皆様こんにちは
新庄でございます。
本日は新庄得意のなんちゃって料理、またはアレっぽい料理をご紹介します(笑)
タイトルで何の料理のなんちゃってなのか分かった人は中々の日本語と料理の両方に詳しいお方だと誇って下さい
けっっっっして「お、俺の思考は新庄と同じってことなのかジーザス」と落ち込んではいけませんよ?
でお前が何言っているのか分からんと言う人の方が多いと思うのでご説明させていただくとコレは
「油淋鶏」 と言う料理のアレンジと言うかなんちゃって料理です。
ちなみにこの漢字は「ユーリンチー」と読みます色々とご説明することがあるのですがとりあえず
まずは作り方をご紹介します
①鳥腿肉をちょっと大きめに切って天麩羅にする
今回はユーリンチーそのものではなくてあくまで「もどき」とか「なんちゃって」なんでとりあえず異論はあると思いますが小麦粉つけて衣を着けて鳥モモ肉の天麩羅を作って下さい
②レタスとサニーレタスを千切り。きゅうりをスライス。ネギをみじん切りにする
③酢、白出汁、醤油、レモン汁、柚子胡椒、ごま油を混ぜてタレを作る
きもちしょっぱめの酸味控えめ柑橘の香りがあるポン酢を意識してくれたら良いです
④ネギ以外の野菜を皿に盛り、鳥のてんぷらを乗せねぎを乗せ、タレをかける
⑤お好みで七味や一味唐辛子をかけて完成
コイツも酒のつまみにバッチリですもちろんご飯のおかずにも最高で辛味と酸味が食欲をそそり、白米を消費させるましょうの一品です(笑)
市販のソースでこんなものもあります
しかしやはりタレから作ったほうがおすすめです。これが既に完成しているソースなので手を加えるとなると逆にへんな味になってしまうのでコレをもし買うならばコレのままお使いいただいたほうが良いと思います。
まぁこんなソースを買うぐらいユーリンチーがお好きならばタレも自作していそうな気がしますけどね
さて、そんな感じで「油淋鶏」ユーリンチーについての雑学に入っていきたいと思います
この料理は名前の漢字から分かるように中華料理でございまして、中華料理が苦手な新庄が苦肉の策として生み出したのが今回御紹介したなんちゃってユーリンチーです。
いつかちゃんとしたものを作ってご紹介致します
本家「油淋鶏」は実はあまり日本ではお目にかかることが無く、中華料理屋さんで見かけるものも、鶏のから揚げに、刻んだ長ネギを載せて、甘い酢醤油のタレをかけた料理である事が多く、殆どの人がコレを想像すると思います。
日本ではこうした「骨なし・衣付き・一口サイズ」のモノが一般的ですが、本場中国の油淋鶏は「骨付き・衣なし・部位ごと」の店の方が多いです。
当然衣の有無で食感がかなり違いますし、実はその鳥肉自体の調理方法も唐揚げとは違うのです。
「油淋鶏」とは「油淋」つまり少量の油を滴らせて作る「鶏」料理であり、ディーフライと言う調理法で作る唐揚げとは調理の分類が違うのです。
「淋」と言う文字は「さびしい」と言う文字に使われるように少ないと言う意味と「淋雨(りんう)」や「淋漓(りんり)」 などのように液体が滴り落ちると言う意味を持った漢字です。
その為、「油淋」と言う調理方法は、とは熱した少ない油を肉に何度も掬ってはかけ、掬ってはかけを繰り返しながら揚げる調理法の事を指しており、油と言うものが高価だった時代から行われていたとても歴史ある調理法の事です。
もちろんこの「油淋」と言う調理法で同じ鳥の鳩を使った「油淋乳鴿」豚を使った「油淋豚」なる料理も存在はします。
この「油淋」と言う調理をされた「鶏」で「油淋鶏」と言う料理になるわけですので、本来この調理法ではない唐揚げが使われていたり、新庄のやったてんぷらやフリッターが使われているものはもちろん、大量の油にぶち込んであげるディープフライの調理法は全て本来の「油淋鶏」ではないのです。
なのでここからは区別するためにカタカナで「ユーリンチー」と表記します。
本家の料理方法から離れユーリンチーとなりますと酸味の利いた醤油ベースのタレとネギなどがかかっているのが特徴である料理です。
油を使った料理であるにも拘らず上にのったソースと生のネギ(一般的には長ネギが使われます) が薬味となり比較的あっさりとした感じで頂ける中華料理です。
本場では衣をまとわない素揚げの状態のものや敢えて衣をはがして使うところ、殆どの場合生野菜が一緒に提供されることが多いので、そのサッパリ具合は他の油に拘ることの多い中華料理と比べても高いです。
しかし肉と油を使った料理である事に違いは無く、かなり胃に溜まり、満腹感を得ることの出来る料理でありますし、酸味を利かせた甘辛醤油タレのおかげで意外と冷めても美味しくいただけます。
あまり知名度は高くはないですがお勧めですので、是非一度先ずは新庄おすすめユーリンチーモドキを作って味わってみて下さい
最後に最近の恒例のアレをやって今日は終わります。
面白かった、これからも精進せよ、雑学ためになりました。
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そして、なんと皆様の応援もあり只今、こちらの人気ブログランキング様の料理(全般)ランキングで5位をキープさせていただいております これからもよろしくお願い致します。
新庄純次でした。
2015-09-25 14:12
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