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イギリスの料理がまずいなんて迷信です。 [自作料理:揚げ物]

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皆様こんにちは[exclamation×2]

新庄でございます。

突然ですがイギリスの料理はマズイ、と聞いたことがありませんか?まぁイタリアンやフレンチはもちろん、ドイツやベルギー料理のお店はあるのにイギリス料理のお店ってあんまり聞きませんからそう思われることもあるとは思います。

しかし全部が全部そんな訳でもないのです[exclamation]クッキーとかスコーンも充分美味しいですし、何より今日の写真のコレが新庄イチオシのイギリス料理です。

最近では知ってる人も多いと思いますがコイツが噂の「フィッシュアンドチップス」略して「F&C」と呼ばれるものです[exclamation×2]

作り方は

①山盛りにするつもりでフライドポテトを揚げる

②白身の魚を大き目のサクに切り出してしっかり表面に小麦粉をつける

③小麦粉、卵、水、ビール、お酢、重曹を混ぜて固めの衣を作る

ホットケーキ焼くぐらいの固さに作りましょう。サクサクを超えてガチガチザクザクの衣こそがこの料理の売りだと私は思います。 

④小麦をつけた白身魚を衣を付けて揚げる

⑤大き目の皿に油を吸うような紙をしく

⑥その皿の上に大量のフライドポテトと巨大な白身魚のフリッターを乗せ完成[ぴかぴか(新しい)] 

味付けはしません。出来上がったものにお好みの調味料をつけた上でお召し上がり下さい。新庄お勧めは刻んだピクルスソースとケチャップですが、タルタルソースや塩とレモンで食べるというのもいいです[exclamation]

伝統的なコイツの味付けは塩とお酢でいただくのですが日本のお酢だとちょっとねぇ……[たらーっ(汗)]カナダでよく食べていたときはタルタルソースかオニオンビネーガーと塩でモリモリ食っていましたが日本に帰ってきてからはなんか色々使って食べていますね[グッド(上向き矢印)]

醤油とかソースでも試してみましたがちょっと違ったかな、エビチリ作って余ったチリソースはイイ感じでしたがわざわざ作るのはちょっと日本の何でもかけて食べてみる文化万歳です(笑) 

まぁ一応こんなものも売っていますが 


コレは新庄的には作り直して来い[パンチ][パンチ][パンチ][パンチ][パンチ][パンチ][パンチ][パンチ][パンチ][パンチ][パンチ][むかっ(怒り)]って感じです。
 
なぜならまず小さい[exclamation]普通の人からしたら大きめなのかもしれませんが新庄がカナダで良く食べていたものと比べると圧倒的に小さい[exclamation×2] 最低でも揚げる白身魚のサクは長さ20センチは欲しいです。一杯揚げればいいというものではないのです[exclamation]見た目のインパクトでまず楽しむのも重要です[exclamation×2]
 
味もちょっと違うかなぁ[ふらふら]なんというか日本人向けすぎてただのフリッターと天ぷらの中間みたいになってるものが多い中では紹介した商品はマシな方ですがやはり向こうで食べたものとは違いますね。
  
むしろ多分普通の日本人には紹介した商品の方が丁度いい大きさで味も美味しいかも……。本場の味に拘るよりも美味しい物がいいと言う方は一度購入を検討してみて下さい。
 
さてこんなに散々書いてきた後でなんなのですが雑学はもちろんフィッシュアンドチップスについてです。 
 
しかしここまで長々書いてしまったのであんまり雑学が乗せられないという大惨事に[バッド(下向き矢印)] なので今日は触りだけにしておきます。
 
先ずはフィッシュ・アンド・チップスの意味から説明しますと英語でチップスというのはフライドポテトの事を指しているので、フリッターとフライドポテトの盛り合わせと思ってくれたらいいです。
 
イギリスを代表する料理の一つで大衆料理でもありファーストフードでもあります。特に発祥の国とされるイギリスではファーストフードとして親しまれ、長い歴史があります。
 
バッタードフィッシュと呼ばれる場合もあり、この場合の意味としては「衣をつけた魚」と言ったところです。バッターがなんとも表現しにくいのですがアメリカンドックの外側の記事といえば伝わるでしょうか?天ぷらやフリッターの衣なんかも今ではバッターというのですが厳密にはちょっと違って日本語ではうまく表現できません[あせあせ(飛び散る汗)]
 
日本語では「魚のフライとじゃがいものから揚げ」と表記されて戦後日本にも昔一度入ってきたそうですがあんまり広がらなかったようですね
 
コレの歴史はそんなに古くないです。この魚の揚げ物の販売業は1840年代のロンドンのソーホーと言う日本で言う新宿みたいな地区で売られ始めたとされており、ベルギーから入ったチップスとよばれるフライドポテトの販売業はランカシャーなどの所謂工業地帯で流行りました。
 
「フィッシュアンドチップス」として一緒に販売される形態が普及するのはそれから約20年後の1860年代以降で、産業革命により急速に整備された鉄道輸送によりモノのやり取りの高速化と頻度の上昇に伴う人の行き来で生まれたといわれています。
 
フィッシュアンドチップスは元々サイドメニュー的な扱いでヴィクトリア朝期に多数存在したホットパイショップという日本で言うその場でも食べられるパン屋さんみたいなお店が始めたそうです。
 
しかし次第にこのホットパイショップでメインの商品のパイよりも魚の揚げ物とフライドポテトが人気となり、フィッシュアンドチップスが中心になったと言います
 
その頃から魚の揚げ物とフライドポテト、つまりバッタードフィッシュとチップスを提供する店は「フィッシュアンドチップス」と呼ばれ、そこで出される料理そのものを注文する時に「フィッシュアンドチップス」と、店と同じ名前で呼んだのがフィッシュアンドチップスと言う料理の始まりです
 
ちなみに記録に残る最古のフィッシュアンドチップス店はロンドンのジョセフ・ジョースタージョセフ・マリンと言う方が開いたお店で、名前がずばり「フィッシュ・アンド・チップス」と言うお店です。
 
とまぁ、本日はサワリ何でこんなところですね[人影]
 
実は家では結構な頻度で作っているのでまたご紹介する機会もあると思いますので気になった方は続きを楽しみにしていてください[わーい(嬉しい顔)] 
 
新庄純次でした。 

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