料理(全般)ランキングへ
これはサンマーメンではありません。 [自作料理:中華料理?]
皆様こんばんは
新庄です。
タイトルに思いっきり書きましたがここでもう一度。
ぱっと見では前回と同じ料理に見えるかもしれませんが今回は違います。
今回ご紹介いたしますのはコチラ
皿うどんです。
連続してあんかけの麺を更新する空気の読めなさを許してください。ブログのためにご飯を作っているわけではないのでたまにはこんな事もあります。3日連続カレーとか、一日1食しか食べれない日なのにコンビ二弁当とか……。
まぁそんな事は置いておきまして、御料理の説明です。
ちゃんぽんと並ぶ長崎県の郷土料理で名称からはうどんの一種と思われることもあるそうですが、一般的に揚げた細麺を使う中華料理ぽいものです。
どっちかというとかた焼きそばに近く、うどんと言う名称の癖にうどんは使いません。本場長崎では太麺を使う物もあるそうですが私は食べたことないのです。
もともとちゃんぽんを出前用にアレンジして届けるときにこぼれないよう汁を少なくしたものが始まりで、具材はちゃんぽんとほぼ同じもの、最初のころは麺もちゃんぽんの麺だったそうです。おそらくこの名残があるので本場長崎では太麺のものがあるのでしょう。
ぱっと見たときに見た目が皿に盛った焼きうどんのようだった事から「皿うどん」との名が付き、その後、中華料理の油でパリパリに揚げた麺に餡をかけた炸麺(ジャーメン)。所謂かた焼きそばが伝わってきてコレを元に進化。
具材をあんかけにし、麺も細い中華麺が使われるようになり、今のスタイルとなってちゃんぽんとは別の料理になったようです。なので一般的にあんかけの乗った中華麺というところまでは皿うどんとかた焼きそばに定義の違いはなく、麺の太さで区別するみたいです。あと皿うどんには蒲鉾が必ず入っています。佐世保市がある長崎の特色と思われますので蒲鉾は作る際に忘れてはいけません。
私的な事を言うと、かた焼きそばはまんま中華料理なのであんかけが醤油ベースの茶色っぽいものが多く、皿うどんはちゃんぽんがベースなので肉の出汁ベースの白っぽいものが多い気がします。まぁどちらも中華料理が基となっているのでもっと色んな皿うどんやかた焼きそばを見て比べたらそこにあんまり差はないのかもしれません。これはあくまでも新庄の私見です。
そしてこの皿うどんの大きな特徴としては地元長崎では当たり前の食べ方をそれ以外の方はあまり知らないと言うちょっと変わった特徴を持っています。
私の友人の長崎の男性に初めて皿うどんを作ってご馳走したときに長崎スタンダードを聞いたときは
「おうちんゆーことは、いっちょんわからんばい。」
訳:あなたがおっしゃっている事は全く分かりません。
って感じでした。
まず上記したように細麺と太麺の二種類があります。細麺は皆様良くご存知の油で揚がっているパリパリしたアレです。それにあんかけにした具材がのっている形の、所謂地元の方以外の頭に浮かぶ皿うどんです。
たいして太麺はちゃんぽん麺を他の具材と一緒に炒めるか、鍋で焼いてから具を載せる。という独特のスタイルです。むしろこっちが元々ちゃんぽん出前用に生み出された原型に近いものと言えますね。
そしてなんと長崎では両方から選べる店があるらしいです。私からすると全く別の料理に感じますが、地元長崎の方にとっては同じ料理の些細な違いなのでしょう。どっちかと言うとスタンダードなのはやはり細麺だと言っていましたが。
そして盛り方も違います。スーパーなどでも見かけるように地元の方以外は皿うどんと言うと正方形に揚げた一人前づつになっているものを想像すると思いますが長崎では基本大皿料理だそうです。
大人数の分が大皿にもってあり、そこから各自取り分けてみんなで鍋をつつくようにして食べるのが地元の食べ方で、宴会やパーティーでは特にそうやって食べることもあり、家から出前で「皿うどん4人前」と取ると大皿が一つ来るということもあるのだそうです。
その話しを聞いて私がその友人に
「4人前っていうからじゃね?4つって言ったらいいじゃん?」
と言ったら
「取り皿の事だと思われてたぶん大皿で来るで?」
と言われました。
