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たまにはさっぱり系も作ります。 [自作料理:サラダ]
皆様こんにちは
新庄でございます。
最近ブログを見てくださっている友人からいろいろと意見を言ってもらうことがあるのですが先日はっとさせられる一言を頂きました。
「いつも美味しそうでいいと思うんだけど毎日そんな料理ばっか食ってんの?体重気にしてるならもっとさっぱり系も食べたほうがいいよw」
衝撃でしたね。ええ、衝撃でした。大事な事なので……コレ前にやった気がしますね(笑)本当のところは毎日こってりしたものを食べているわけではないのですよ。そばの日もあれば、焼き魚と味噌汁とかそんな日もあるのですがね。
あんまり見栄えしないかなぁと思いまして乗っけてなかったんですよねという事で今回は見栄えも良くてさっぱり系をテーマに一品作ってみました
という事で本日ご紹介する料理はコチラ
サーモンマリネです。たまねぎがないのが当家の特徴です。嫁が嫌いなのでお客様向けに作るときはちゃんと乗っけますけどね
作り方は簡単
①魚を切る、スーパーとかで切れてるやつを買ってくるのでもいいです。
②酢、レモン汁、塩、白ワインで作った漬け汁に切った魚を漬けて暫く置く。
③レタス、きゅうり、たまねぎを切って皿に盛る
④野菜を盛った上に魚を盛る
完成
サラダの具としてこんな感じで食べるので当家は野菜8マリネ2ぐらいですがマリネだけを酒のつまみに塩味を効かせて作ると言うのもいいです。マヨネーズは色が汚かったので急遽かけました(笑)
マリネという料理の定義は肉・魚・野菜等を酢やレモン汁などの酸味の利いた漬け汁に浸す調理法、またその料理そのもののことで、発酵させない浅漬けみたいなものと思ってもらったらいいかと思います。
なので定義を考えたら日本の南蛮漬けやスペイン料理のエスカベチェなんかもマリネです。風味を良くするためにオリーブオイルや香草、スパイスを加えることが「一般的にマリネと言われて思い浮かべるもの」にも多く、アレンジも相当な数あります。以前食べたやつは醤油を使っていました。
日本で「マリネ」と言うと多くの場合料理名ですが、この料理が生まれたフランスではどちらかと言うと多くの場合調理法を指します。呼び名も「マリナード」とちょっと変わるのですが実質同じものです。
コレはマリネという言葉が「マリネという下拵えをする」という動詞でなのでこれを過去分詞、または形容詞の形にした、「マリネという下拵えをした」「マリネという下拵えの」という意味になるからです。
そもそもマリネって単語は何ぞやと言うと語源はマリン、海ですね。元々は保存のために海水に漬けていたものがこの料理のベースにあります。
昔の保存食と言えばほぼ二択、つまり「乾燥させるか」「塩付けにするか」という方法しかなかったので海水を使って塩付けにした漁師の保存食がこの料理の基だと言われています。当然漁師のものなので当時の主だった「マリネされた」ものは魚だったのでしょうね。
いつから酸味を利かせて食べるようになったのかと言うのは定かではありませんが、もともと酢にはその代表的な働きとして、防腐・抗菌効果があり、食べ物を痛みにくくする効果がありますので、もっと長持ちさせる、あるいは広まっていた殺菌効果を狙って混ぜるようになったと言われています。
紀元前4世紀には、ヒポクラテスという人がブドウから作った酢の抗菌作用に注目し、治療に酢を用いたと言われていますから結構早い段階で塩水に酢が入って「マリネされていた」と思われます。
本格的に料理として変わるのは14世紀(日本は室町、ヨーロッパでは百年戦争が始まるの時代)ごろのヨーロッパ。野菜と油をよく混ぜ、酢と塩をかけて食べるというサラダが考案され、野菜を美味しく食べれるならと似た様な材料を使うマリネも美味しい料理になるんじゃないかと始まったようです。
今ではマリネと一口に言っても大きく分けて3つの調理法法があります。
①非加熱マリネ
マリネの材料を加熱しないで漬け込む。あるいは加熱せずに食材を漬け汁に漬け込み、そのまま漬け込んだものを漬け汁ごと食べる。
当家で作るのはコレです。一般的にコレが多いかもしれませんね、魚も野菜も漬け汁で漬けてそれを一緒に食べるやつや、魚だけがお皿に乗っているのはコレです。前者の場合、漬物と刺身を同時に食べてるのに近いかもしれません。……違うかもしれません。(笑)
②加熱マリネ
マリネの材料を加熱し冷ましてから食材を漬け込む。
比較的肉などの風味をよくしたり、味にアクセントをつけるために使われることが多いですが、肉のマリネ自体が日本に少なく馴染みがないかもしれませんね後は小魚などを揚げて、たまねぎと一緒に漬け汁につけたりするのもこの方法。
③即席マリネ
漬け込むというより振り掛けて風味付けをする。
最早ドレッシングじゃないかと言うところのこの方法。グリルの前の下拵えとしてや、薄く切った魚など小さい材料は漬け時間が早いのだからいっそのことぶっ掛けてくってもたいした違いはねぇと言う理論で行われます。
さて、大分コレを読んだ方はマリネに詳しくなりましたね。14世紀と言う何百年も前の人が簡単に出来る美味しい料理と言い切ったこの料理現代人の私達がやって出来ない事はありません是非挑戦してみてください。
ちなみにお酢すめ、もといオススメは鰯などの小魚とたまねぎで作る方法です。鰯の油の乗り具合と相性がいいのと鰯が安いのそれから漬け時間が短いのが理由として挙げられます。
大きいな魚も結局切り身にするので、骨取ったりなんだりの時間でかかる時間はあんまり変わらないのですがね(笑)
