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予想外にうまい丼物、豚しゃぶ丼 [自作料理:オリジナル]

豚しゃぶ丼.jpg 

皆様こんにちは[exclamation×2] 

新庄でございます。 

今日は今までにない丼物をご紹介しますよ[exclamation]何が今までにないかって言うと何しろ私自身初挑戦のジャンルでリクエストをされ作ったぐらいのもので予想外にうまいとタイトルにつけてしまったぐらいのお料理です(笑)

そもそも何でそんなことしたのかと言うと叔母が当家にお昼ご飯を食べに来るとの事でリクエストを聞いたら

「豚しゃぶ丼」

と簡潔な一文字のみがメールで送られてきましてどうしたものかと悩んで詳しくどんなものが食べたいのかと聞いてみたところ返ってきた返事は

「さっぱり系の丼物」

まだ分からんと思ってどんな味付けが好みかと聞いたところ

「ポン酢系、でも私は酸っぱいものがあまり得意じゃない」

と返ってきました。

新庄悩みました、結構本気で悩みました。皆様ならどんな丼物を作るでしょうか?私が至った結論こそが今回の写真のお料理、「豚しゃぶ丼」です。 

それでは早速作り方からいきましょう[ひらめき] 
 

①市販の豚ロースの薄切りを半分に切ってしっかり目に茹でる

しっかり目といってもぱさぱさになるほどではないです。可能な限り油を落とす為のしっかり茹でです。 

②ご飯を炊いて、レタスを千切りにし、プチトマトを半分に切る

③茹で上がった肉を水で冷やし、「白出汁」を2倍に薄めたものに醤油、柚子胡椒、少量のみりんと酢を加えたタレで和える

④ご飯の上にレタスの千切りを乗せ肉をその上に乗せプチトマトを飾る

⑤最後に和えたタレをちょっとかけて完成[ぴかぴか(新しい)] 

最大の難関酸っぱくないポン酢と言うのをどう作るかだったのですがコレはまずポン酢っぽく見えないものにするところからスタートし、お酢の臭いがしないように調整しつつ、軽い酸味がするタレを考えてこんなものを作りました。

想定どうりのものができたもののコレってご飯に合うのだろうかと一瞬悩みましたが

「不味いことないだろう[exclamation]イケルイケル[exclamation×2]」 

と言う何の根拠もない勢いで使ってみたところなんと意外と美味しかったのです(笑)

甘みも酸味もなるべく抑えつつ塩味と出汁の香りにピリッとした柚子胡椒のアクセント。丼物にしないで具だけならばとても美味しいおつまみになりそうなものが出来ました[わーい(嬉しい顔)]

皆様も是非一度お試しくださいませ[ひらめき]

あ、もちろんここでは終わらないですよ(笑)

続いて雑学のコーナーです。

今日の雑学はポン酢と言うものについてです。

そもそもポン酢ってどんな調味料の事なのでしょうか?見た目と味の感じでは出汁割醤油にオスを加えた者っぽいですが

「ポン」ってなんだよ[exclamation&question]

と思ったことありませんか?新庄はあります。

そもそもポン酢って何かと言うと実は、柑橘類の果汁を用いた調味料の総称なのです。

狭い意味合いでは、レモン・ライム・ダイダイ・ユズ・スダチ・カボスなど柑橘類の果汁にお酢、酢酸を加えて味をととのえ保存性を高めたものを指します。酢を加えない柑橘類の果汁を特に生ポン酢と呼び、一般的に販売されている皆がポン酢ポン酢といっているアレはポン酢に醤油を混ぜた「ポン酢醤油」と言うのが正式名称なのです。 

そもそもポン酢とは元々「ポンス」と言う言葉が訛って変換されたもので、その「ポンス」と言う言葉の語源は古いオランダ語のpons に由来しているんだそうです。この「ポンス」と言う言葉は蒸留酒に柑橘類の果汁や砂糖を混ぜたカクテルの一種の事を指しており一般的に日本で言われる「ポンチ」とか「パンチ」というモノを指しています。

