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コイツはシシャモ何かじゃない!皆騙されているんだ!! [自作料理:揚げ物]

フライ盛り.jpg 

皆様こんにちは[exclamation×2] 

新庄でございます。

今日のタイトルはちょっと意味深につけてみました(笑)

もっとも料理自体は恒例のと言うか新庄家のスタンダードとも言える揚げ物フライの盛り合わせでございますが[あせあせ(飛び散る汗)]

トップの写真から分かるのはえびぐらいだと思いますので一応何のフライかをご説明しますと

かき.jpg

これが牡蠣フライで

ししゃも.jpg

これがシシャモフライです[exclamation]

海老、牡蠣、柳葉魚と三点揃った「魚介のミックスフライ」と言ったところでしょうか[わーい(嬉しい顔)]

たまにはこういうのもいいですよね?野菜はキャベツと味噌汁からとったらいいのです(笑)

今回は作り方を省きます。なんせ小麦粉つけて、卵つけて、パン粉つけてあげるだけですからね。

あ、牡蠣はもちろん火が入り過ぎないようにちゃんと衣を二度付けして揚げておりますよ[わーい(嬉しい顔)]

シシャモのフライは嫁が言うにはあんまりやらないそうですね[たらーっ(汗)] 

火の通りも早くて簡単で美味しいのですけどね……醤油をかけてお酒のつまみ[ビール]としてが新庄のイチオシの食べ方ですので是非是非皆様やってみて下さい[ぴかぴか(新しい)]

という所で雑学に入っていきます[exclamation]今日の雑学はもちろんタイトルからいきなり疑惑をかけられたシシャモさんについてです[ひらめき]

シシャモはさっきちょっとフライングで書いちゃいましたが感じで書くと柳葉魚と書きまして、なんだか雅やかなイメージのお魚さんです。

この名前は漢字を見て分かるとおり純粋な日本語でつけられたものではなく

「アイヌ語」

が訛ってつけられた名称です。

英語とかの外国語ベースの外来語だと思ったでしょ[人影]

ある意味とっても日本語であるとも言えますね。

元々アイヌの言葉では「スサム」とこの魚は呼ばれておりまして、柳を意味する「スス」と

発破……ではなかった[あせあせ(飛び散る汗)]葉っぱを意味するハムと言う言葉を合わせてそう呼ばれたといわれる話しが一番メジャーなお話しです。

言い方に含みがあるように感じるでしょう?

そう、含みを持たせたのです(笑)

シシャモと言うのがアイヌ語が訛ってつけられているという所はほぼ確実だそうですがその名称に関するアイヌ民族の伝説は実は複数の種類があり名称の由来が諸説あるのですシシャモ[ふらふら]

例えばアイヌの神様が食べ物に困っていた人間達に食糧を与えようとして、柳の葉を川に流したところ魚になったという話。

神の木である柳の葉が水に落ちて朽ちるのを哀れんだ神が魚に変えたという話。

飢えに苦しんでいたアイヌ人が祈りを捧げたところ、柳の葉が川に次々と落ちて泳ぎ回りそれがシシャモになったという話。

などがベースになって「柳の葉」を意味するスサムといわれるというのがメジャーですが 

「巫・神・川」を意味するトゥスランペツが、シュシュランペツに訛り、シュシュランがススハムとなっていると言う説や、見た目そのまま「美しい」という意味を持つシサクと言う言葉が訛った説

そして当ブログで何度か紹介した外国人とのやり取りでおなじみの

「分かる単語を拾って聞いた見たところ、固有名詞だと思ったら全く違う言葉をそう勘違いしちゃったかもしれない」

と言う減少の可能性もある日本人、アイヌ人の事ではなく本土から来た人を意味する「シサム」が基になっている説なんかがあります。

そんな名前に諸説あるシシャモさんなのですが……今回写真に載せたシシャモさんやスーパーで売られているシシャモさんとは全くの別人、別魚です。

「な…何を言っているのかわからねーと思うがry」

と言うヤツでしょ[exclamation&question]でも実はシシャモと言う魚は世界中でも北海道の太平洋沿岸の一部でしか獲れないとても珍しい魚なのです。

じゃあ皆がシシャモ、シシャモといっているあいつは何なのかと言いますとキュウリウオと呼ばれる魚かカラフトシシャモと呼ばれる別の種類の魚です。

カラフトシシャモなんかシシャモと言う名前のクセにキュウリウオ目キュウリウオ科のカラフトシシャモ属魚と言うシシャモ詐欺なヤツです。

シシャモさんはシシャモ属と呼ばれる魚で確かに比べてみると違う魚である事が分かります[たらーっ(汗)]

並べてみるとこんな感じ

 


まぁ見た目ではちょっとと言う感じだと思いますが注目して欲しいのはお値段[exclamation×2]
 
上の所謂シシャモ本人、本魚?が30匹でこのお値段。
 
下のそっくりさんが60匹でこのお値段とその価格約8倍の違いです[exclamation&question]
 
上のシシャモさんの名前を見ていただくと分かるように本来のシシャモと呼ばれた魚は「鵡川ししゃも
」 と今では呼ばれる北海道勇払郡むかわ町の名物です。
 
10-11月の漁期には地元ではなんと刺身や寿司ネタにもされることもあるので興味を持った方がいましたら是非一度は本物のシシャモさんをご賞味くださいませ[わーい(嬉しい顔)]
 

最後に最近の恒例のアレをやって終わります。 

面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。

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押していただくとランキングが上がり、新庄のテンションとやる気が上がります[exclamation]よろしくお願い致します[exclamation×2]

 

新庄純次でした。   

    
 
 

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馬爺

 シシャモは大好きなんですが本物はやはり高いですね。
偽シシャモと昔食べていたものとでは味が違いますので最近は食べていません。
たまに樺太産てのが出るんですがこれは24匹で3000円ぐらいでしたね。
by 馬爺 (2015-11-06 18:36) 

koumuten

>馬爺様
そうなんですよね、高いものがいいものとは限らないけどいいものはすべからく高い。美味しいものを食べるのには苦労しますね。
by koumuten (2015-11-07 13:05) 

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