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ガッツリとした丼物代表と言えば [自作料理:丼物]
皆様こんにちは
新庄でございます。
突然ですが、カツそのものについての作り方や雑学は過去の記事
をご覧下さいませ。
本当に当然でしょう?でもこうしておかないとすっごい文章量になってしまったから仕方ないのですよ 冒頭にいきなり書いた方が面白かったと言うのもありますが(笑)
ちなみにこの写真なのですが写りを良くしよう一目でカツ丼と分かるようにしようとかやっていたら卵のところが極端に少なくなってしまったと言う悲しい過去があります。 見栄えがいいものが美味しいとは限らないですね……。
さてそんな事は置いておいて作り方に入っていきましょう。
①カツを揚げる
(今回はロースを使いましたが別にどこの肉でも大丈夫です。買って来たっていいでしょうが揚げたてを使うとまた一味違います。)
②割り下を作る
(めんどくさいなぁと思った方は「めんつゆ」を薄めて砂糖足したり醤油足したりしてアレンジすると楽チンです。)
③たまねぎをちょっと厚めにスライス(ちょっとですよ?オニオンスライスと比べての話しです。)
④フライパンでたまねぎを強火で軽く炒め、弱火にしてカツを投入。
⑤割り下を回しながらかけて一気に煮立ててとき卵を投入。
(卵は混ぜすぎないように黄身を潰してちょっとのばすぐらい、且つ空気が入らないように混ぜるとより美味しくなります。)
⑥蓋をして30秒待機して卵がお好みの硬さになったら完成
意外と簡単でしょ?丼鍋とか親子鍋という小型の鍋とフライパンの間みたいなヤツでやると一人前づつ綺麗にできるのですが一人暮らしでわざわざしたくないでしょうし、今度は家族の分全部を一個一個やるのはめんどくさいということでこのフライパンで一気に作ると言う方法がお勧めです。
もちろん丼鍋をお持ちだったり、買ってでも綺麗にこだわって作りたい方はそちらを使ったほうがいいんですけどね。味はどうなのかな……。私はあんまり変わらない気がしますね、でも見た目も重要なので、より綺麗に作るためにカツを作る時に衣を二度付けしたり、カツの上で卵が固まらないように流し入れると言った小技もあわせて併用してみてください。
さてこのカツ丼ですが一般的に卵とじしたものが有名ですが、 丼飯の上に豚カツを乗せた物ならカツ丼になるのでソースカツ丼とかデミカツ丼なんていうのもあります。最近はどっちもけっこうあるかな、私が若い頃はそんなに有名じゃなかったんですがね
このカツ丼歴史は20世紀に入ってからです。カツと言うモノが比較的新しいから当たり前っちゃ当たり前ですね。
二つほどメジャーなカツ丼誕生には説があるのですが、まず一つは考えたのは福井県出身の「高畠増太郎」さんと言う方で、ドイツへ料理研究留学に行き、新宿にある早稲田大学前に店を構えて、1913年(大正2年、第一次世界大戦直前)東京で開かれた料理発表会でこの料理を出したとされるのが最も古い説。
もう一つは1921年(大正10年)に早稲田高等学院生の学生「中西敬二郎」が考え出したという説があります。ちなみに中西敬二郎が考案したカツ丼は、卵とじではなくウスターソースをかけるもので、ただ単に出されたカツを丼ご飯に乗っけて食べただけみたいですけどね
ちなみに似たようなものでカツ重と言ったら器が重箱のもので、カツとじやカツ煮、煮カツと言ったらカツ丼の具だけのものなんかもあります。
最初の方で書きましたが皆が良く思い浮かべる豚カツを卵とじにする料理の他にもこのカツ丼はバリエーションが多いです、タレや餡、ソースなどをかけたり浸み込ませた豚カツやカツレツを用いた丼物、牛や鳥、エビを材料にしたカツを使ったもの、ご当地グルメブームでそれらはもっと増えました。
あのブームでわざわざ独自商品開発したり名称変えて売り出す地域もでてきましたからねまぁほとんど「~カツ丼」とか「~風カツ丼」とか言う名前になっているのでカツ丼とだけ頼んだら殆どカツを煮込んで卵とじにしたものが丼に乗っているヤツが出てきます。
今度一般的なカツ丼以外のカツ丼についても作って紹介しますのでご期待ください
このカツ丼、海外でも意外と知られていたりします。前の記事で紹介したのを見てくれた方もいるとは思いますが海外の全体的な反応としてカツ、と言うかトンカツ定職はヘルシー料理です。なので
「ご飯と肉だけで良いんじゃないか?ご飯を食べれたら十分ヘルシーさ。」
「え、そういうガッツリ料理あるよ?」
「え、どんなの?」
「カツ丼」
「OH、KATSUDON」
見たいな感じですねきっと……いっておきますが今のこれは新庄の妄想です(笑)
しかし海外でもやはりヘルシーな日本料理としてカツ丼ってあるみたいです。前にご紹介したような頑張って日本料理っぽいものを聞きかじった知識で何とか作り上げた海外の方も少なくないようです。そう言ったお店は大体中国の方が経営している事が多いので、日本人が期待して海外で日本料理の名前で頼むと驚くほど違うものが出てくるときもあります。
と言ってもそれはそれで私はいいと思うのですよね、日本人だって本場の中華料理より日本で食べた中華料理の方が口に合うと言う人も多いので、それぞれの国に入った日本料理もその国に合うように変わっていくものです。むしろその国で何とかこの料理を広めようとした努力の後だと思うとちょっと嬉しい気分になったりしませんか?
まぁ新庄が結構何でも食べれるし、基本的な欧米料理だって美味しいと思える舌の持ち主だからかもしれませんが、そんな風に思って食べると意外と美味しいものですよ?
新庄純次でした。
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