皆様こんにちは
新庄でございます。
今日は新庄のいるところは涼しくてすごしやすい気候でございます。夜になって虫の声が聞こえてきたらきっと秋と言うヤツを感じるであろうぐらいには涼しいです。今はギャんギャん蝉鳴いてますけどね(笑)
ええ、分かったいましたとも、コレくらいは予想の範囲内ですとも。皆様も気候の変化で体調を壊さないようお気をつけ下さいませ
さて、今日のお料理は「しらす丼」 をチョイスしてみました。夏が終わってそろそろ旬ではなくなってしまう前にと言った感じですね。
作り方はとても簡単
①ご飯を炊いて酢飯を作る
新庄的には普通の白米の方が好みです。酢飯にしたのは嫁のリクエストなんで余程酢飯がお好きだという方以外は普通の白米を使うことをお勧めします。
②ご飯を丼によそって釜揚げしらすをご飯の上に乗せる
③大根おろしを作ってしらすの上に乗せる
④醤油をかけてアサツキを振りかけて完成
簡単でしょ?手抜きとは言わないで下さい。素材の味を楽しむのに適した料理法です(笑)
ポン酢かけたり甘辛いタレを使うお店もございますが、普通の醤油が新庄はイチオシ
やや冷ましたご飯にしらすに大根おろしに醤油、見た目を気にしてネギ。コレだけで充分美味しく白米を食べられると言うものです
肉も魚も本当にうまいものは手を加えず塩だけで食べるのが一番うまいと言う原始的な発想を新庄はしますのでこっちの方がもっと美味しく食べられると言うしらすの食べ方をご存知の方は是非教えて下さいませ
新庄はあんまり醤油に拘るという事はしないのですが、ちょっと味のある醤油をお求めの方にはこちらがお勧めです。
やたらと「チョー」とか書いてあってギャグみたいですが味は保障いたします。出汁の味がするとかたまり醤油みたいに甘いとかそんなものではなく、普通の醤油、否!美味しい醤油です
スーパーで買う醤油に比べると大分お高いですが「良い物が安いためしなし」と言うヤツで仕方ないと思えますね。ちなみにこの言葉「高くとも良い物と言う保障なし!」と続きます(笑)
良いものは確実に高いけど高いもの全てが良いものという事もない、うん名言ですね。誰が言ったかどこで聞いたかすら忘れましたがずっと新庄の頭に残っています
さて、それでは雑学に入っていきましょう。今日はもちろん「しらす丼」についてです。
「しらす丼」はお店によっては「白子丼」と漢字で表記することもあるので「しらこ」と稀に勘違いされることもありますが、「しらこ丼」なる料理は存在しませんので、全てしらすを使った、家庭でも一般に食される丼料理であると言えます。
先程作り方のところでも触れたように基本的に白飯を盛った丼の上に釜揚げシラスを載せ、タレや醤油などを掛けて食す簡単なもので、薬味はねぎが多いですが青シソ、刻み海苔などを使うところもあります。
具材は釜揚げしらすだけで、しかもそのままを用いるだけですのでしらす丼は高価ではないありふれた家庭料理だと今のところ皆が思っているでしょうが、あえてあらかじめ凍ったシラスを熱々の白飯に載せて、ルイベ風な「しらす」でご飯を食るというシラス丼もあるらしいですし、
生シラスを用いた「しらす丼」もあります
以前の記事
でご紹介したように、シラスの水揚げが多い地域は静岡の駿河湾、兵庫の淡路島、後は神奈川の相模湾の湘南海岸周辺ですが全く取れなくなるほどではないものの実はシラスの漁獲量は年々減少しています、漁獲量も漁師さんの数も年々減っているのでもしかしたらいつか「稚魚のまま食べてしまうなんて勿体無さ過ぎる」と叶ってしまう日が来るかもしれませんね
ちなみに一般に冷凍シラスが流通していますが、味も風味も釜揚げに比べると劣りますし、生で食べるようなしらすと比べると最早別物、地域によっては「しらす丼好きなんだよね」と言うと「変わってるね」と返される事だってあるぐらいモノによって美味しさが変わります。
シラスは鮮度が落ちやすく、品質管理の難しさの割に単価が低いというメンドクサイヤツで、水揚げされたシラスの殆どは即行で加工工場に搬送されるため、生シラスはもちろん釜揚げなしらすも鮮度の良くないものだと同じしらすとは思えないほど味が落ちます。
その為悪くならないように水分を極力飛ばして加工する訳ですが飛ばせば飛ばすほど生き物の幼生体な訳ですから味も素っ気もない何かになって行きます
そんな水分が味にも、保存期間にも、と色々な面で大事な「しらす」の加工食品は水分含有量の違いで区別され、茹で上げ後、水きり程度で85%前後の水分含有量を持った製品が釜揚げと呼ばれる「しらす」です。
当然日持ちはしませんが、生よりは持ちますし、生の時とはちょっと違う風味や味わいを楽しむことが出来る一品です。
続いて50%程度に乾燥されたものが「しらす干」関西一部の地域では太白と呼ばれるもので一般的に皆が茹でてあるからこれが釜揚げだろうと思い込む殆どがこれです。
最後に25%程度まで乾燥させたものが「ちりめん」とか「じゃこ」あるいはどっちも使って「ちりめんじゃこ」と呼ばれるものになります。
流石にこの段階にまでなったヤツを「釜揚げしらす」と思う人はいないと思いますが、コレがご飯にかけてあるモノをしらす丼だと言う地域はあるようです。
ちなみにそれ以外の加工方法として「畳いわし」という海苔を作るような方法でシラスを板状に乾燥させたものがありましてエイヒレと並ぶ魚系の新庄お勧めのおつまみの一つです
かつては関西以西ではちりめんが主流、静岡周辺は釜揚げが主流、関東以北はシラス干が主流となっていた時代もありましたが現在は殆ど流通事情も変わり、そう言った地域性はなくなったようですが、流石に生しらすだけは未だにどこでも食べられるという事はないですね
タンパク質やカルシウムが豊富な食品ですし夏を過ぎるとやはり味も落ちますので今年最後のチャンスと思って釜揚げしらすを使った「しらす丼」食べてみて下さいませ
最後に最近の恒例のアレをやって終わります。
面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。
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新庄純次でした。
2015-08-28 15:11
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