料理(全般)ランキングへ
夏らしい一品しょうゆ味 [つまみ]
先日スーパーでこんなものを見つけて思わず衝動買いしましたまだ六月ですが暑さといい売りに出されている食材といいすっかり夏ですね。
という事で本日御紹介するお料理は貝の串焼き写真のものは皆さんご存知ホタテとニシ貝です。
作り方
①貝から身を取り出す。
(二枚貝は簡単ですね、間に金属のヘラ突っ込んでバールの要領で隙間を空けて包丁で貝柱をどっちか一面切れば開きます、巻貝はちょっと貝の種類によってコツが要るので個別に調べてください)
②串に刺す
③醤油をたらしながら両面じっくりと焼く
④
ニシもホタテも醤油の香ばしさとしょっぱさが追加されて堪りませんご飯はもちろん、ビールにも日本酒にも焼酎にもどうぞ
ニシ貝知らない人も多いかもしれませんので今日はその雑学ですがその前にちょっとだけホタテにまつわる私の面白体験談を(笑)
大学生のある夏の日の事です。とある人の家でご飯を作る約束をしていた時に、たまたまホタテ貝が貝ごと売っていたのでこれは目立つだろうと思って購入、友人宅に行くとその友人とこんな会話をしました。
「うわー丸ごと?丸ごとなんて売ってるんだすごいー、これか高かったでしょ?こんなに買ってきて大丈夫?」
「あぁそんなでもなかったよ。たまには豪勢にやりたいしこのぐらいは許容範囲っしょ」
「えーほんとう?じゃあさ中にある真珠私がもらって良い」
「え?」
「え?」
そう、このとある人ホタテから真珠が取れると思っていたんですね。一体どこから帆立貝と阿古屋貝とが混ざったのか知りませんが残念な子ですね。まぁ阿古屋貝も食べられるっちゃ食べられるんですが帆立と同じとは普通思いませんよね?
はいいう事で本題のニシ貝の話に入っていきます、あんまり面白くなくてすみません。その宴会の席では受けたんですけどいないと微妙な話しですね
このニシ貝、正式名称は「赤螺」と書いてアカニシとも言います。殻の内側が赤くなることからその名で呼ばれるようになったのが始まりの巻貝の一種です。
私は幼い頃千葉の漁師町と縁が深く、そこで良くご馳走になった思い出の品なのでそんなに珍しいものと思っていなかったのですが結構珍しいようですねコレ。
同じ巻貝なんで味も食感も風味もサザエに似ていますがこちらの方が身が柔らかく、サザエのコリコリした食感よりもアワビのグニグニした食感に近く締まった身に歯ごたえ、磯の香りがなんとも言えませんテンションはこんな感じです
主に愛知県の三河地方や瀬戸内海、そして千葉の東京湾沿い、後は九州の有明海などでは結構有名な食材で人気も高いのですがそれ以外では恐ろしくマイナーな貝で魚屋でもすし屋でもあんまり見ません。
食べ方は生のまま刺身が一番旨い、と言われていますが私オススメは写真みたいに醤油で焼き上げたものです。正しいこいつの取り出し方かどうか知りませんが一回軽く茹でて手前のみに金属の串を差し込んで貝に沿って回転させながら身を取り出す方法を私は教わりました。
ちなみに2個失敗して後は殻をハンマーで割って中身を取り出しました。慣れとセンスがないと出来ないのです。特に「まがり」と言う部分まで取ろうとしたら……
あ、後は煮物とかおでんの具としても私の親戚のところでは人気です。
そして調べて知ったのですが缶詰やパックで販売されている「サザエのつぼ焼き」の中身にアカニシが使われていて、アワビとロコ貝の見たいな関係で販売されている事もあるそうです食べ比べたら全然違うんですけどねどっちも食べたことない人にはわからないかもしれませんね
どっちも美味しいことには変わりないのですがどうせならサザエはサザエ、ニシはニシとして楽しみたいものです。
それでは新庄純次でした。
人気ブログランキングへ
コメント 0