それでは新庄純次でした。
新庄でございます。
最近ブログを見てくださっている友人からいろいろと意見を言ってもらうことがあるのですが先日はっとさせられる一言を頂きました。
「いつも美味しそうでいいと思うんだけど毎日そんな料理ばっか食ってんの?体重気にしてるならもっとさっぱり系も食べたほうがいいよw」
衝撃でしたね。ええ、衝撃でした。大事な事なので……コレ前にやった気がしますね(笑)本当のところは毎日こってりしたものを食べているわけではないのですよ。そばの日もあれば、焼き魚と味噌汁とかそんな日もあるのですがね。
あんまり見栄えしないかなぁと思いまして乗っけてなかったんですよねという事で今回は見栄えも良くてさっぱり系をテーマに一品作ってみました
という事で本日ご紹介する料理はコチラ
サーモンマリネです。たまねぎがないのが当家の特徴です。嫁が嫌いなのでお客様向けに作るときはちゃんと乗っけますけどね
作り方は簡単
①魚を切る、スーパーとかで切れてるやつを買ってくるのでもいいです。
②酢、レモン汁、塩、白ワインで作った漬け汁に切った魚を漬けて暫く置く。
③レタス、きゅうり、たまねぎを切って皿に盛る
④野菜を盛った上に魚を盛る
完成
サラダの具としてこんな感じで食べるので当家は野菜8マリネ2ぐらいですがマリネだけを酒のつまみに塩味を効かせて作ると言うのもいいです。マヨネーズは色が汚かったので急遽かけました(笑)
マリネという料理の定義は肉・魚・野菜等を酢やレモン汁などの酸味の利いた漬け汁に浸す調理法、またその料理そのもののことで、発酵させない浅漬けみたいなものと思ってもらったらいいかと思います。
なので定義を考えたら日本の南蛮漬けやスペイン料理のエスカベチェなんかもマリネです。風味を良くするためにオリーブオイルや香草、スパイスを加えることが「一般的にマリネと言われて思い浮かべるもの」にも多く、アレンジも相当な数あります。以前食べたやつは醤油を使っていました。
日本で「マリネ」と言うと多くの場合料理名ですが、この料理が生まれたフランスではどちらかと言うと多くの場合調理法を指します。呼び名も「マリナード」とちょっと変わるのですが実質同じものです。
コレはマリネという言葉が「マリネという下拵えをする」という動詞でなのでこれを過去分詞、または形容詞の形にした、「マリネという下拵えをした」「マリネという下拵えの」という意味になるからです。
そもそもマリネって単語は何ぞやと言うと語源はマリン、海ですね。元々は保存のために海水に漬けていたものがこの料理のベースにあります。
昔の保存食と言えばほぼ二択、つまり「乾燥させるか」「塩付けにするか」という方法しかなかったので海水を使って塩付けにした漁師の保存食がこの料理の基だと言われています。当然漁師のものなので当時の主だった「マリネされた」ものは魚だったのでしょうね。
いつから酸味を利かせて食べるようになったのかと言うのは定かではありませんが、もともと酢にはその代表的な働きとして、防腐・抗菌効果があり、食べ物を痛みにくくする効果がありますので、もっと長持ちさせる、あるいは広まっていた殺菌効果を狙って混ぜるようになったと言われています。
紀元前4世紀には、ヒポクラテスという人がブドウから作った酢の抗菌作用に注目し、治療に酢を用いたと言われていますから結構早い段階で塩水に酢が入って「マリネされていた」と思われます。
本格的に料理として変わるのは14世紀(日本は室町、ヨーロッパでは百年戦争が始まるの時代)ごろのヨーロッパ。野菜と油をよく混ぜ、酢と塩をかけて食べるというサラダが考案され、野菜を美味しく食べれるならと似た様な材料を使うマリネも美味しい料理になるんじゃないかと始まったようです。
今ではマリネと一口に言っても大きく分けて3つの調理法法があります。
①非加熱マリネ
マリネの材料を加熱しないで漬け込む。あるいは加熱せずに食材を漬け汁に漬け込み、そのまま漬け込んだものを漬け汁ごと食べる。
当家で作るのはコレです。一般的にコレが多いかもしれませんね、魚も野菜も漬け汁で漬けてそれを一緒に食べるやつや、魚だけがお皿に乗っているのはコレです。前者の場合、漬物と刺身を同時に食べてるのに近いかもしれません。……違うかもしれません。(笑)
②加熱マリネ
マリネの材料を加熱し冷ましてから食材を漬け込む。
比較的肉などの風味をよくしたり、味にアクセントをつけるために使われることが多いですが、肉のマリネ自体が日本に少なく馴染みがないかもしれませんね後は小魚などを揚げて、たまねぎと一緒に漬け汁につけたりするのもこの方法。
③即席マリネ
漬け込むというより振り掛けて風味付けをする。
最早ドレッシングじゃないかと言うところのこの方法。グリルの前の下拵えとしてや、薄く切った魚など小さい材料は漬け時間が早いのだからいっそのことぶっ掛けてくってもたいした違いはねぇと言う理論で行われます。
さて、大分コレを読んだ方はマリネに詳しくなりましたね。14世紀と言う何百年も前の人が簡単に出来る美味しい料理と言い切ったこの料理現代人の私達がやって出来ない事はありません是非挑戦してみてください。
ちなみにお酢すめ、もといオススメは鰯などの小魚とたまねぎで作る方法です。鰯の油の乗り具合と相性がいいのと鰯が安いのそれから漬け時間が短いのが理由として挙げられます。
大きいな魚も結局切り身にするので、骨取ったりなんだりの時間でかかる時間はあんまり変わらないのですがね(笑)
それでは新庄純次でした。
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