どうも大人数がみんな皿うどんを頼むのは皆でわいわいする時と言う認識があるようです。まぁ私は彼の家で宴会で出してくれと言われて一人一人別の皿に乗せて出しましたけど(笑)
また、使う調味料も違います。地元の方以外は恐らく使う調味料と言ったらからし、後はお酢を連想すると思いますが、長崎ではウスターソースをかけて食べるのが一般的だそうです。
一般的な皿うどんは甘めの味付けになっているからソースの酸味で味を引き締めるんだ。と言っていました。皿うどん向きにそれようのウスターソースまであるそうです。
まぁ、たこ焼き用とかお好み焼き用のソースがあるのでこれはそこまで衝撃的な事ではないのかもしれません。私には十分衝撃的でしたけど、試してみたら悪くはなかったです。
ちなみに新庄家で出すときは、からし「だけ」つけます。お酢もウスターソースも出しません。
そして更に長崎では給食で皿うどんが出るそうです。まぁ、大皿料理のようですからそこまで以外ではなかったですし、インパクトもないですね。へぇー、長崎県民って皿うどん好きだなぁぐらいでした。
太麺のインパクトと比べたらそんなモンです。
ちなみにこのブログを書きながら調べて知ったのですが「博多皿うどん」と言うものもあるそうです
博多皿うどんはちゃんぽん程の太さがある中華麺を豚骨ベースの中華風の具材とともに炒めてあり、味覚的には博多ラーメンと近く、麺にスープの味がしみ込ませてある事が多いのだそうです。
地元の方々には失礼ですが恐らく私には太麺の皿うどんと博多皿うどんが見た目で区別できる気がしません。というか皿うどんじゃなくていいのではないでしょうかこの料理?と思ってしまいました。
と、ここまで色々と書いてまいりましたが何だか皿うどんについての雑学と言うより「長崎の方の皿うどんと他の都道府県の人の皿うどんについて」になってしまった気もしますが良しとしてください。
最後になりますが、私の友達である彼がはきっとコレを見て
「僕そんな事まで言ったかなぁ!?」
と思って私に確認の連絡を入れてくることをニヤニヤしながら待っています。
それでは新庄純次でした
新庄です。
タイトルに思いっきり書きましたがここでもう一度。
ぱっと見では前回と同じ料理に見えるかもしれませんが今回は違います。
今回ご紹介いたしますのはコチラ
皿うどんです。
連続してあんかけの麺を更新する空気の読めなさを許してください。ブログのためにご飯を作っているわけではないのでたまにはこんな事もあります。3日連続カレーとか、一日1食しか食べれない日なのにコンビ二弁当とか……。
まぁそんな事は置いておきまして、御料理の説明です。
ちゃんぽんと並ぶ長崎県の郷土料理で名称からはうどんの一種と思われることもあるそうですが、一般的に揚げた細麺を使う中華料理ぽいものです。
どっちかというとかた焼きそばに近く、うどんと言う名称の癖にうどんは使いません。本場長崎では太麺を使う物もあるそうですが私は食べたことないのです。
もともとちゃんぽんを出前用にアレンジして届けるときにこぼれないよう汁を少なくしたものが始まりで、具材はちゃんぽんとほぼ同じもの、最初のころは麺もちゃんぽんの麺だったそうです。おそらくこの名残があるので本場長崎では太麺のものがあるのでしょう。
ぱっと見たときに見た目が皿に盛った焼きうどんのようだった事から「皿うどん」との名が付き、その後、中華料理の油でパリパリに揚げた麺に餡をかけた炸麺(ジャーメン)。所謂かた焼きそばが伝わってきてコレを元に進化。
具材をあんかけにし、麺も細い中華麺が使われるようになり、今のスタイルとなってちゃんぽんとは別の料理になったようです。なので一般的にあんかけの乗った中華麺というところまでは皿うどんとかた焼きそばに定義の違いはなく、麺の太さで区別するみたいです。あと皿うどんには蒲鉾が必ず入っています。佐世保市がある長崎の特色と思われますので蒲鉾は作る際に忘れてはいけません。
私的な事を言うと、かた焼きそばはまんま中華料理なのであんかけが醤油ベースの茶色っぽいものが多く、皿うどんはちゃんぽんがベースなので肉の出汁ベースの白っぽいものが多い気がします。まぁどちらも中華料理が基となっているのでもっと色んな皿うどんやかた焼きそばを見て比べたらそこにあんまり差はないのかもしれません。これはあくまでも新庄の私見です。
