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知る人ぞ知る隠されたうまいもの!え?遅いの!? [自作料理:丼物]
皆様こんにちは
新庄でございます。
今日は知る人ぞ知る地方にのみある丼ものをご紹介しようとしてたのですが、調べてみたらなんとびっくり、大手の丼物チェーン店で既にメニューになっているとか
でも私みたことないんですよねぇ……だからやっぱりそんなに知らない人が多い丼物としてこいつを紹介してみます。
衣笠丼です
地方によってはキツネ丼って言うらしいです。 関西圏では結構馴染みがあるらしいですが関東人のワタクシには新発見でしたねコレ
作り方は
①油揚げとしいたけを切って煮る。
②味が入ってきたらネギを入れて沸騰させ、とき卵をかけて卵とじ
③ご飯の上に乗っけて完成
肉も魚も使わない非常にヘルシーなお料理です。しいたけは入らないのが本物らしいのですが私の実家ではこんな形で出てきました。色合いも良い感じですね
しかも簡単なんでタイムアタックしても良かったですねこれなら……まぁ今回は初挑戦だったのでこんなところで、いつか改造してやろうと思いますタイムアタック(笑)
さて、という事で今日の雑学は衣笠丼についてなんですが、共同しても紹介したい商品がありまして先にそちらを
当店人気No.1商品こんなに簡単でいいの?!加えるだけでお料理上手に♪『特選料亭白だし』四季... |
キツネなら分かるけどそもそも衣笠って何さと思った人も多いと思いますが別に料理方法でも食材の方言でもありません。衣笠山と言う京都市にある山の名前からとったのだそうです。
衣笠やまだと分からない人もいると思いますが、鹿苑寺(ろくおんじ)ならばどうでしょうか?それでも分からなければ建物の内外に豪勢にも金箔を貼った3層の楼閣建築である舎利殿のあるお寺と言ったら伝わりますか?
そう、金閣寺のことです最初っからそう言えよって思わないで下さいね。コレが新庄スタイルなんで(笑)
で、その金閣寺を初め、仁和寺、龍安寺なんかの有名なお寺に囲まれた京都にある衣笠山の、真夏に雪景色を所望し、山に白絹を掛けて雪に見立てたという宇多天皇の伝承に因んで、丼に山のように盛ったご飯に卵とじした具をかけるこの料理をそう呼ぶようになったそうです。ちなみにこの伝承から衣笠山は「きぬかけ山」とも呼ばれています。
そしてここまで読んで分かってくれたと思いますがここまでの話に未だに具の指定が出てこないのですまぁわざわざ説明するとですね、九条ネギを基本使うと言うところはやはり京都の九条を連想させるからで、油揚げが使われているのは同じく京都の伏見を連想させるからと言う理由なんだそうです。つまり京都っぽい丼物を作ろうとしてその名称も京都の名所の名前からとったわけですね。
最初名前を聞いたときキヌサヤが使ってあるのかと思い、肉を使ってない丼という事と衣笠山に因んでの名称と聞いたら今度は肉が食えないお坊さんが何とかそれっぽいものを作ろうとして作り始めたのが衣笠山の周りにあるどこかのお寺なんだろうなと思ったら実はこんな由来から作られた料理でした。
ちなみに上でちょっと触れた大手の丼物メインの……うどんとかそばもあった気がしますがそんな感じの京風が売りらしいチェーン店「なか卯」さんがメニューで出したことがあるとかないとか。
私は職場や大学の駅の近くにあったので何度か言った事がありますが、見たことないので地方限定化とか期間限定のものだったのかもしれませんね。
まぁ食べてみたい人は恐ろしく簡単に作れますので自分で作ってみたほうが早いかもしれません。煮る味付けに自信がない方は紹介した「白だし」や市販の蕎麦汁をベースに好みの味を作ってから煮出したら失敗もしません。是非やってみて下さい 。
新庄純次でした。
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Y横須賀に衣笠ってとこ、
あります。
by Tommy (2015-06-13 15:59)
>Tommyさん
もちろん存じてますとも(笑)
ちなみに日本全国に9箇所だったかな衣笠って土地はあります。
by koumuten (2015-06-13 23:22)