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シーザーと言ったらシャボン玉をイメージしてしまう私 [自作料理:サラダ]

しざー.jpg

皆様こんにちは[exclamation×2] 

新庄でございます。

さて今日もサラダをご紹介してみました。特に名称はありません、タイトルのせいもあって、ぱっと見シーザーサラダっぽいですが別にレタスにオリーブと粉チーズをかけただけです。ドレッシングはシーザードレッシングですけどそれだけと言った感じです。

作り方は

①レタスを千切って皿に盛る

②ブラックオリーブを輪切りにしてレタスに乗せる

③シーザードレッシングをかけて粉チーズを振る

④完成[ぴかぴか(新しい)] 

と、超簡単。まぁサラダですからね、こんなものでしょう。昨日紹介していたベーコンビッツがあれば確実に使ったのですがないんですよねぇ、明日あたり来ると思うのですがなんとも……。

緑に白黒と乗っているこの取り合わせはそれだけで結構見た目綺麗ですからね、これで良いと言えば良いのですが味を考えるともう少し塩味の効いたものとかが欲しいですね。

まぁそんな訳で反省点は多いものの、家で作って食べるものなんでこんなもんでしょう[exclamation]という事にしておきまして、今日の雑学に入りたいと思います。

今日はシーザーサラダについての雑学です。 

シーザーサラダの定義は、最低4つのものが使われているとそう呼ばれます。

①ロメインレタスを主体にしたもの。

②シーザードレッシングを使う。

③削りおろしたパルメザンチーズが使ってある

④クルトンが使ってある。

このポイントを抑えていればそのサラダは基本的にシーザーサラダを名乗れます。使ってあるモノを見るとイタリア料理っぽくも見えますし、名称からはローマの料理っぽくも聞こえたりしますがこれ、アメリカの料理です。

この料理の歴史の始まりは1924年(関東大震災があったぐらい)アメリカとメキシコの国境にある町・ティフアナと言うところにあるレストラン、「シーザーズ・プレイス」のオーナーであったイタリア系移民の料理人シーザー・チェザーレ・カルディーニによって作られました。

作ったというか、7月4日(アメリカ独立記念日)の夜に予想以上の客入りでどんどんなくなってしまった材料で何とか料理を出そうとして、手元に残っていたありあわせの材料でこのサラダを作ったんだそうです[あせあせ(飛び散る汗)]

なので、良く誤解されている事もあるローマの「ブルータス、おまえもか」で有名なジュリアス・シーザーの好物であったから、というのは誰かが言い出した都市伝説です[ふらふら]

これいまだに料理雑誌などでたまに見ますが実際にはジュリアス・シーザーとの関連は全くなく、先程出てきた「シーザープレイス」の看板サラダだったからとか、シーザーさんが作ったからそう呼ばれています。もちろんシャボンランチャーを使う波紋の戦士シーザー・A・ツェペリも関係ありません[バッド(下向き矢印)]

このシーザーサラダに欠かせないドレッシングはニンニク、塩、コショウ、レモン汁、アンチョビ、オリーブオイルで作りますが元のレシピにはアンチョビは含まれていなかったそうで、初期のシーザーサラダのドレッシングには軽く火を通した卵、コドルド・エッグというモノが使われていて、今でも温泉卵とか卵の黄身が入ってるシーザーサラダはその名残りを受け継いでいるからなんだそうです。

ドレッシングにウスターソースを入れることも多いのですが、本来のシーザーサラダのドレッシングにウスターソースはレシピに記載はないもののコレほど入れるという事が浸透しているので隠し味とかで入っていたかも知れないですね。

ちなみに開発者のシーザーさんはレシピを残していないので、「シーザープレイス」の何代目が残したレシピという事なので本当に当時のドレッシングを再現で知るかと言うと不明、って感じらしいですが[あせあせ(飛び散る汗)] 

使われていたチーズも違ってヴァッキーノ・ロマーノと言う種類のロマーノチーズが使われていたそうなのですが、このロマーノチーズは非常に塩味と癖の強い物なので、度数の高いお酒をあおりながらとかなら良いのですがあんまり口に合わなかった人がいたのでしょうね。今ではもっぱらパルメザンチーズです。

なんで度数の高いお酒をあおるのが前提なのかと言うと、この当時のアメリカでは禁酒法が施行されていて国境線上直ぐにあるメキシコにあるティフアナと言う街は、ハリウッドなどで働くアメリカ人たちが酒を飲める歓楽街として賑わっていたからです。この頃はとくにギャングが仕切る時代ですね、アルカポネとかマシンガンケリーとか夜王とか夜の帝王と呼ばれる人がいた時代でもあります。 

最初は特に名称のなかった有り合わせで作られたこのサラダはいつのまにやら「シーザーサラダ」として評判となり、ティフアナに来る一般労働者達だけではなく、ハリウッドの芸能関係者たちがコレを知りお店に来て「シーザーサラダ」を食べて本国に伝え、と爆発的に広まったそうです。

今では結構バリエーションと言うかトッピングが多いし、ロメインレタスを使っていなかったりクルトンも入っていない「シーザーサラダもどき」とか「なんちゃってシーザーサラダ 」もかなりありますが美味しかったらいいですね。

ちなみに新庄がやるときはクルトンの代わりにベーコンビッツとフライドオニオンなんかが混ざった昨日紹介したアレを使います。 ドレッシング作るときもニンニクは入れませんし、生クリームをちょっと入れます。色々と自分に合うように代えて作れば簡単なサラダといえども種類も豊富で味も多様に楽しむことが出来るので皆様もお試しください。

新庄純次でした。


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