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本マグロのみしるし頂戴いたした! [自作料理:焼き物]

マグロ兜.jpg 

皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

さぁ今日はインパクトのある一品で攻めてみましたよ、人によってはグロくも見えるかもしれませんが私ら酒飲み[ビール]大食い[レストラン]からしたらご馳走である事この上なしです[exclamation] 

説明不要ですね?コイツは「本マグロの兜焼き」です。

ただ残念なのは家の調理器具では半分にしないと入らないんですよマグロの頭は……。あんまり長く置いておけるものでもないので売っているのを発見しても半分で諦めるしかなかったのが心残りです[もうやだ~(悲しい顔)]

まぁ妻と二人で食べる訳ですから半分でも充分なんですけどね(笑)またいつか現役の時のように皆で集まって家で宴会することがあればその時こそは「マグロの兜焼き」をドカン[どんっ(衝撃)]と出してサプライズしたいものですねぇ……。

体は元に戻らなくなっても料理作って宴会開いてぐらいはできますからね、コレをとりあえず目先の目標にしたいと思っております[わーい(嬉しい顔)] 

あ、私の事なぞどうでも良いですね、失礼いたしました[たらーっ(汗)] 

作ろうと思う人も少ないかもしれませんが作り方も一応書いておきましょう。

①マグロの兜、頭の部分をしっかりと洗ってから酒をかけ、キツめに塩をすり込む

②大きな鍋を用意して底に鍋より大き目の網を敷いてマグロの兜を乗せる

何を言っているか分からないかもしれませんね[あせあせ(飛び散る汗)]要するに鍋の底とマグロの兜の間にある程度の隙間を作るってことです。

③マグロの兜の上に酒が少しかかる位に酒をいれ、網の下のところまで酒7水3位の割合で入れる

④コレがある程度蒸発するまでマグロの兜を蒸し焼きにする。

⑤表面の色が変わって目が白くなったら一旦火を止めておく

⑥マグロの兜が乗る位のフライパンに油を引いて、蒸しあがったマグロの兜の表面に塩を再び振りながら焼く

⑦完成[ぴかぴか(新しい)] 

中々手間が掛かりますが 味の方は保障します。コイツは間違いなく酒にもご飯にもあう一品です[exclamation×2]

味は基本塩味ですが巨大な頭の中の方には塩味が入りきっていないので分解しながら適宜塩とレモンで味をつけたり醤油をかけながらいただくのがお勧めです[exclamation×2] 

わさび醤油とかおろしポン酢なんかもバッチリ合いますし、タルタルソースなんかも悪くないそうです。

私はやっぱり醤油派ですがね[exclamation] しょうゆ味で食べる「マグロの兜焼き」をつまみにビールを[ビール][ビール][ビール][ビール]といって、箸で取りにくくなってきたら素手で解体して取れた細かくなった身を柚子胡椒で合えたものをつまみに今度は最近はまったジャックダニエルハイボールを飲みました[わーい(嬉しい顔)]

本当はその写真を撮ってオマケにしようと思ったのですが、既に酔っ払っていたのであまりにも余計なものが移っていたので断念しました[もうやだ~(悲しい顔)] 

幾ら大きくても食べにくそうと思う方も居るかもしれませんがコイツはいたってシンプルにある程度までは箸で簡単に身を取ることができます。具体的にはこんな感じ

マグロ兜解体.jpg

簡単そうでしょ?エラのところを持ち上げてバリッとするとこの通り。海外の方なんかだとグロ画像だ[exclamation&question]と言う方も居るかもしれませんが日本人だったら抵抗ないですよねこれ?グロ、と言うか単なるマグロ画像ですからね。

今日の雑学はもちろん兜焼きについてです。

魚の頭を焼いた料理を兜焼きと言いまして、主に鯛やまぐろ、ぶりがよく用いられます。基本的にマグロほど大きな魚でないとカマの部分がついており見たことしかない人が思っているよりも食べるところがあるのです。

魚の頭を「兜」に見立ててこの名で呼ばれるのは説明要らないですね?別にコレは兜みたいにかぶれそうだから、とか、コレをかぶって戦場に出たからとかそんなのではないですよ?あ、知ってる?失礼いたしました[あせあせ(飛び散る汗)]

基本的に食べられるところとしては付け根である骨周り、目の上辺りの額?っていうのかな?のところ頬肉、目玉周り、後は顎下辺りも食べらるところがあります。

鯛とか鰤の兜焼きとなってくると鱗や骨を一緒に食べてしまう恐れもありますが、マグロのものとなると明らかにでかくて固いものがわかるのでそこまで鱗や小骨に悩まされることもありませんし、口に入れたら気付けます。

生ではとても食べられないので最低でも焼くか蒸すか煮るかの調理が絶対に欠かせません。その理由は以前の記事

ぶりかま~以前のとは違うのです~ 

で紹介しているので見てみて下さい[グッド(上向き矢印)] 

ちなみに以前マグロのカマのところを焼いた料理を載せた記事 

コイツは大物だZE☆  

と言うものもあるので良かったら見てあげて下さい(笑)

基本この兜と言う部位はアラとよばれる分類になりますがちょっとその中でも特別な扱いです。

基本的に形が整っておらず食べるところも少ないため、一般的に他の部位よりも安価に販売されるアラは精々が出汁目的であったり、カマのところがちょっと食べれる位のものですが兜は基本煮るか焼くかされます。

縁起物と言うか景気付けと言うか古来はタイトルのように「ガッツリ戦場でみしるし上げたらぁ[exclamation]コイツはそのイメトレだぜヒャハー[exclamation×2]」みたいな感じで食べることもあったとか。

「身代わりにみしるし落とされてくれたこのコイツを美味しく食べてやろう」という事でもあったのかもしれませんね。 

栄養学的な面で言うと旨味成分の出汁が沢山詰まっていますし、マグロは特にDHA(ドコサヘキサエン酸)やコラーゲンが兜に多いという事や肉のような味わいながらもコレステロールが低く、油も不飽和脂肪酸であるとして体にいいとされています。

まぁそんなことより見た目のインパクトがある事が大事な気がしますね。基本的に料理は目で見て楽しめるものの方がいいですからね。

漫画の世界では見てくれがとんでもなくて美味しいものとかもありますが現実ではあんまりそんなもの食べたいと思えないですからね。ナマコとかホヤとか……。 

人によっては魚の頭ももしかしたら気持ち悪いと思う人もいるのかもしれませんが我らオッサン世代にはそう思う人は少ないでしょう。

女性はどうでしょうかね?「キモカワ[exclamation]」とか……はないですね。流石にそこまではないでしょう。まぁそう思ってくれる人も居るかもしれませんが

そんな感じで中々手間は掛かりますが思ったよりも安く変えてしまう魚の兜、是非一度買って調理してみてはいかがでしょうか?

新庄純次でした。 


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