ[人影]

定義としては牛乳、卵黄などを主原料にして冷やし、空気を含むように攪拌してクリーム状にしたものを凍らせた菓子です。「ソフトクリーム」は要するに柔らかめのアイスクリームですね。

ただ国によっては「アイスクリーム」の規格を規定する場合があります。例えば日本では「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の3種類に細かく「アイスクリーム類」と言うものが分けられます。

その辺りの細かい分類については今度またそれぞれの記事でご紹介します。ご期待ください[わーい(嬉しい顔)] なんせ歴史書くだけで結構な分量になってしまいそうなので今回は歴史のみにスポットを当てます[あせあせ(飛び散る汗)]

元々乳製品を天然の氷や雪で冷やして食べる習慣は紀元前よりあったそうです。ユリウス・カエサル、つまりシーザーさんがヤギの乳に蜜を加えたモノを大量の氷や雪を使って冷やし、半氷になったものを食べると言う贅沢をしていたとかという話が伝わっています。

言わなくても分かると思いますがこのシーザーは「ブルータスお前もか」のシーザーです。イケメンナンパ師のシャボンランチャーの人ではありません。 

また、元々は今から3000年以上前に中国で初めて作られた菓子であるという主張もあります。同じくヤギの乳を凍らせた超高級宮廷料理が存在していて、その製法をイタリアにマルコポーロが伝えたという話もあります。

暑い時に冷たいものが欲しくなるのは今も昔もどこの人でも同じって事ですね。氷や雪の手に入りにくさから殆どの場合は贅沢品、もしくは超高級料理として始まったのも一緒です。

しかもどっちかと言うとまだまだシャーベットやカキ氷ですね[バッド(下向き矢印)] 

カキ氷の歴史とかはどうでもいいので一気にアイスクリームぽくなったところまで時間を飛ばします。 

アイスクリームの原型が見られるのは16世紀中ごろ(日本では丁度、桶狭間の戦いをしている頃です。)イタリアで生まれた菓子「ズゴックズコット」がフランスに持ち込まれて出来たと言われています。

何でこの頃だと言われているのかというと、丁度この頃に人工的に食品を凍結させるという技術が生まれたからです。ズコットと言う洋菓子を知らない人も居るかもしれませんが、ケーキの生地の中に甘く作ったホイップクリーム入れて凍らせた洋菓子だと思ってくれたらいいと思います。

そしてこの記事を書いているときに気がついたのですがこのズコットを開発した料理人だと思っていたベルナルド・ブオンタレンティと言う人がいるのですが、この人なんと建築家、彫刻家、画家、軍事技術者、演劇デザイナーで科学者と言うすごい肩書きの持ち主で、さっき紹介した冷凍技術の発明者でもありました[exclamation×2]

レオナルド・ダヴィンチぐらいに多才で何でもしてみたくなっちゃう人だったのですねきっと、そりゃ同じ人が開発したものなら同じ時期になりますよね誕生も[たらーっ(汗)] 

確実に商品となって世間に出てきたのは1720年、シチリアの氷菓グラニータをアレンジした「グラス・ア・ラ・シャンティ」と言うものです。簡単に言えばホイップクリームを凍らせた洋菓子で、まだ卵黄が入っていませんがこの時点で既にアイスクリームの商業的成功の最初の例と見なされているんだそうです。

しかしこの段階でもまだ初期のアイスクリームは高いものでした。理由は簡単、大量の氷とそれを使って冷たくしたボウルを使う手作り手法だったからです。大量に製造することが大変に困難であったのは先程私が紹介した作り方を見て、大人数分やることを想像してもらったら分かると思います[バッド(下向き矢印)]

これを改良する発明は18世紀現在でもアイスクリーム大国であるアメリカでされます。まずは1846年(香港がイギリスのものになったぐらい)アメリカのなんと主婦によって手回しのクランク式の攪拌機が発明されます[どんっ(衝撃)]そしてその5年後にはとあるアメリカの牛乳屋さんが余った生クリームを処理するために世界初のアイスクリーム製造工場をなんと作ってしまいます[exclamation&question]

この後、アイスクリームは量産品の庶民に手の届く値段へとなって行きますが、生洋菓子としての高級品も残り、はっきり分かれた路線を歩むことになります。

日本に入ってきたのは横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で製造・販売された「あいすくりん」です。当時の一人分の値段は2分、現在の価値で約¥7,000相当と大変高価な物で、なかなか浸透しなかったようです。

原料は、生乳、砂糖、卵黄といたってシンプルなもので、これは今は「カスタードアイス」とも呼ばれています。横浜では今でも変わらず「あいすくりん」と言う名のこの当時のアイスが食べることが出来ます。

当然¥7,000もしませんよ?普通のアイスと同じお値段です(笑) 

ちなみに日本全国で庶民に知られるようになったのはやはり1899年(明治32年お菓子とココアで有名な森永の創業の年)東京銀座の資生堂が売り出して世に広まりました。アイスクリームの工業生産がスタートするのは大正に入ってからの事です。 

歴史だけでも長いでしょ?私がいらないことをちょいちょい言っているせいなきもしますがキノセイデス。

まぁなんにせよ「これから暑くなるのでアイスクリームとか食べたいよねー」と紀元前の人でさえ思っていたようなので私たちも食べたくなって当然ですね(笑)いよいよ本格的に暑くなってきますが美味しいもの食べて暑さを楽しみましょう[exclamation] 

新庄純次でした。 


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