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秋といえばやっぱりコレ! [自作料理:焼き物]

さんま (1).JPG

皆様こんにちは[exclamation×2] 

新庄でございます。

秋といったらやっぱり食欲の秋[exclamation]秋の味覚は色々ありますがやっぱりこの子は外せません[exclamation×2]

そう、「秋刀魚」 です。

今回はシンプルに塩焼きにしてやりました[わーい(嬉しい顔)] 

さんま (2).JPG

作り方は書きません。内臓抜いて塩をすり込んで焼いたものに大根おろしを添えただけですから(笑)

今年は豊漁だったと聞いていて期待していたのですが大量に売られている中からいいのを選んだつもりでも結構スマートでちょっと残念[たらーっ(汗)]

まぁ美味しかったといえばおいしかったですが脂もそんなでもなく次に期待といった感じの子でした[もうやだ~(悲しい顔)]

今日の雑学はもちろん秋刀魚についてです[ひらめき]

日本の秋の味覚を代表する一つでもある大衆魚と言われ日本人に愛されてきた秋刀魚。

「サンマ」と言う名前の由来については、2つの有力な説がありまして、一つは「狭」と言う細いとか狭いと言う意味に起源がある「細長い魚」を意する古称「サマナ(狭真魚〉」が訛ったものと言う説です。

狭真魚」を今風に言いますと「マジで細い魚」と言う意味で、この「サマナ」が「サンマ」と変化したとするのですがそんな訛り方するのかと言う感じはしますね[人影]

もう一つの説は、大群をなして泳ぐ習性を持つことから「大きな群れ」を意する「沢(さわ)」と「魚」を意する「マ」からなる「沢な魚」と言う意味で「サワンマ」と言う言葉が語源となったという説です。

こっちの方がまぁ訛ったとするならありかなと個人的には思います。 

どちらにせよサンマは古くは「サワンマ(沢魚)」「サマナ(狭真魚〉」「サンマ(青串魚)」などと読み書きされておりましたが「サンマ」と言う呼び名がメジャーになった頃は恐らく明治初期ぐらいであろうと予想されます。

何でかと言うと明治の文豪、お札で有名な夏目漱石は『吾輩は猫である』の中でこの魚をサンマを「三馬(サンマ)」と記していて、有名な作家がそう呼ぶぐらいなのだから漢字はともかく読み方がサンマになったのはここらからだろうと考えられます。

秋刀魚」という漢字表記の登場はさらに遅く、大正時代まで待たねば使われた形跡がありません。

「秋刀魚」と言う漢字の由来は、秋に旬を迎えよく獲れることと、細い柳葉形で銀色に輝くその魚体が刀を連想させることにあり、「秋に獲れる刀のような形をした魚」との意味である事は殆どの人がご存知だと思いますが誰が言い始めたかを知っている方はいますでしょうか?

コレを言い出した人と言うのが佐藤春夫と言う方と言われています[ひらめき]彼が1922年(大正10年、エジプトがイギリスから独立したり江崎グリコが出来た時代)に詩「秋刀魚の歌」と言うものを発表し、そのことからこの漢字が一般的に知れわたり、使われるようになったと言われています。

生き物としてみたサンマは細長く、上下顎はくちばし状で下顎は上顎より突出した形状から分かるようにダツの仲間です。

寿命が長くても3年といわれる短命な魚でありますが、逆に言うと稚魚から立った数年であれだけでかくなるとも言えるヤツラです。

大きいものとなると40センチを超えることもありますが大体の個体は2年で30センチほどの大きさになり世界のあちこちを回遊するという訳です。

主に北太平洋に広く生息し、日本海を含む日本近海から、アメリカ大陸沿岸のアラスカやメキシコまでの海域で取る事ができるので季節によって広い範囲を回遊する魚としてされていますが回遊経路が良く分かっておりません。

一応それぞれの群が存在していて北西太平洋系群、中央太平洋系群、東部太平洋系群の3系統があるとされていますが、分布に明瞭な境界が無く同じ群なのか違う群なのか分からないぐらい連続して分布し、遺伝子解析の結果からも明確な差がないとされている実は魚の一大勢力とも言える魚です[ひらめき]

食材としての事も紹介したいのですがまだこれからこいつが我が家の食卓に上がると予想して今回はここまでで出し惜しみしておきます(笑)

1匹辺り100円前後とお安いですし大体この時期ならどこでも売っていますので今晩のおかずにサンマとかどうでしょうか[わーい(嬉しい顔)]

最後に最近の恒例のアレをやって終わります。 

面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。

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新庄純次でした。   

   
  

  

  



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