そしてこの皿うどんの大きな特徴としては地元長崎では当たり前の食べ方をそれ以外の方はあまり知らないと言うちょっと変わった特徴を持っています。
私の友人の長崎の男性に初めて皿うどんを作ってご馳走したときに長崎スタンダードを聞いたときは
「おうちんゆーことは、いっちょんわからんばい。」
訳:あなたがおっしゃっている事は全く分かりません。
って感じでした。
まず上記したように細麺と太麺の二種類があります。細麺は皆様良くご存知の油で揚がっているパリパリしたアレです。それにあんかけにした具材がのっている形の、所謂地元の方以外の頭に浮かぶ皿うどんです。
たいして太麺はちゃんぽん麺を他の具材と一緒に炒めるか、鍋で焼いてから具を載せる。という独特のスタイルです。むしろこっちが元々ちゃんぽん出前用に生み出された原型に近いものと言えますね。
そしてなんと長崎では両方から選べる店があるらしいです。私からすると全く別の料理に感じますが、地元長崎の方にとっては同じ料理の些細な違いなのでしょう。どっちかと言うとスタンダードなのはやはり細麺だと言っていましたが。
そして盛り方も違います。スーパーなどでも見かけるように地元の方以外は皿うどんと言うと正方形に揚げた一人前づつになっているものを想像すると思いますが長崎では基本大皿料理だそうです。
大人数の分が大皿にもってあり、そこから各自取り分けてみんなで鍋をつつくようにして食べるのが地元の食べ方で、宴会やパーティーでは特にそうやって食べることもあり、家から出前で「皿うどん4人前」と取ると大皿が一つ来るということもあるのだそうです。
その話しを聞いて私がその友人に
「4人前っていうからじゃね?4つって言ったらいいじゃん?」
と言ったら
「取り皿の事だと思われてたぶん大皿で来るで?」
と言われました。
どうも大人数がみんな皿うどんを頼むのは皆でわいわいする時と言う認識があるようです。まぁ私は彼の家で宴会で出してくれと言われて一人一人別の皿に乗せて出しましたけど(笑)
また、使う調味料も違います。地元の方以外は恐らく使う調味料と言ったらからし、後はお酢を連想すると思いますが、長崎ではウスターソースをかけて食べるのが一般的だそうです。
一般的な皿うどんは甘めの味付けになっているからソースの酸味で味を引き締めるんだ。と言っていました。皿うどん向きにそれようのウスターソースまであるそうです。
まぁ、たこ焼き用とかお好み焼き用のソースがあるのでこれはそこまで衝撃的な事ではないのかもしれません。私には十分衝撃的でしたけど、試してみたら悪くはなかったです。
ちなみに新庄家で出すときは、からし「だけ」つけます。お酢もウスターソースも出しません。
そして更に長崎では給食で皿うどんが出るそうです。まぁ、大皿料理のようですからそこまで以外ではなかったですし、インパクトもないですね。へぇー、長崎県民って皿うどん好きだなぁぐらいでした。
太麺のインパクトと比べたらそんなモンです。
ちなみにこのブログを書きながら調べて知ったのですが「博多皿うどん」と言うものもあるそうです
博多皿うどんはちゃんぽん程の太さがある中華麺を豚骨ベースの中華風の具材とともに炒めてあり、味覚的には博多ラーメンと近く、麺にスープの味がしみ込ませてある事が多いのだそうです。
地元の方々には失礼ですが恐らく私には太麺の皿うどんと博多皿うどんが見た目で区別できる気がしません。というか皿うどんじゃなくていいのではないでしょうかこの料理?と思ってしまいました。
と、ここまで色々と書いてまいりましたが何だか皿うどんについての雑学と言うより「長崎の方の皿うどんと他の都道府県の人の皿うどんについて」になってしまった気もしますが良しとしてください。
最後になりますが、私の友達である彼がはきっとコレを見て
「僕そんな事まで言ったかなぁ!?」
と思って私に確認の連絡を入れてくることをニヤニヤしながら待っています。
それでは新庄純次でした
人気ブログランキングへ
コメント 0