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知る人ぞ知る隠されたうまいもの!え?遅いの!? [自作料理:丼物]

 衣笠丼.jpg

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

今日は知る人ぞ知る地方にのみある丼ものをご紹介しようとしてたのですが、調べてみたらなんとびっくり、大手の丼物チェーン店で既にメニューになっているとか[あせあせ(飛び散る汗)]

でも私みたことないんですよねぇ……だからやっぱりそんなに知らない人が多い丼物としてこいつを紹介してみます。

衣笠丼です[exclamation×2] 

地方によってはキツネ丼って言うらしいです。 関西圏では結構馴染みがあるらしいですが関東人のワタクシには新発見でしたねコレ[あせあせ(飛び散る汗)]

作り方は

①油揚げとしいたけを切って煮る。

②味が入ってきたらネギを入れて沸騰させ、とき卵をかけて卵とじ

③ご飯の上に乗っけて完成[ぴかぴか(新しい)] 

肉も魚も使わない非常にヘルシーなお料理です。しいたけは入らないのが本物らしいのですが私の実家ではこんな形で出てきました。色合いも良い感じですね[わーい(嬉しい顔)] 

しかも簡単なんでタイムアタックしても良かったですねこれなら……まぁ今回は初挑戦だったのでこんなところで、いつか改造してやろうと思いますタイムアタック(笑) 

さて、という事で今日の雑学は衣笠丼についてなんですが、共同しても紹介したい商品がありまして先にそちらを

 


コイツです。基本和風の料理にならなんにでも使えます。減塩タイプもありますが基本薄めて使うのでこっちの方が新庄は楽です。減塩タイプなのに塩足して使ってましたからね(笑)
 
結構塩味の効いた出汁ですので水で薄めてそのまま蕎麦汁になんかも出来ますし、和風の煮物を作るならコレを薄めたのを基準に醤油で色つけたり塩味つけたり、砂糖やみりんで甘みをつけたりするだけで良い感じのものが出来ます。
 
まぁスーパーとかで売っている市販の出汁の素よりかはよっぽど美味しいですし、液体なので何かさっと炒める時にちょっとコレだけかけるという使い方も出来ます。
 
値段もちょっと高いかと思う人が居るかもしれませんが薄めて使ったりちょっと入れる程度で使うのでコストパフォーマンス的に市販の出汁の素と比べて10円20円の差ですのでオススメです。
 
しつこいようですがこっちのタイプは結構しょっぱいので一回舐めて味を確認してから使うことをオススメします。まぁよほどでなければ使ったことない調味料を味見なしで使わないとは思いますが念のため[たらーっ(汗)] 
 
だて、新庄イチオシの商品もオススメしたところで今度こそ雑学に入っていきます。
 
衣笠丼と書いて「きぬがさどん」と読むこの料理、甘辛く煮た油揚げと九条葱を卵でとじてご飯に乗せた丼です。京都発祥のご当地丼物料理ですが、大阪を中心にした関西圏のきつね丼の一種と認識されることが多いみたいです。
 
なので厳密には京都とその周辺のみの固有の丼物料理と言うか、その周辺では固有の名前が付いているといったほうが正しいです。作り方もほぼ一緒ですが味付けが甘辛さメインというより出汁の効いた京風である事も違いといえるかもしれません。
 

キツネなら分かるけどそもそも衣笠って何さ[exclamation&question]と思った人も多いと思いますが別に料理方法でも食材の方言でもありません。衣笠山と言う京都市にある山の名前からとったのだそうです。

衣笠やまだと分からない人もいると思いますが、鹿苑寺(ろくおんじ)ならばどうでしょうか?それでも分からなければ建物の内外に豪勢にも金箔を貼った3層の楼閣建築である舎利殿のあるお寺と言ったら伝わりますか?

そう、金閣寺のことです[どんっ(衝撃)]最初っからそう言えよって思わないで下さいね。コレが新庄スタイルなんで(笑)

で、その金閣寺を初め、仁和寺、龍安寺なんかの有名なお寺に囲まれた京都にある衣笠山の、真夏に雪景色を所望し、山に白絹を掛けて雪に見立てたという宇多天皇の伝承に因んで、丼に山のように盛ったご飯に卵とじした具をかけるこの料理をそう呼ぶようになったそうです。ちなみにこの伝承から衣笠山は「きぬかけ山」とも呼ばれています。

そしてここまで読んで分かってくれたと思いますがここまでの話に未だに具の指定が出てこないのです[ふらふら]まぁわざわざ説明するとですね、九条ネギを基本使うと言うところはやはり京都の九条を連想させるからで、油揚げが使われているのは同じく京都の伏見を連想させるからと言う理由なんだそうです。つまり京都っぽい丼物を作ろうとしてその名称も京都の名所の名前からとったわけですね。

最初名前を聞いたときキヌサヤが使ってあるのかと思い、肉を使ってない丼という事と衣笠山に因んでの名称と聞いたら今度は肉が食えないお坊さんが何とかそれっぽいものを作ろうとして作り始めたのが衣笠山の周りにあるどこかのお寺なんだろうなと思ったら実はこんな由来から作られた料理でした。

ちなみに上でちょっと触れた大手の丼物メインの……うどんとかそばもあった気がしますがそんな感じの京風が売りらしいチェーン店「なか卯」さんがメニューで出したことがあるとかないとか。

私は職場や大学の駅の近くにあったので何度か言った事がありますが、見たことないので地方限定化とか期間限定のものだったのかもしれませんね。

まぁ食べてみたい人は恐ろしく簡単に作れますので自分で作ってみたほうが早いかもしれません。煮る味付けに自信がない方は紹介した「白だし」や市販の蕎麦汁をベースに好みの味を作ってから煮出したら失敗もしません。是非やってみて下さい 。

新庄純次でした。 

 
 

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コメント 2

Tommy

Y横須賀に衣笠ってとこ、
あります。
by Tommy (2015-06-13 15:59) 

koumuten

>Tommyさん
もちろん存じてますとも(笑)
ちなみに日本全国に9箇所だったかな衣笠って土地はあります。


by koumuten (2015-06-13 23:22) 

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