そう、ポン酢と言う調味料は全く違うものが日本語として馴染んで命名されちゃったシリーズ一つなのです[バッド(下向き矢印)]

これがだんだんと「柑橘系果実の絞り汁を使った液体」を全て「ポンス」と呼ばれるようになり、19世紀末から20世紀初頭には薬用として「ポンス」や「ポンスシロップ」が売られ「果実酢」の事を「ポンス酢」と呼んでいくうちに「ポン酢」となり、やがてポンスはポン酢と呼ばれるのが普通になったのです。

ちなみにコレと同じ形で命名されたのが「ポンジュース」と言うヤツでコレも「柑橘類の絞り汁」つまり「ポンスジュース」が訛ってできた言葉なんだそうで、新庄実はポンジュースのポンって何よ?という事を調べてついでにこのポン酢の雑学を知りました(笑)

ちなみに今でも「ポンス」なる言葉は日本に残っているのかと調べてみたらこんなものを発見しました[exclamation] 


この商品名に注目、そう、はっきりと書かれていますね「ポンス」と[人影]
 
といってもこの商品を見てもらっても分かるように今世間一般でポン酢と呼んでいるものはほぼ全てが名前の違いはあれど醤油が使ってあるポン酢醤油で、果実の絞り汁の事を「ポンス」と呼ぶことはないです。
 
そんなポン酢ことポン酢醤油って一体どんなものかと言いますと簡単に言うと料理に和えたりかけたりするために調合された味付きポンス酢と呼ぶべきもので、古くは「味付きポンス」とも呼ばれていたそうです。
 
なので当然、柑橘類の絞り汁に醤油を加えた調味料全てをのことで実はこの段階ではお酢も入っておらず、出汁を効かせるという事もされていませんでした。酢や味醂、鰹節や昆布、あるいは魚からとった出汁を加えるのはお店ごとの工夫の一つだったのです。
 
最も今皆がポン酢と呼んでいるものは成分表を見るとわかるように大体上記したもの全てが入っていますので進化しているともいえますが、今回の私の受けたリクエストのように細かい味の調整はしにくいともいえます。
 
そのため新庄家は夫婦そろってあんまり酸っぱいものが得意じゃないのであんまりポン酢買わないで基本レモン汁と醤油とお酢混ぜて作るのです。
 
大体配合比はレモン汁3、醤油3、お酢2をベースに使う料理に合わせて、水入れたり、みりん入れたり、だし汁入れたりなどをして調整します。といってもこのまま作るよりも味の好みの個人差を考えるとごく少量を混ぜてから少しずつ足りないものを混ぜていったほうが良いです[ひらめき]
 
まぁあんまりちゃんと最近は分量計っていないのでこの通りに作ると変な味になるかもしれないと心配しているのが正直なところですが(笑)
 
ちなみにこのポン酢醤油はもともと和食の調味料として醤油と「同様に」幅広い料理に活用できる用にと開発されておりまして、ちり鍋、水炊き、しゃぶしゃぶなどの鍋料理を食べる際と、刺身やたたき、酢の物やあん肝などに紅葉おろしと一緒につかう事から利用され、豆腐料理や焼き魚、蒸し物、などの酸味の適した料理の付けタレ、かけタレとしても用いられるようになりました。
 
実際のところアピールの仕方から考えて、醤油同様と言うよりも「醤油に代わる新調味料」を編み出そうとして作られたようですが、日本の代表的な味でもある醤油に取って代わることまでは出来なかったようですね。
 
そんな野望を抱いて作られたポン酢、最近はジュレタイプのものもあり、醤油とは違う方向で使われることも多くなりましたが醤油の代わりに使えると言うのもあながち誇張表現でもないので今まで醤油で食べていたものを一度ポン酢で食べてみても良いかもしれません[わーい(嬉しい顔)]
 

最後に最近の恒例のアレをやって今日は終わります。 

面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。

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押していただくとランキングが上がり、新庄のテンションとやる気が上がります[exclamation]よろしくお願い致します[exclamation×2]

 

新庄純次でした。   

  

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